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記事一覧

ピタヤ=自然派志向の美容果実=美肌・染み予防にお勧め

健康広場 6月15日(水)  もし日本映画をいくつか紹介しろと言われたら、五社英雄監督の「薄化粧」(一九八五年)を挙げるかもしれない。  舞台は、昭和二〇年代後半の日本。脱走中の殺人犯(緒形拳)が素性を隠して飯場を渡り歩き、流浪の末に薄幸の女(藤真利子)と出会う。真実を明かせない男と、心に傷を持つ女。飲み屋のカウンター越しに交わ ...

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システム崩壊の危機=健康保険=連載(6)=友好病院の保険プラン=赤字恐れて新規契約断念

健康広場 6月15日(水)  日伯友好病院(大久保拓司院長)は九〇年代前半に、独自の健康保険「Plano A」と「Plano B」を持っていた。  病床不足のため九四年に一旦、新規契約を打ち切り、病院増設後また加入者を受け入れる予定だった。運営団体のサンパウロ日伯援護協会(酒井清一会長)は健康保険法(九九年一月発効)を検討した結 ...

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喘息は身近な慢性疾患=まめな掃除でダニ退治=冬に多し、気管支の炎症=記念日前に各地で行事

健康広場 6月15日(水)  厳寒と言えないまでも、白い息を吐くことのあるサンパウロ市の冬。降雨の少ないこの季節は、空気の通り口である気管支に炎症を起こしやすい。特に、気温が下がって部屋を締め切りにしてしまいがち。居住環境の悪化により、喘息の発生率が上昇してしまう。小児喘息の存在は、広く知られるところだ。アレルギー・大気汚染・ス ...

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ブラジルワインの「フェノメノ」誕生か

グルメクラブ 6月10日(金)  まさかアンタが。フォーリャ紙五月二十五日付インタビュー記事で、趣味を訊かれたフェノメノ(怪物)の異名をとるサッカーのロナウドが「ワインです」と笑顔で答えていた。  「その歴史とか、文化が好きなんだ。講習会にも通いたい」。トレードマークのすきっ歯丸出しの写真だ。  モデル嬢との「結婚」がご破算にな ...

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SESC「給食」でグルメ入門+健康管理

グルメクラブ 6月10日(金)  「文藝春秋」四月号の戦後六十周年特集「消えた昭和」を見ていて、不思議に思った。「ほうきとちりとり」「原っぱ」「ちゃぶ台」「ご用聞き」「給料袋」「社員旅行」……。著名人が、それぞれの昭和をしのぶ好企画だが、〃食い物〃をテーマに選んでいる人は、何故かいなかった。  昭和というと私は、小中学生。個人的 ...

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ブラジル料理雑記―4―ノルデスチ(中)

グルメクラブ 6月10日(金)  二〇〇〇年九月、女性誌「マリー・クレール」に興味深い記事が載った。「私はかつてランピォンの一隊に属した」と題されたそれは、当時七十七歳の年金生活者イウダ・リベイロ・デ・ソウザが、一九二、三〇年代の北東部旱魃地帯で跳梁した匪賊の大親分ランピォン、その妻マリア・ボニータらと過ごした二年間を振り返る内 ...

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―健康長寿の秘訣―養生延寿保健案=連載(4)=東洋医学医師=彭文育

健康広場 6月1日(水) ◇病気は人類短命の原因か?  何年も前から老人慢性病の研究に従事してきたが、臨床経験で明らかに、老人の死亡はすべて何らかの病気が原因である。重度か軽度か程度のちがいこそあれ、二、三種類の病気を検査で発見する。  老人病は主に、各種の内臓器官が徐々に老衰するために発病する。故に、大部分は慢性退行性病変に属 ...

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ステビア=抗酸化力は緑茶の5倍=ダイエットに留まらない魅力

健康広場 6月1日(水)  「人生は厳しい──」。確か、そんな書き出しだった。ユニオンジャックの表紙に惹かれて、小説を手にした時の衝撃が忘れられない。まだ成人になるか、ならないかのころのことだ。  作家アラン・シリトー(英)の「孤独の長距離走者」。産業革命後のイギリスで富める者と、貧しい者との差が広がった。主人公(労働者階級)は ...

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システム崩壊の危機=健康保険=連載(5)=日系大手参入見送る=医療費高くて不採算

健康広場 6月1日(水)  ある保険会社のブラジル現地法人元取締役社長は、笑い飛ばした。「健康保険への参入ですか? 重役間の雑談で、終わってしまいましたネ」。業界の厳しさを熟知しているからこそ、軽く質問をかわしたいといったところだろうか。  一九九〇年代半ば。同社は運送・火災・傷害など五つの保険を扱い、損保で上位に食い込んでいた ...

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強烈な日差しは肌の敵=紫外線カットに万全を=日焼けの蓄積が身体に害=皮膚がん患者数=今年新たに12万人と推定

健康広場 6月1日(水)  皮肉にも、熱帯の太陽が危ない。強烈な紫外線の影響で、皮膚を傷つけてしまいかねないからだ。各種統計によると、ブラジルは皮膚がんの割合が高い。良・悪性合わせて、今年新たに約十二万人が罹患すると推定されている。がんは高齢者がかかるものと、思い込んでしまいそうだ。若いころからの日焼けが蓄積し、老後になってがん ...

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