2月8日(土) 【エスタード・デ・サンパウロ紙七日】サンパウロ市中心部で六日午後三時ごろ、市の監督官が刺殺される事件が発生した。犯人は露天商の男で通称「インジオ」(二五)と呼ばれ、逃走している。 死亡者はミザエル・J・ヴィセンテ監督官(四〇)。ジョゼ・C・ピヴェッチ監督官(三九)も重傷を負った。ピヴェッチ監督官は同日午前十一 ...
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マルタ市長強硬姿勢=サンパウロ市 路線バス経営者を批判
2月8日(土) 【既報関連=エスタード・デ・サンパウロ紙七日】パリの休暇から戻ったマルタ・スプリシーサンパウロ市長は六日、バス会社経営者の一部を「まるでがんのよう」と比喩し、新交通方式の入札方法を無理やり変えるよう脅していると言明した。 マルタ市長は、「我々は姿勢を崩すつもりはない」と厳しく対応。バス会社労働者組合がわざとサ ...
続きを読む »ヴァリグ、TAM合併へ=政府後押し、航空業界再編
2月8日(土) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙七日】ブラジル航空業界最大手のヴァリグと同二位のTAM社が六日、六カ月以内に両社を経営統合することに合意した。対等合併や一方による吸収になるか、持ち株会社を新たに設立するかどうかは未定。統合が実現するまで両社は独自の運航を続ける。 両社が経営統合を目指した背景には、経営環境の厳し ...
続きを読む »労働法改正案廃案に=新たな改正案練り直しへ
2月8日(土) 【エスタード・デ・サンパウロ紙七日】従業員と雇用主合意のうえ労働法の一部変更を認める改正案を、連立与党の支持により廃案とすることをパウロ・パイン臨時上院議長が六日、明らかにした。同案は前政権で上程され下院では可決し、上院の表決を待っていた。 同改正案はドルネレス前労働相によって草案、上程されたが、曖昧な欠陥法 ...
続きを読む »建設中の高層ビルに中止令=無許可で地下大空間=サンパウロ市 立入検査で明るみに
2月8日(土) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙六、七日】サンパウロ市は六日、ヴィラ・オリンピア区フンシャル街の商業用ビル『Eタワー』を不法建築物とみなし、建築を緊急に中止させた。 Eタワーの建築会社『ムニル・アブブッド』(以下M・A社)は、Eタワーの地下に駐車場用の地下階を造っていたが、Eタワー所有の地下だけではなく、市所有 ...
続きを読む »PT過激派、財務相を不信任=声明書発表し酷評=大統領、冷静な対処指示=内紛、正面対決に発展か
2月8日(土) 【エスタード・デ・サンパウロ紙七日】PT過激派が六日、パロッチ財務相〃不信任〃声明書を発表したことで党執行部はいらだちをあらわにしている。同声明書の内容は、「財務相としての財政能力も医師としての診断能力も信任するに足りない」というもの。またエレーナ上議に弁明の余裕も与えない一方的処分へ党内から異論があり、執行部 ...
続きを読む »コラム 樹海
さきごろの福島県人会総会の件で、県人会の「公」と「私」について考えさせられた。総会が公開されなかったからである。現金盗難事件の後始末が議題にのる会議を〃他人〃に見せたくなかったのだ。会費を完納した会員だけで総会が成立するので、内輪の催しだと執行部は定款を解釈したようだ▼だが、待てよ、である。福島県人会が「ファミリア福島」なら、 ...
続きを読む »コラム オーリャ!
今年二月に任期が切れて帰国するJICA青年ボランティアのひとりが、ブラジルを「たくさんカードを持っている巨人のようだ」と表現しているのを読んだ。「この国が持つカードのうち、ほんの一部しか引けなかった」と、ブラジルの奥の深さを綴っていた。 その人は以前にも別の制度でブラジルに滞在し、今回JICAでまた二年、さらに老後はノルデステ ...
続きを読む »ルーラ政権分析へ=鈴木孝憲時宣得た講演
2月7日(金) 企業情報を提供するジャパンデスク(高山直巳社長)は十九日午前九時半から午後一時まで、レストランサントリーで『PTルーラ政権下のブラジル』と題し企業セミナーを開く。講師は鈴木孝憲デロイト・トウシュ・トーマツ監査法人最高顧問。昼食、テキスト、駐車場を含む、参加費は百五十レアル。電話=288・6282。 鈴木顧問は ...
続きを読む »倫理研究所 丸山理事長が来伯=聖支部創立3周年を記念
2月7日(金) 今年創立三周年を迎える倫理研究所サンパウロ支部(山田充伸代表)は九日午後二時から、ニッケイパラセ・ホテルで日本から丸山敏秋同所理事長ら二十五人の慶祝団を迎え、記念式典を開く。 これに先立ち、六日午後、両氏が同ホテルで記者会見した。二人は「周囲を変えるためにはまず自分が変わることが必要」と説き、文部科学庁の監督 ...
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