JBS社社主のジョエズレイ・バチスタ氏との会話が録音された「疑惑のテープ」が、鑑定の結果、「異常なし(編集・改ざんの跡なし)」と判断されたことにより、連邦検察庁によるテメル大統領告発は止めることができそうもなくなった。大統領はあらゆる対策を打つと見られるが、連立与党の支持基盤も弱まっていると24~26日付現地紙が報じている。 ...
続きを読む »ブラジル国内ニュース(アーカイブ)
《ブラジル》インフレ率=11年ぶり単月度マイナスを記録か?=中銀予想はマイナス0.1%=「利下げ進めるべき」と関係者
この6月、11年ぶりに月間インフレ率がマイナスと、事実上のデフレを記録する可能性があると、25日付現地紙が報じた。 ブラジル中銀が、週刊経済指標調査〃フォーカス〃発行のため、経済アナリストに聞き取り調査を行ったところ、予想される6月単月度の広範囲消費者物価指数(IPCA)はマイナス0・07%だった。
続きを読む »《ブラジル》ラヴァ・ジャット裁判=パロッシに12年の禁固刑=石油採掘船建造絡みの収賄で
労働者党(PT)政権で財相や官房長官を務めたアントニオ・パロッシ被告に26日、ラヴァ・ジャット作戦(LJ)絡みで12年の実刑判決が下ったと同日付現地紙サイトが報じた。 パロッシ被告は連警が16年9月に行ったLJ第35弾で逮捕され、収賄や資金洗浄(マネーロンダリング)の罪に問われていた。第35弾はオデブレヒト・グループが請け負 ...
続きを読む »サンパウロ市=墓の管理費徴収開始か?=最大で年600レアル(2万円相当)を検討
サンパウロ市のジョアン・ドリア市長は、同市営の公共墓地にある墓の維持費として、所有者から年間200~600レアルを徴収する事を検討していると、24日付現地紙が報じた。 また、サンパウロ市は、スペースの有効活用のため、低所得者は一定期間後に遺骨を掘り出す浅い穴に埋葬するのを止め、低所得者も一つの墓に3体埋める深い穴の墓に埋葬す ...
続きを読む »サンパウロ市=アウグスタ街のSBイベントに車が乱入=3人の若者をはねて逃走
25日午前、サンパウロ市パウリスタ大通りからアウグスタ街を経て、セントロのヴァーレ・ド・アニャンガバウーに至るスケートボード(SB、通称スケボー)のイベントに突如、車が乱入し、スケボーを楽しんでいた若者たちをはねて逃走する事件が発生した。26日付現地紙が報じている。 この日は、6月21日に指定されている「国際スケートボードの ...
続きを読む »6月の「15日締めインフレ率」発表=+0・16%は11年ぶりの低数値
毎月の公式インフレ率の予測となる、前の月の16日から、その月の15日までのデータで算出される、15日締め広範囲消費者物価指数(IPCA―15)の6月の数値は、0・40%だった5月より0・24%ポイント低い0・16%だった事が分かった。 これは6月のIPCA―15としては、マイナス0・15%のデフレを記録した、2006年以来の ...
続きを読む »リオ州=カブラル前知事の宝石捜索=189個中149個はどこに
リオ州で23日朝、ラヴァ・ジャット作戦で汚職が摘発されて11件で起訴され、最初の有罪判決も受けたリオ州前知事のセルジオ・カブラル被告が、不正に得た金で購入した宝石を捜すための家宅捜索が行われた。 前知事夫妻が良く利用したとされる宝石店の店主は、カブラル夫妻は189個の宝石を購入したと供述しているが、同被告が逮捕された時に押収 ...
続きを読む »若手女優の監督デビュー作が話題に=トランスジェンダー第一世代の半世紀の生き様
人気実力派女優のレアンドラ・レアル(34)がこのほど映画監督としてデビューしたが、その作品がかなり異色のドキュメンタリー映画として話題を集めている。 レアンドラ・レアルはグローボ局のノヴェーラではおなじみの存在で、まだヒロインを演じるところまでは行ってはいないものの、ゆるくウェーヴのかかったブロンド・ヘアの童顔が印象的な女優 ...
続きを読む »《ブラジル最高裁》ファキン判事がJBSのデラソン担当継続へ=判事投票半ばで賛成多数=司法取引の見直しでは議論も=大統領告発の期限も打ち出す
最高裁では22日も、JBS社の報奨付証言〈デラソン・プレミアーダ〉に関する判事投票が行われ、途中経過であるものの、同社のデラソンは有効で、現在の報告官のエジソン・ファキン判事が同社のデラソン絡みの案件も報告官をつとめることが7―0で支持された。ただ、デラソンのあり方や司法取引の見直しを巡っては、判事間で強い口調での議論が起こっ ...
続きを読む »米国農務省がブラジル産生鮮牛肉禁輸を発表=全個体調査で1割不合格に=遅れをとる食肉衛生対策
【既報関連】米国は22日、品質が信用できないとして、ブラジルからの生鮮牛肉の輸入を禁じることを発表したと、23日付現地各紙が報じた。 この決定は、ブラジルからの輸入生鮮牛肉の衛生上の問題が増加していることによるものだ。
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