5月12日(水) 【ヴェージャ誌】自由貿易に向けた工業製品の関税引き下げは大きな進歩があったが、農産物の関税障壁削減では大きな難問が立ちはだかっている。先進国は得意分野で途上国を圧巻し、歩留まりの悪い農業をいつも交渉の枠外に置いた。 先進国は農業を守るために法外な関税障壁を設けたり、三千億ドルに上る補助金で自国の農業を過保護 ...
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貧困層減らしに成功=サンタカタリーナ州 企業連合で零細企業育つ
5月12日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十五日】サンタカタリーナ州が過去十年間で奇跡の経済成長を遂げ、下層階級の生活水準を引き上げたことは、ほとんど知られていない。この成果は専門家や経済団体などの協力で都市や農村に零細企業を起こし、所得の再分配に努力したためとされる。 ブラジルが為替危機で悩んだ九〇年代、同州は年々 ...
続きを読む »「B5計画」来年実施=軽油混合植物油に期待
5月12日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十八日】市販のディーゼル油に五%のビオディーゼルを混合する「B5計画」が、〇五年から実施されると鉱動省が発表し、話題になっている。 リベイロン・プレット市のサンパウロ大学(USP)は、ビオディーゼルの生産に伴って副産物も大量に出るので、その利用法開発のため研究室を立ちあげた。 ...
続きを読む »エコノーミア
5月12日(水) ブラジルの市場では知られていない「トウモロコシのおしるこ」がブラスフリゴ社で開発され、米国から千百万ドルの受注を取った。同社は他にも、米国人が常食するトウガラシの加工品八種類やトマトの加工品十種類の野菜食缶詰めを米国向けに開発した。同社は米バイオ・テロ法適用のもとに米国の卸ネットや弁当缶づめメーカーと提携して ...
続きを読む »PSDBセーラ党首 サンパウロ市長選へ出馬=マルフ氏疑惑で決断=現市長と決戦の可能性=成るか、3度目の正直
5月12日(水) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十一日】ジョゼ・セーラPSDB党首は十日、マルタ・スプリシ市長の任期満了に伴う次期サンパウロ市長選挙へ立候補することを決意した。十六日予定の党内調整は中止し、十三日に立候補の正式発表を行う予定。同党首の決意には、マルフ元市長名義の国外秘密口座の存在確認が大きく影響したようだ。三月 ...
続きを読む »綿が「白い黄金」に=大豆に続く切り札=国際価額格、2年で倍増=WTO判断追い風に
5月11日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙九日】サンパウロ州パラナパネーマ郡のオランブラ産業組合は八日、綿の国際価格が二年間に倍増し世界貿易機関(WTO)の勝訴が追い風となり、綿は大豆に続くブラジル特産品の切り札になると報告した。綿は「白い黄金」と呼ばれ、新たな綿生産地としてバイア州やマット・グロッソ州、南マット・グロッ ...
続きを読む »マルフ元サンパウロ市長=スイス口座発覚=残高3億4千万ドル=本人は否定、党首謹慎求める
5月11日(火) 【各伯字紙八日、九日、十日、ヴェージャ誌一八五三号】グローボTV局のニュース番組『ジョルナル・ナシオナル』は七日、公金横領などの容疑で捜査されているパウロ・マルフ元サンパウロ市長(PP=進歩党)が、スイスで銀行口座を開設していた証拠書類を報道した。このほかにも、マルフ氏の口座があるとみられている。 グローボ ...
続きを読む »職員スト入り=賃金調整連邦求め、来週にはピークに
5月11日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十日】連邦公務員が十日、五〇・一九%の賃金調整と九八年以降のインフレ調整を政府に求めてゼネストに入る。すでにストを実施中の連邦機関もあるが、各州で集会が、省庁街でデモ行動が実施され、ストがここ数日中にも広がる見通し。現段階では立法府、司法府と、教育関係の一部職員はストに入ってい ...
続きを読む »全伯短歌大会作品2首募る
メールマガジン ■コロニアニュース ■ブラジル国内ニュース ■コラム ■企画 ■会社案内 ■リンク集 ■トップページ 過去の記事カレンダー 5月11日(火) [既報]ニッケイ新聞社、椰子樹社共催による第五十六回全伯短歌大会が、来る九月十二日午前九時から、サンパウロ市のエスペランサ婦人会サロン(文協ビル)で開催される。椰子樹社会 ...
続きを読む »ブラジル勢が苦戦=リベルタドーレス杯決勝ト=SP、敵地で痛恨の敗北
5月8日(土) ブラジル勢が苦戦――。サッカーのリベルタドーレス杯決勝トーナメントが四、五の両日、各地で行われた。十年ぶりの優勝を目指すサンパウロは敵地でロサリオ・セントラル(アルゼンチン)と対戦。試合終了間際に失点を許し、〇対一で敗れた。また、クルゼイロとサントスもアウエーでの初戦を落とした。地元で試合をしたサンカエターノが ...
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