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自立心損なう食料配布=労働省高官が「飢餓ゼロ」批判

2月4日(火)  【エスタード・デ・サンパウロ紙三日】政府が奨励する信用組合の設置について労働省相互扶助局の局長就任予定でPT創立会員の一人でもあるパウル・シンジェル氏は二日、莫大な費用を要する食料の無料配布よりも生産性を伴う貸与方式が「飢餓ゼロ計画」にはより効果的だと述べた。  生産意欲も生産能力もない人々には無料配布方式も仕 ...

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産業界は増産態勢へ=FGV調査で明らかに

2月4日(火)  【エスタード・デ・サンパウロ紙三日】景気動向の様子見で拡張計画を過去二年間保留していた産業界が、最近増産に向けて設備投資を始めたとジェッツリオ・ヴァルガス財団(FGV)は一日、報告した。  ドル高による輸入資材の高騰で現地生産に踏み切る外資系企業やイラク情勢の険悪化想定のもとに生産開始に入る軍需産業、またPT政 ...

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経営厳しい健康保険会社=30%が経営困難に=コストアップに対処できず

2月4日(火)  【フォーリャ・デ・サンパウロ紙三日】保健庁(ANS)によると、昨年九月までに、民間健康保険会社の三〇%が経営困難に陥っているという。民間健康保険会社一千五百十四社のうち三百十四社が赤字経営に苦しんでおり、ほか百四十五社が債務増加の状態で経営を続けている。専門家は、民間健康保険会社を利用する三千四百五十万人の国民 ...

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サルネイ氏 上院議長に=下院はクーニャ氏=対立候補なく議長就任=PT、PMDBを撹乱

2月4日(火)  【エスタード・デ・サンパウロ紙三日】連邦議会は二日、ジョアン・P・クーニャ下議(PT)を単一候補で二〇〇三、四年任期の下院議長に賛成四百三十四票、白紙五十票、無効九票のほぼ全会一致で選出した。同下議は議長就任に寄せ、社会保障院、税制、政治改革を優先課題として早期解決することを約した。また上院では一日、ジョゼ・サ ...

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コラム 樹海

 先だって仲間と三人で一盞傾けながら話題が日本の教育に及ぶ。我らの年齢は還暦過ぎで戦後教育の申し子だがまだまだ当時は昔ながらの学校があった。勿論のことに議論といったものではい。祖母やお袋と風呂に入ると八岐大蛇(やまたのおろち)の話をして呉れたことや大きな山の蛇が美しい娘になり村の長者に嫁いだなどを物語ったのは三人に共通体験なのも ...

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コラム オーリャ!

 私用のため年末年始は、日本に一時帰国した。  夏真っ盛りのブラジルから、真冬の日本へ。時差ボケはなかったが、その温度差は辛かった。  数多くの雑用を抱えているのに、寒さのあまり外出する気になれず、気が付けばストーブの前が指定席になる有り様。  目の前に張られた「火の用心」のステッカーを眺めながら、ある消防隊長の言葉を思い出した ...

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査証発給昨年は減少=サンパウロ総領事館発表 W杯で観光ビザ微増

2月1日(土)  サンパウロ総領事館(赤阪清隆総領事)は三十日、二〇〇二年に同館が発給した査証総数が二万四千九百九十七件だったと発表した。前年を四千百八十一件(一四・三%減)下回り、デカセギを対象とした特定査証、興行のための就業査証ともに前年より減少した。一方、観光などを目的とした短期滞在査証については、五、六月に開催された日韓 ...

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ブラジルでトップ=岸川さん国際ダンス試験合格

2月1日(土)  岸川吉朗(よしあき)さんは二〇〇二年十月二十六日、国際ダンス教師協会(本部イギリス)が実施したダンス教師の資格試験に合格、同協会教師の資格を取得した。ブラジル在住者で同協会から教師の資格を認められたのは岸川さんが初めて。ブラジルで国際社交ダンスのトップに立った。  国際ダンス教師協会は今年、創立百周年を迎え、社 ...

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イグアスに穴がま造成へ=生駒さん陶芸指導=土産物で移住地おこし

2月1日(土)  イタペセリッカ・ダ・セーラ市在住の陶芸家生駒憲二郎さん(五四)がパラグアイ・イグアス移住地で、穴がま造りに挑戦する。最後の移民船でブラジルに来て、三月で満三十年を迎える生駒さん。来月二日から現地に赴き、節目の大仕事に取り組む予定だ。   「今まで仕事、仕事に追われていた婦人方に趣味の場を作ってあげたい」  現地 ...

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盛会の戦後50年委新年会=山崎監督感動の講演=「世代の壁越え対話を」=総領事も前面協力約束

2月1日(土)  ブラジル戦後移住五十周年記念祭委員会(中沢宏一委員長)は三十日午後七時から、ニッケイパレスホテルで新年会を開いた。映画『ガイジン2』を制作中の山崎チズカ監督が講演、日系社会はもっと世代間の壁を越えて対話が必要と訴え、出席者を感動させた。赤阪清隆サンパウロ総領事、和井武一援協会長も、五年後に控えた百年祭への大きな ...

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