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アルゼンチン統一選=野党「変革」が大躍進=下院やBA州で大躍進

 来月の決選投票にもつれこんだアルゼンチンの大統領選挙だが、同時に行われた議会選挙で、対抗馬のマウリシオ・マクリ氏の野党勢力が伸長し、与党側の影響力が落ちていると27日付伯字紙が報じている。 今回の大統領選挙と並行して行われた議会選挙で、与党「勝利のための前進」やその母体となった正義党などの与党連合は、上院でこそ過半数(37人) ...

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地震と自然のかかわり(1)=サンティアゴ在住 吉村維弘央

タルカワノの港

 防犯を目的としたカメラの設置が町のあちこちに進み、さまざまな出来事の解明に側面的にかなりの成果を収めているらしい。スーパーマーケットあるいはコンビニ等に置かれている防犯カメラも、当初の目的は盗難の監視だったのだろうが、設置されたカメラはその被写体を選択するという訳では無いので、時として面白い現象を提供することになる。  この部 ...

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ニッケイ俳壇 (861)=富重久子 選

オンドル

プ・プルデンテ  小松 八景

南洲に煙突多し日脚伸ぶ
【「南洲に煙突多し」とは、ブラジルでは南にいくほど寒く防寒のため、ストーブを焚いたりペチカを焚いたりするので各家ごとに幾つかの煙突がある。北朝鮮では昔オンドルと言って、床の下に泥で火の通り道をつけどんどん焚口から薪を焚き、油紙の床を温めたものであるが...

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第43回全伯吟剣詩舞道大会=サンパウロ 平間浩二

 家内の知り合いの細井真由美さんから、全伯吟剣詩舞道大会に誘われた。9月7日は何も予定が無かったので行くことにした。日照りが続いて心配していたが、朝から雨が降ったり止んだりの天候で、少しは水不足の解消になるのではないかと思いながら『なにわ会館』へ出掛けた。 この大会は『日伯外交関係樹立120年』と題しての開催である。今回で第43 ...

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ニッケイ歌壇 (498)=上妻博彦 選

サンパウロ  梅崎 嘉明

電柱を巻きてサンジュオンの蔓は伸び天に向いて紅花をささぐ
ああ今日も平凡にして一日過ぐ昨日と同じ食事を並べ
先妻を亡くし再婚の妻も逝き吾に永かり昭和のみ代は
落ちこぼれ短歌など詠みて詮(せん)もなし妻はあの世で笑っておらむ
実際の私の日々は何なのか優柔不断の枯落葉なる

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ニッケイ俳壇 (860)=星野瞳 選

サンパウロ  馬場 照子

面影の笑顔遺して桜散る
桜守りを黄泉へいざなう花吹雪
囀りの井戸端会議雄鳥とか
国花てふ誉れのイッペー黄金彩
ジャボチカバ木肌を埋める黒真珠

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“未病”とモリンガ(2)=モジ・ダス・クルーゼス 野澤弘司

 一生のうちで日常生活に支障無く送れる期間、即ち日本人の健康寿命は厚生労働省によると、2013年は男子が71・19歳(平均寿命80・4歳)女子が74・21歳(平均寿命は86・61歳)でした。即ち健康寿命と平均寿命とでは男性で9・02歳、女子で12・4歳の大差が有ります。 長寿は誰しも望むところでありますが、願わくば他人の足手まど ...

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言論の自由はいいが鵜呑みにするな=サンパウロ 梅崎嘉明

 最近、目良浩一氏の記事や講演がにぎにぎしく新聞に報じられていて、それに共感する人々も多いようだ。目良氏はアメリカに住んでおられるようで、アメリカの政情、歴史をネタに報じられておられるようで、日本側の情報を見聞きしてきた私などが読むと多少のくいちがいがある。 その国の歴史というものは、自分の国に都合のよいように記録されているもの ...

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ニッケイ俳壇 (859)=富重久子 選

サンパウロ  林 とみ代

心の灯一つ点して春の宵
【「春の宵」といえば日が暮れて間もない、どことなく和やかな明るさの残る感じ。淡い感傷の漂うような若々しい想いのあるものである。
 この句の「心の灯」を点して、という詠み出しから心惹かれた一句である。春宵の明りの中に座りながら、ふと心の中に浮かんだ灯をやさしく点して、過ぎ去った若かりし頃の忘れられない想いを心に描く作者の姿であろうか】

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“未病”とモリンガ (1)=モジ・ダス・クルーゼス 野澤弘司

 『未病』とは?まだ余り聞きなれない言葉ですが、未病とは読んで字のごとく、東洋医学ではまだ病気にはなっていないが発症する兆しが伺える体調を未病と称します。即ち病気ではないが健康でもない状態、自覚症状はないが検査結果に異常がある場合、反面自覚症状はあるが検査結果には異常がないなど、どうもマイス・オウ・メノスの症状の未病患者は、我々 ...

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