健康広場 2月23日(水) もの忘れとボケ(痴呆)は医学的に全く異なるもので、病気と考えられるボケと異なりもの忘れは自然なものであることは前回触れた。ただ、もの忘れは日常生活の過ごしや食事法など意識を変える事で改善することが出来るのも事実。 まずは記憶のメカニズムをもう一度整理しておこう。 私達が見たり、聞いたりした事柄は ...
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話題=ブラボ!ベロの市場
グルメクラブ 2月18日(金) サヴァッシっていうですか。東京の渋谷みたいな、若者が集まる街の洒落たカフェで夜、日本人駐在員と会いました。中年男性二人組み。ひとりは野球帽かぶってヨットパーカー着ていました。もうひとりは小紋柄の淡い紫色シャツに短パン姿で、甘そーなカクテルをちびちび飲んでいました。大手電機メーカーの社員だっていっ ...
続きを読む »酒=秋風吹きぬける英国バー
グルメクラブ 2月18日(金) 中学で三年、高校で三年、大学で四年と学んだイングリッシュだが、とても英米人の前で話せるレベルではない。たまに使う機会があると、どうしてもポ語が混じってしまう。 八時のことを「オ」イト・オクロックというのはまだ愛嬌がある。エイトもオイトもあまり大差ないから。だが、過日の間違いは笑えない。年齢を ...
続きを読む »サンパウロ市韓流(4)=屋台日記
グルメクラブ 2月18日(金) 二月Ⅹ日 シュラスコ屋台の煙と匂いは都会の通俗の花だなと思う。最近はリオ・ブランコ通りそば、グァイアナゼス街の屋台に通っている。ナイジェリア系とみられるアフリカ人男性の溜まり場で、常連客にはペルー人やボリヴィア人も混じり、「異国情緒」がモクモク漂う。屋台で飲食する場合、ちょっとした非日常的気分 ...
続きを読む »胃などに効くガジュツ
健康広場 2月10日(木) 「サンパウロに出た機会に漢方薬を買いたいのだけど」。先日、地方在住の女性読者からこんな手紙を頂いた。サンパウロ市内で入手できる薬草や漢方薬のたぐいをシリーズで紹介しよう。 まず今回はガジュツから。インドやヒマラヤ地方原産のウコンに似たショウガ科の多年草で、高温多湿の地域に特有の植物で日本では沖縄や ...
続きを読む »食で健康=調理法によって異なる効能=風邪に効くジスルフィド豊富(上)
健康広場 2月10日(木) スタミナがつく野菜の代名詞とも言えるニラ。中国や東南アジアで古代から栽培されていた野菜だが、ブラジルでもリベルダーデ区の食材店やフェイラなどで簡単に手にすることが出来る。あの独特の臭いを敬遠する人も多いようだが、ビタミンEやカリウム、食物繊維などを豊富に含む優れた野菜の一つだ。調理方法によって様々な ...
続きを読む »生活習慣病=脳梗塞=突然襲い掛かる恐ろしさ=前兆とらえて検診を
健康広場 2月10日(木) 脳の血管が詰まってしまうことで血液が行き渡らずに脳細胞が死んでしまう脳梗塞。麻痺や言語障害などの後遺症が残る恐ろしさに加え、突然襲いかかるのも特徴だ。ただ前ぶれを適切にとらえることで、予防も可能だ。 【症状】 血栓が脳の血管に詰まることで、その周囲の脳細胞に酸素や栄養が届かなくなり、脳の組織が働 ...
続きを読む »もの忘れは何故起こる?=区別したい痴呆との症状=生活の見直しで改善も(上)
健康広場 2月10日(木) サンパウロ市内在住の七十代男性から「最近、もの忘れがひどいのですが、何か対策はありますか」と質問を頂いた。よく県人会などに集まる高齢の一世から「近ごろものが覚えられず、ボケ気味」との言葉を聞かされるが、「もの忘れ」と「ボケ」は医学的に全く別物であることを強調したい。もの忘れは病気ではないが、ボケ(痴 ...
続きを読む »「酒」=斜陽のボギー
グルメクラブ 2月4日(金) 一月十七日付フォーリャ紙は、リオでウイスキーバーが斜陽であると伝えていた。記事は、「先週の日曜日、(レブロン区のバー)フロレンチーノが営業を止めた。リオの夜が再び、〃瓶詰めの犬〃を蹴飛ばした」と始まる。 瓶詰めの犬。ヴィニシウス・デ・モラエスはかつてウイスキーを賛美しこう呼んだ。おそらく男の良き ...
続きを読む »「話題」=ニーマイヤー建築で食べる
グルメクラブ 2月4日(金) 今度パウリスタ通りの起点の方に「ロボコップ」ができるゼと友人がいった。 なんだい、それ? あの映画に出てくるような未来的なビルだ。 建築家、だれよ。 ルイ・オオタケ。 あー、日伯総合センターの。ブリガデイロ・ルイス・アントニオ通りの「スイカ」もそうだ。ホテル・ウニッキだっけ。 お。それ ...
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