3月18日(木) 【ヴェージャ誌】政治分析を専門とする歴史学者のボリス・ファウスト氏に、ジニス氏疑惑とその影響について語ってもらった。 【ルーラ政権が迎えた最初の試練を、どう見るか】スタートは前政権路線を踏襲して、国際社会を安堵させた。しかし、後半から路線を変更した。PTの目玉商品であった社会保障部門は、放置状態。それにジニ ...
続きを読む »ブラジル国内ニュース(アーカイブ)
寡占化進むブラジル企業=各業界の大手5社が支配
3月18日(木) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙八日】ブラジルの産業界は過去数年、再編による寡占化が進んでいる。銀行界を例にとるなら九四年当時、五大銀行が全預金高の四五%を占めていた。それが〇二年では、六〇%となっている。 繊維業界は五大企業が九四年から〇二年までに、シェアを六八・九%から八四・五%に伸ばした。食品業界は五大 ...
続きを読む »女性管理職多いブラジル=トップの米国に次ぐ44%
3月18日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙八日】国際労働機関(ILO)の統計によれば、ブラジルは女性の高級管理職が多い国の一つと考えられている。一九九六年から女性管理職が急増し、現在は全企業の幹部要員または高級管理職の四四%を女性が占めるという。 世界の統計で見ると、トップは米国の四五・九%でブラジルと僅差。ILOの報 ...
続きを読む »ルーラ政権の初年度決算
3月18日(木) 【エポカ誌】ルーラ政権の第一年、公約の経済成長の景観はついになかった。地理統計院(IBGE)の発表によれば、二〇〇三年度の国内総生産(GDP)は、前年比マイナス〇・二%の成長。一九九二年の最低記録〇・五%を、さらに下回った。 農産物の活況が、事態を救った。いまや農業は、産業の機関車だ。辛うじて望みをつなぐ ...
続きを読む »エコノミーア
3月18日(木) 社会保障院職員への給与調整九三%に加え、連邦警察の職員に八五%の調整と国庫に出費攻勢が続いている。政府は、国際通貨基金(IMF)との間に財政黒字四・二五%の合意がある。政府はインフレが下火となったことで昨年の未達成分挽回を考えていたが、給与調整による出費が国家財政を侵食している。堅実財政とはいえ、ブラジルの ...
続きを読む »伯、女子体操で金と銀=ダイアーネ、2種目でメダル
3月17日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十五日】ブラジルの体操に新たな希望の星が誕生した。その名はダイアーネ・ドス・サントス。体操のフランス国際競技会で十四日、ダイアーネは床運動で金メダル、跳馬で銀メダルを獲得した。 ルーマニアの体操コーチ、オクタヴィアン・ベル氏は、ダイアーネの跳馬技術を見て、「マイケル・ジョーダン ...
続きを読む »PL党首、財務相らの退任要求=中銀総裁も資格なし=政府首脳部への批判強まる=経済政策で深まる溝
3月17日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十六日】連立党PL党首のヴァウデマール・コスタ・ネット下議は十五日、パロッシ財務相とメイレーレス中央銀行総裁の退任を要求した。プラナウト宮で行われたアウフレッド・ナッシメント新運輸相の就任式に出席したおり、同党首が二人は政府の要職に止まる資格がないと声明を発表した。政府首脳部と ...
続きを読む »「パラス2」崩落事故 ナーヤ氏を別件逮捕=文書偽造の容疑=ウルグアイへ向うところ
3月17日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙、フォーリャ・デ・サンパウロ紙十六日】リオ・グランデ・ド・スル州ポルト・アレグレ市サウガード・フィーリョ国際空港で十五日午前一時ごろ、事業家で元下院議員のセルジオ・アウグスト・ナーヤ服役囚が、連邦警察によって別の容疑で再逮捕された。同元下議は、ウルグアイのモンテビデオへ行く予定 ...
続きを読む »節水割引始まる=実感できない使用水量
3月17日(水) 【アゴーラ紙十五日】サンパウロ州水道局(Sabesp)は十四日、節水目標を記した水道料金請求書を送付し始めた。目標を達成した人は四月以降、二〇%の割引が適用される。 目標節水量は〇三年三月から八月までの平均消費量の二割となっている。 サンパウロ州水道局によると、節水推進プログラムに参加するのはサンパウロ ...
続きを読む »ジニス氏疑惑 最高裁にCPI設置要求=野党の追及で新展開=私企業の契約に介在も=今度は財務相へ飛び火
3月16日(火) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十五日】野党PFL党首のジョルジ・ボルンハウセン上議は十三日、ジニス氏関与の疑惑解明で与党代表を含めた議会調査委員会(CPI)の設置を最高裁へ要求すると述べた。多国籍企業GTechが連邦カイシャ・エコノミカ(CEF)の間に業務契約を更新するときジニス氏が介在し、斡旋役にパロッシ ...
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