ブラジル国内ニュース(アーカイブ)
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懸念される米国金利上昇=ブラジル政府の外資調達困難に
3月24日(木) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十三日】米連邦準備制度理事会(FRB)は二十二日、米国経済の回復に伴うインフレ懸念を理由に、フェデラルファンドレート(FFレート)を〇・二五ポイント
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内閣改造=下院議長が最後通告=通信相は自党から=不可ならPP下野を示唆=優柔不断の大統領に焦燥
3月23日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十二日】セヴェリーノ・カヴァウカンチ下院議長は二十一日、かねての約束通り通信相を進歩党(PP)から指名するようルーラ大統領に要求した。下院議長は大統
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外国での合法就労働きかけ=政府=米国を始め各国に=マフィアと不法入国に対応
3月23日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十二日】政府はこの程、ブラジル人が外国で合法的に就労できるように、外交ルートを通じて各国に働きかけることを明らかにした。 これはブラジルを舞台に暗
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年金不正受給者300万人=登録再確認で支給総額節減へ
3月23日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十二日】社会保障省は、社会保険院(INSS)から年金や恩給を不正に受け取っているとみられる、二百から三百万人に上る受給者への支給停止を検討している。
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環境省、「水税」の徴収決定=来週から、家庭用で2%負担増
3月23日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十二日】二十二日の「世界水の日」を記念(?)して、環境省は二十一日、水の消費税を徴収することを決めた。実施は来週からの見込み。同省によると、水資源の
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Febem=従来の施設は廃止に=治安優先は効果なし=小規模施設でキメ細かな対応を=モットーは自主的社会復帰
3月23日(水) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙七日】連日暴動と脱走で明け暮れる、州立未成年者支援財団(Febem)の更生施設への対策で州政府が手を焼いている。カトリック大学心理学科のマリア・L・テ
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04年、大豆バブルが崩壊=相場をもてあそぶ先物取引の怪
3月23日(水) 【エザーメ誌八三六号】気候の変化、作物への病原菌の侵入、消費者の嗜好の変化で、大豆の国際価格が変動する。農産物価格には、他にも不可解な要因がある。ブラジルの農業生産者が知らない所で
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高金利は誰のため?=笑いが止まらない面々
3月23日(水) 【エザーメ誌八三五号】高金利政策で笑いが止まらないのは誰か。誰でも銀行と思うが、高金利政策のもとで銀行よりも儲けている産業がある。自動車販売や鉄鉱石、鉄鋼、製紙、パルプ、石油精製、
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米紙、土地係争を論評=宣教師の犠牲なければ看過
3月23日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙三日】ニューヨーク・タイムズ紙が、ドロシー・スタング宣教師殺害事件を報じた。パラー州アナプ郡は七〇年代から、無法地帯だった。それを歴代の政権は看過した
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増える貿易上のトラブル=専門の法律事務所次々と開設
3月23日(水) 【エザーメ誌】一千億ドル近いブラジル製品の輸出増加に伴い、外国市場で通商問題に関わるトラブルが頻発し、ブラジル人弁護士の出番が急増した。貿易問題専門の法律事務所が最近、次々開いてい