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記事一覧

カシャッサ。をプロディース

グルメクラブ 4月26日(木)  不調和の中の調和とでもいうのか。「美は乱調にあり」の造型感覚で世間の度肝を抜いたスペイン・ビルバオのグッゲンハイム美術館を設計した建築家フランク・ゲーリーが、酒瓶のデザインを手掛けた。  ポーランドを代表する銘柄で世界二位の出荷量を誇るウオッカ・ビボロワ(wyborowa)に捧げた、ゲーリーの「 ...

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未来志向に意義唱える80年世代

グルメクラブ 4月26日(木)  どこのだれが買って読むのだろう、と思っていた本が売れている。「アルマナキ・ドス・アノス80」(エジオウウロ出版)は、「八〇年代年鑑」の題名通り、その時代の文化風俗を豊富な資料で振り返る内容で、先々週のノンフィクション部門の売り上げ第三位にランクしていた。  二十年前を懐かしむということは、主な購 ...

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ブラジル料理雑記―4―ノルデステ(上)

グルメクラブ 4月26日(木)  イチ、ニ、イチ、ニ……とつぶやきながらステップを踏む彼の表情は必死だ。逆上がりに取り組むコドモのような顔をしている。まず右に二歩、ついで左に二歩。フォホーの踊りの基本的な動きを、中年になりかけのカラダに覚えさせようとしているが、なかなかスムーズにいかない。額には大粒の汗が浮かんでいる。踊りの相手 ...

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ビール対決=ペンギンVSクマ

グルメクラブ 5月13日(金)  端午の節句が終わると、日本人の私としては次は七夕の番だなと思う。幼稚園の頃、皇太子がファンを公言された往年のアイドル柏原芳恵に似た顔立ちの保母は、鯉のぼりを作り終わり一息つく私たちに向かって、「さぁ、今度は吹流しと短冊の準備ですよぉ」と言って優しく目を細めた。「♪屋根より高い鯉のぼり」から、「♪ ...

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「モンドヴィーノ」注目のトロピカルワイン

グルメクラブ 5月13日(金)  映画界でドキュメンタリー作家が気を吐いている。ブッシュ批判で世界の話題をさらったマイケル・ムーアの「華氏911」がブームの機運を高め、扱うテーマも多岐にわたる。  ブラジル関連で言えば、リオに住むフィンランド人映画監督ミカ・カウリスマキが作る音楽ドキュメンタリーの評判がいい。日本でも上映された「 ...

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ブラジルの料理雑記―3―ミナスジェライス

グルメクラブ 5月13日(金)  一九〇二年ミナスジェライス州ディアマンティナ生まれのジュセリノ・クビチェックが大統領になったのは五十三歳のときであった。「五年で五十年」の進歩・改革を旗印に、未開の広野に新首都を建設すると発表した。一八八二年に工事が始まったバルセロナのサグラダファミリア教会でさえ、あと二百年は掛かると言われてい ...

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ブランドの力

グルメクラブ 4月29日(金)  しょうゆや味噌の大手さくら・中矢アリメントスが、ワイン業界に乗り出すと聞いたときの衝撃は、ヤクルトが化粧品販売を始めたときに匹敵した。  ホンマカイナ。北陸の生まれなのに、関西弁が口をついて出たほど驚いた。だが、少し考えて納得した。しょうゆ、味噌、ワインはいずれも、発酵作用を応用した醸造食品であ ...

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アマゾン、グルメの未来

グルメクラブ 4月29日(金)  アマゾンの料理、食べたいんですけどオ。  交流団体を通じて、あるいは語学やスポーツ留学のため、この時期日本からわんさかやって来る青年らが、そんな要望を出して来たらどう対処する?  ブラジルといえば日本ではまずアマゾンだ。移住者なのに、「いい店を知らない」と答えるのもちょっと恥ずかしい。だって、既 ...

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ブラジル料理雑記―2―バイーア

グルメクラブ 4月29日(金)  登場人物が食べる(調理する)料理について、それほどこだわらず書き流す作家がいるが、個人的には「味気がない」と思う。細かく記されている方が、物語の世界を想像する素材が増えて、好きだ。だから、食通で知られる著者の作品をよく読む傾向にある。  ブラジルの作家で言えば、二〇〇一年に死去したジョルジュ・ア ...

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金メダルの価値

グルメクラブ 4月15日(金)  既に百歳を超えたロシーニャさん=リオデジャネイロ州バーラマンサ=が三月十二、十三日にアメリカ・サンフランシスコで行なわれた第四回国際×××コンテストの二部門で金メダルを獲得した。最も権威あるコンテストの一つで、前年比三〇%増にあたる五百八十九の×××が四十三カ国から参加、その優劣を競った。近年ブ ...

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