3月22日(土) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十一日】米国の対イラク戦争に反対して大規模な抗議運動が全世界で繰り広げられているが、ブラジルでも多くの市民人々が反戦の声を上げている。 写真はパラナ州クリチーバ市の学生たちによるデモ行進中の一場面。彼女たちが持つポスターに注目。ブッシュ米国大統領をドイツ独裁者ヒトラーに例えた ...
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民間健康保険 加入者86%が満足=プロコンへの苦情もトップ
3月22日(土) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十一日】医療保健監督庁(ANS)は二十日、民間の健康保険プランの満足度を、全国の加入者二千七百人に質問したところ、八六%が満足と答えたと報告した。 七九%は他のプランへ変更する意志がないと表明し、他のプランを探している加入者は一〇%に過ぎなかった。しかし、消費者保護団体(PR ...
続きを読む »サンパウロ市 結核患者増加=治療率低く死亡者増す
3月22日(土) 【フォーリャ・オンライン二十一日】サンパウロ州保健局が二十日に公表した〇一年度サンパウロ州結核治療率ランキングによると、サンパウロ市の結核治療率がサン・ヴィセンテ市に続くワースト2であることがわかった。治療率は、サン・ヴィセンテ市が四七・三%、サンパウロ市が四八%で、発病件数の八五%は完治すべきとする世界保健 ...
続きを読む »イラクへ!国際電話殺到=在伯イラク人 肉親が気懸り=フセイン政権には口閉ざす
3月22日(土) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十一日】米国の対イラク戦争初日、在伯イラク人たちのイラクへの国際電話が殺到し、電話件数は九〇〇%も増加した。電話会社『エンブラテル』によると、中東地域への電話が、以前の一日六十から三〇〇%増の二百四十を記録したと伝えている。一方米国への電話は、サンパウロ州電話会社『テレフォニカ ...
続きを読む »政府、年金税制改革急ぐ=来月15日まで結論=国際情勢の急変に備え=米への戦費協力も予想
3月22日(土) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十一日】第二次湾岸戦争による国際情勢の急変に備え政府は二十日、経済開発審議会に年金と税制改革の原案を早急に取りまとめるよう求めた。四月五日までに原案を大統領に提出、四月十五日までに経済開発審議会の最終結論提出となった。イラク攻撃が終結すれば、米政府は戦争費用の分割負担を各国へ請 ...
続きを読む »コラム 樹海
米国が十九日深夜(ブラジル時間)イラクと開戦した。第二次湾岸戦争である。なぜ、攻撃を始めたのだろう。既報のように、イラクは大量破壊兵器を廃棄することを国連で約束したにもかかわらず守らない、テロを支援する国家だ、といったあたりがその理由だ▼米国の軍事行動の底流については、諸説がある。つまり覇権主義である。最近よくきかれる「グロー ...
続きを読む »コラム オーリャ!
戦後移住五十周年記念祭委員会(中沢宏一会長)の事務局長席は依然空いたままだ。 現在、人文研の事務局員に収まっている松平和也氏が二月七日付けで退任してから、委員会関係者は各方面に募集を呼びかけてきた。 ようやく今月、事務局長が決まり、関係者は胸を撫で下ろした。しかしこの事務局長、元日本語教師という触れ込みだったが、サントス厚 ...
続きを読む »順調な日本IT市場=ジェトロ対日輸出誘う
3月21日(金) アメリカに次いで世界第二の規模を誇る日本のソフトウェア市場の特性を知ってもらうと、JETRO(日本貿易振興会)サンパウロセンターはブラジル・ソフトウェア輸出協会(SOFTEX)との共催で二十日、サンパウロ市内のホテルでセミナーを開いた。 講師にはソフト貿易、コンサルティングの専門家である草房誠二郎氏(アイメ ...
続きを読む »香川県人会移住90周年=南米5カ国で記念誌発行へ
3月21日(金) ブラジル香川県人会は二月二十三日、サンパウロ市ミランドポリス区イタイプー街四二二番、同会館で定期総会を開き蓮井清朗さんを新会長に選出した。 蓮井会長が前会長の藤堂光義さんと来社、会長交代のあいさつをした。蓮井会長はコチア青年第一次第一回移民として一九五五年に渡伯している。香川県人会は今年、創立四十八周年を迎 ...
続きを読む »ワラルを訪ねて=上=日本人専門家願う声=3人のテロ犠牲者の慰霊碑も
3月21日(金) ペルーの国土は海岸(コスタ)、高地(シエラ)、熱帯低地(セルバ)という三つの地帯に分けられる。 首都リマはコスタ地帯に位置しており、緑一つ見ることのない果てしない砂漠が北ペルーからチリまで数千キロにまたがって広がる。 黒い砂を含んでいるため全体で見るとひどくくすんだ印象を与える砂漠地帯をリマから北へ約六 ...
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