グルメクラブ 9月19日(金) 一位ウオッカ、二位韓国焼酎、三位カシャッサ。世界で最も消費されている蒸留酒の順位だ。 ブラジルで生産されるカシャッサは年間十三億リットルに上り、その業者数は三万とも言われている。 国内での再評価が進む一方、海外でも注目を集めつつある近年は質の向上も目覚ましくバラエティーに富んだ銘柄が揃う。 ...
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食の話題=超高級レストラン・ファザーノ=ホテル兼ね再オープン
グルメクラブ 9月19日(金) 今年も「ヴェイジャ」誌が料理分野別にサンパウロ市内の最優秀レストランを選考、その結果が九月十七日号で発表された。評論家らによる人気投票で勝者が決まるが、ブラジル料理「トレデシリャス」、日本料理「ジュン・サカモト」と、おおむね昨年通り。目立った変動はなかった。 そんな中、目を引いたのがイタリア料 ...
続きを読む »料理研究科の中南米食文化紀行=ドミニカのココナツ煮
グルメクラブ 9月19日(金) 広島県在住の料理研究家、羽熊広太さん(二八)による中南米食文化紀行。サンパウロ市滞在中に聞いた談話と自身のホームページ(www.geocities.co.jp/Foodpia/9158/index.htm)をもとに構成した。第一回は先のパン・アメリカン大会の開催地、ドミニカ共和国。 ☆ ...
続きを読む »サンパウロ お国自慢料理=おなじみアラブ料理=市民の食卓にすっかり定着
グルメクラブ 9月19日(金) 人種、文化のモザイク都市サンパウロで各国移民の料理を食べる。まずはアラブ料理レポート。 サンパウロ市でアラブ料理を出す店やその食材屋をよく見かける地域がある。 サン・ベント、パライゾそしてモエマなどだ。 全国にアラブ系ブラジル人は約八百万人。その移住の発端は一八八〇年にまで逆上る一方、一九七 ...
続きを読む »イタモンテ-ミナス州=山道をジープで観光
9月6日(土) 76キロに及ぶ山道を6時間にわたってジープに揺られながら行く観光ルートがある。かなりハードなルートだが、ミナス・ジェライス州の山地にあるイタモンテを旅するには最良の手段だと言える。 この観光ルートは「ヴォウタ・ドス・オイテンタ(80周り)」と呼ばれる。80は、同市を一周した延べ距離である。 山道は険しいが、 ...
続きを読む »パンタナル-MS=世界最大の湿地帯
8月30日(土) ブラジル、ボリビア、パラグアイにまたがる世界最大の湿地帯・パンタナル。総面積は約21万平方キロメートル。その65%がマット・グロッソ・ド・スル州にある。過去数年間に、パンタナルを訪れる観光客の数が大幅に増えている。 パンタナルの生態系は唯一無二で、湿地やセラード、アマゾン森林が混ざったかのよう。4~9月の乾 ...
続きを読む »バレットス-SP=ロデオでにぎわう町
8月23日(土) 州都サンパウロから442キロ北西にあるサンパウロ州バレットスは、日差しの強い伝統的な町。二十世紀初めの建築物が並ぶ。同市では21日から31日まで、ラ米最大のロデオ大会『第48回バレットス・カウボーイ(ペオン・デ・ボイアデイロ)祭』が開かれる。フェスタは緑の美しいペオン公園で開かれる。 多くのペオンたちが参加 ...
続きを読む »昔日の情緒保つ=チラデンテス―MG
8月16日(土) 国際文化・グルメ祭『フェスト・グルメ』が8月15日から24日まで、ミナス・ジェライス州チラデンテス市で開催される。 この祭りには6カ国のシェフ32人が参加し、自慢の腕を競い合う。また文化的イベントや音楽会、路上演劇、展示会、料理講座、ゴルフ大会なども開かれる。 チラデンテスは同州の小さな由緒ある街。193 ...
続きを読む »コーヒー農場巡り=植民地時代の〝遺産〟見学も SP州
8月9日(土) サンパウロ州地方都市の農村観光のメインポイントといえばコーヒー農場巡り。家族連れで農場を訪れ、澄んだ空気を吸って休息を取り、農場ならではのおいしい料理を食べるのも楽しい。 農場の多くはホテル並みに心地よい。建築や家具、料理などは昔のままなので、農場が栄えていたころの雰囲気を味わうことができる。 サンパウロ州 ...
続きを読む »静かな冬の海岸=サンパウロ州=海を眺めてストレス解消
8月2日(土) ブラジルは今、暦の上では冬。南方の州では降雪も見られる。サンパウロではこの時期、カンポス・ド・ジョルドンなど山地の観光地がにぎやかになる。一方海岸地方は人けが少なくなるが、それを目当てに訪れる観光客が徐々に増えている。 冬のサンパウロ州海岸は、天気の良い日には気温が28度に達することもあり、日差しも強い。海浜 ...
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