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終戦70年記念=『南米の戦野に孤立して』=表現の自由と戦中のトラウマ=第32回(最終回)=軍政終了30周年の意味

 認識派は戦中に受けた心の傷から「政府批判」に敏感になっており、勝ち組が力をつけると公に政府批判を始める可能性があると見た。その前に徹底解体しなければ自分たちが巻き添えを食うから、政府側について一緒に弾圧する側に回る―ことを選んだのではないか。  とはいえ勝ち組大衆も、それを抑圧する側にまわった側も、「戦争」という一枚のコインの ...

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ブラジル音楽の普及に貢献=渡辺貞夫さんに勲章授与

 【共同】ジャズサックス奏者の渡辺貞夫さん(82)が、ブラジル政府の「リオ・ブランコ国家勲章」を受章し、東京都渋谷区のブラジル大使公邸で19日、授与式が開かれた。 渡辺さんの左胸に勲章を着けたコレアドラゴ大使は「ブラジル音楽の普及に大きな役割を果たしてくれた」とあいさつ。渡辺さんは「1968年に初めてブラジルに行き、現地のミュー ...

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大耳小耳

 「スシポリス」再来か!?―とも思われるこの「すし知識認定事業」。内容はとにかく「衛生」にこだわり、一方的に国外の寿司文化を排除するものではないようだ。また風戸正義氏は多数の外国講演の経験があり、解説も分かりやすく、時にユーモアを交え、参加者には好評だった様子。来年も当地で同事業が開催される予定。「すしチャレンジ・チャンピオンシ ...

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人文研=日系社会実態調査の下準備=全伯16代表が議論交わす=来年4月から本格調査開始

北伯の活動について話す小野さん(右端)と出席者ら

 サンパウロ人文科学研究所(本山省三理事長)が創立50周年を記念して行なう『日系社会実態調査』の本格実施に先立ち10月16日、文協でワークショップ「日系コミュニティの現状と展望」を開催した。全伯各地から16の日系団体代表が出席し、順に現状を報告した。 汎アマゾニア日伯協会元会長の小野重善会計理事は、「一世の理事が減り二、三世とな ...

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『百年の水流』開発前線編 第一部=北パラナの白い雲=(59)

詐欺で大量被害 よく知られている様に終戦直後は、戦勝説に便乗した詐欺が、各地で頻発した。アサイでも大量の被害が出た。多数の邦人が集中していたため、狙われたのである。  外部から詐欺師たちが入り込んで、戦勝派を「日本からサントスに迎えの船が来る。それに乗船させてやる」と騙し、その手続き費用を取ったり、偽の乗船券を売ったりした。   ...

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第37回念腹忌、第27回潔子忌、第5回牛童子忌 全伯俳句大会(2015年10月18日)

【席題特選句  寿和選】

生涯の学びの場とし念腹忌  西山ひろ子
娘に添はれ空馳せて来し念腹忌  小原 加代
国貧し黄金に燃ゆる金鳳樹  西谷 律子
薩摩芋供へ床しき潔子の忌  原 はる江
八百号言祝ぐ年の念腹忌  西山ひろ子
俳諧てふ生きるともし火念腹忌  馬場 照子
歳時記は私の聖書牛童子忌  二見智佐子
初咲きのパウブラジルに畑明し  古賀マリア
せっかちな児大らかな児のシャボン玉 西川あけみ
素十師も涙す献身潔子の忌  香山 和栄

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ニッケイ俳壇(865)=富重久子 選

サンパウロ  近藤 玖仁子

夏衣身も心まで解き放つ
【この頃のお天気はどうであろう。ある朝は早春の様に肌寒いかと思うとひと雨の後は、むしむしとまるで真夏の午後のように暑苦しい。この句のように、夏服に着替えると身も心も軽く本当に晴れ晴れと心地良い。「夏衣」という初夏の清々しい季語のよく落ち着いた佳句であった】

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W杯南米予選=第4節までが終了=レギュラー陣に新布陣台頭

3、4節で大活躍のダグラス・コスタ(Rafael Ribeiro/CBF)

 サッカーのワールドカップ南米予選は18日に第4節を終えたが、ブラジル・セレソンは現時点で勝ち点7、得失点差3で3位につけている。 第4節終了時点での順位は以下のとおりだ。1位エクアドル、2位ウルグアイ、3位ブラジル、4位パラグアイ、5位チリ、6位アルゼンチン、7位コロンビア、8位ボリビア、9位ペルー、10位ベネズエラ。 セレソ ...

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サンパウロ市カーニバル=市役所は400ブロッコ期待=公式日程開始は1月29日

 サンパウロ市文化局が17日、2016年のカーニバルの公式日程は1月29日から2月14日で、400組のブロッコが繰り出す事を期待していると発表した。 400という数字は300だった今年の33%増だ。市役所側は、今年も86と67のブロッコが参加したセー、ピニェイロス以外の区域でもブロッコが増える事を期待している。 16年のカーニバ ...

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ドッセ川回復は可能か?=水中の動植物は壊滅状態

 ミナス・ジェライス州マリアナ市のサマルコ社鉱山で5日に起きた鉱滓ダム決壊事故で、大量の汚泥や瓦礫などが流れ込んだドッセ川とその支流のグアラッショ・ド・ノルテ川は、魚や藻などの動植物が壊滅状態となっており、回復不能との見方が広がっている。  「今回の事故は大惨事で、その損失は図り知れない。修復は不可能だ」と言うのは大西洋岸森林地 ...

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