ニッケイ新聞 2014年2月5日 出発してからしばらく沈黙が続いた。トメアスの時と同じで、一行は『ナンマイダー』でむすばれた群衆との別れを惜しんだ。 第十四章 真理 アマゾンから帰って数日後、サンパウロのジョージのアパートで、中嶋和尚が麻の法衣にアイロンをかけていた。 「戻りました」ジョージが普段より早く仕事から戻ってきた。 「 ...
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東西南北
ニッケイ新聞 2014年2月5日 サンパウロ市での水不足が騒がれているが、サンパウロ州内ではすでに給水制限を検討しはじめている市もある。サンカルロスやデスカウヴァードなどでは、今にも給水制限実施が現実味を帯びているといい、ソロカバやアララクアラでは給水制限実施は否定しているものの、水道利用者に節水を求める呼びかけをしている。そ ...
続きを読む »コチア青年総会、16日に
ニッケイ新聞 2014年2月4日 コチア青年連絡協議会(村田重幸会長)は16日、サンパウロ市リベルダーデ区の宮城県人会(Rua Fagundes, 152)で『定期総会』を開く。第一召集は午前9時半、第二次は午前10時。 2013年度の事業・決算報告及び2014年度の事業計画案、予算案が審議され、役員の補充と改新などが行われ ...
続きを読む »小野田寛郎氏の冥福祈り=南麻州で初七日ミサ
ニッケイ新聞 2014年2月4日 今月16日に逝去した元陸軍少尉の小野田寛郎さんの初七日ミサが22日、小野田牧場のある南麻州カンポグランデ市のサンジュダス・タデウ教会であった。小川チット司祭の下、約200人が冥福を祈った。 ミサ終了後は、祭壇に置かれた遺影を背に、来賓のあいさつが行われた。ヴァルゼア・アレグレ農協(CAMVA ...
続きを読む »「デカセギに感謝伝えたい」=住金系元社長 馬場さんが集い開く
ニッケイ新聞 2014年2月4日 日鉄住金ステンレス鋼管株式会社(本社・茨城県古河市)の元社長である馬場善禄さん(83、大阪)が初来伯し、「かつてのデカセギ日系人に感謝したい」として「スミキン感謝の集い」を2日夜、サンパウロ市の松原ホテルで行った。 デカセギ経験者としては中野修さん(70、二世)、宮川茂さん(58、二世)が十数年 ...
続きを読む »和太鼓全伯チャンピオン「飛翔」=日本大会に向け猛特訓!
ニッケイ新聞 2014年2月4日 特産のぶどうの収穫期を迎えるコロニア・ピニャールの果樹園に、迫力のある太鼓の音が鳴り響く。 昨年あった『第10回全伯太鼓フェスティバル』のジュニア部門で優勝したコロニア・ピニャールの飛翔太鼓が、3月に福島県郡山市で行われる日本太鼓ジュニアコンクールへの参加に向けて特訓中だ。 メンバーは、12~1 ...
続きを読む »すすむ在日ブラジル人の高齢化=しのび寄る老後の不安=教育、雇用より関心高く
ニッケイ新聞 2014年2月4日 昨年法務省が発表した在留外国人統計によれば、在日ブラジル人数は減少しているが、永住資格をもった人の割合は07年末に比べて倍増し、在留者の定住志向が高まっている。さらに、在留者数を年齢別にみていくと、65歳以上の高齢者数が増加しており、長年日本で生産活動に携わってきた人たちが高齢化し、定住傾向にあ ...
続きを読む »日本移植民の原点探る=レジストロ地方入植百周年 ◇戦後編◇ (117)=州公教育に日語授業入れる=核廃絶願って平和灯ろう流し
ニッケイ新聞 2014年2月4日 公教育の中に日本語を取り入れる動きは現在では一般的だが、最初にそれに取り組んだ地域の一つがレジストロだ。塾的な日本語学校は減る傾向にある中、州教育局の外国語センター(CEL)のような一般教程に組み込んだ形の日語教育はむしろ拡大している。 日本語教師の金子慶子は「今はあちこちのCELに日本語がある ...
続きを読む »サンパウロ市のバイク100万台=毎月2760台ずつ増加
ニッケイ新聞 2014年2月4日 3日付エスタード紙によると、サンパウロ市内を走るバイクの数は毎月2760台ずつ増えており、2月中に100万台を超えると見られている。 同紙によると、2013年10月までにサンパウロ市内で登録されていたバイクの数は99万台。同年1月から10月の間に増えたバイクは約2万8千台で、月に2760台ず ...
続きを読む »基礎的収支は最低レベル=GDPの1・9%に終わる
ニッケイ新聞 2014年2月4日 中央銀行が1月31日に、2013年の基礎的収支黒字額は国内総生産(GDP)比1・9%の913億レアルだったと発表した。この比率は過去15年間で最低で、GDPの2・3%という目標にも及ばなかったと1日付伯字紙が報じた。 基礎的収支は国、州、市の歳入から歳出を引いたもので、黒字額は公的負債の返済 ...
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