この週末は、各伯字紙に東京のデカセギ・シンポの記事が掲載されたが、どこか他人事風だった。むしろ、それに先立つ十三日のフォーリャ紙意見欄にあった在東京のクローヴィス・ロッシさんの投稿は興味深かった。 ブラジル経済政策の失敗こそデカセギ問題の真因であり、それを解決できない自国政府の無能さを嘆き、次の一文で締める。「どんなに日本が ...
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ブラジルの藤田嗣治=美術史家アマラル氏講演
2月26日(水) 画家藤田嗣治(一八八六~一九六八)のブラジルでの足跡を辿る講演会「フジタ・ノ・ブラジル」が二十七日午後七時から、国際交流基金サンパウロ日本文化センターで開かれる。講師は美術史家のアラシー・アマラル氏。入場無料、同時通訳がつく。 一九三一年から世界一周旅行に出た藤田は途中、ブラジルに滞在し、リオとサンパウロで ...
続きを読む »カルナヴァルと日系人(3)=日系初のカルナヴァレスコ=ヴァイ・ヴァイで2度優勝
2月26日(水) ★パレードの総監督★ 〃カルナヴァレスコ〃という言葉を聞いたことがあるだろうか。世界一華やかなパレードをつかさどる総監督的な役割のことだ。パレード全体の配列や配色から、アレゴリア(山車)やファンタジア(衣装)のデザイン、特殊効果など各種演出までを担当する。 そのカルナヴァレスコをサンパウロのグルッポ・エス ...
続きを読む »サンパウロ州合唱団日本語で公演=移民95周年を記念=宗像直美さんが指揮=組曲「蝶」が歴史なぞる
2月26日(水) サンパウロ州交響楽団(OSESP)合唱団は来月二十八日午後九時から、サラ・サンパウロで行われる演奏会で、日本移民九十五周年を記念し、中田喜直作曲の女声合唱組曲「蝶」を日本語で歌う。指揮者である宗像直美さんの意向で実現した。五つのパートで構成される「蝶」は、「誕生」に始まり、「飛翔」などを経て、「よみがえる光」 ...
続きを読む »コロニアかるた会、3月の例会
2月26日(水) コロニアかるた会(黒田貞徳代表)は、三月二日正午から、鳥取交流センター(ドナ・セザリア・ファグンデス街三二三)で、第三百二十三回会合を行う。会費四レアル、一品持ち寄り。同好者はだれでも参加できる。歓迎される。
続きを読む »箕面市の二階さん三浦さんを探す
2月26日(水) 大阪府箕面市出身の三浦観次さん(五三)を同市の二階さんが探している。三浦さんは一九五六年頃渡伯したという。本人または知っている人はサンパウロの宮崎進一さん(電話3672・3675)まで連絡してほしい、といっている。
続きを読む »奈良県大和郡山市で移住写真展
2月26日(水) ブラジル移住写真展が、去る十三日から十七日まで、奈良県大和郡山市のやまと郡山ホール展示室で開催された。入場無料で一般公開。戦後移住五十年を記念した催しで、展示写真は、渡航前の家族の記念写真、神戸・横浜の出港風景、渡航後の耕地での労働風景、洗濯店開店の様子―などだった。 主催は奈良県海外協会、国際協力事業団大 ...
続きを読む »施設整備や職員贈強=和順会、定期総会で承認
2月26日(水) 第二十八回パラナ老人福祉和順会(佐々木陽明理事長)定期総会が、去る二月八日、マリンガの本部で開催された。鹿森ひと美園長が司会、嶋田巧パラナ文連会長(和順会評議員会長)、西森ルイス文運連理事長、矢野清マリンガ文協会長が来賓として出席した。 佐々木理事長は、開会あいさつで「和順会が一昨年連邦のウチリダーデ・プブ ...
続きを読む »移民上陸記念碑を訪問=JICAの川上総裁ら
2月26日(水) [サントス]川上隆朗JICA総裁の一行とサンミゲル・パウリスタの和太鼓チームの一行が、一月二十六日、サントスの移民上陸記念碑を訪問。チームは碑前で演奏、総裁らが鑑賞した。 この日、福岡県人会和太鼓技術指導実行委員会の矢野ペドロ委員長が、サンミゲル・パウリスタ文協の和太鼓部員を引率して、サントス市制四百五十七 ...
続きを読む »越境する日本文化 カラオケ(7)=大使や五木ひろしも来た=〝先発〟「どんぐり」10周年で閉店
2月26日(水) 開店パーティーは開かなかった。ただ、「カラオケ知っていますか、近日中開店」と、邦字紙に広告を掲載した。 その効果があったのか、駐在員の間に口コミでかなり評判が広がっていた。三十─四十人収容可能な店内は開店後まもなく、来客でごった返すようになった。地面に座ってでも店に入りたいという客まで出た。 駐伯日本大 ...
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