12月10日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙九日】エジプトのカイロに滞在中のルーラ大統領は八日、パレスチナ解放機構(PLO)のアラファト議長から、ブラジルが中東和平に向けた治安維持部隊に参加するよう要請する文書を受け取った。ムバラク大統領の会談とピラミッド見物が予定されているエジプト滞在中に、PLOのひっ迫した文書は手渡 ...
続きを読む »ブラジル国内ニュース(アーカイブ)
資金洗浄対策法案を発表=銀行口座開示容易に=検察ら代表者全員が合意
12月10日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙八日】連邦政府は七日、ブラジル国内における資金洗浄犯罪の対策として十三の法案を発表した。そのうちの一つは、容疑者の銀行口座および所得税申告などの税務情報へのアクセスを、どの捜査機関でもできるようにするもの。現在、銀行口座および税務の秘密情報を裁判所の許可なしに見ることができるの ...
続きを読む »電車から飛び降り=スキンヘッド、2人に強制
12月10日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙九日】サンパウロ市からモジ・ダス・クルゼス行きの郊外電車で八日夜、スキンヘッド三人組がナッシメントさん(一六)とレイテさん(二〇)の二人に、ブラス・クーバス駅を通過中の電車から跳躍をするように強制した。 ナッシメントさんは、腕を骨折して一命を取り留めた。レイテさんはホームと車 ...
続きを読む »エンブラテル=買収への動き激化=年金基金も名乗り
12月10日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙、フォーリャ・デ・サンパウロ紙九日】ブラジルの長距離電話会社最大手、エンブラテルの従業員で構成される年金基金(Telos)は八日、投資家連合を結成し、同社の経営権を獲得する意志があることを公表した。投資家連合に加入する投資家たちは明らかにされなかった。 経営権獲得の提案は十一 ...
続きを読む »社会保障政策は不評=悪化したと指摘する声も
12月10日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙九日】ルーラ政権は社会面で不合格の評価を得たことがこのほど、全国運輸連合(CNT)とセンサス研究所の共同調査で明らかになった。 ルーラ政権の支持率は現在、「普通」が十月の四二・三%から十一月の四一・九%へ、「良い」が四一・六%から四一%とほぼ安定している。だが、社会面で見ると ...
続きを読む »巨大なXマスツリー=イビラプエーラ公園に
12月9日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙八日】七日、サンパウロ市南部イビラプエーラ公園に建てられたサンパウロ市最大のクリスマスツリーのイルミネーションが灯された(写真)。 ツリーは、高さ五十三メートルあり、六十二万個のランプが使われている。サンタンデル・バネスパ銀行が建設支援した同ツリーは、サンパウロ市制四百五十周年 ...
続きを読む »ヤギを飼って学校へ=バイーア=NGOが計画推進=所得、栄養状態も改善
12月9日(火) 【エポカ誌、エスタード・デ・サンパウロ紙】セルタネージョ(奥地の人)は、ヤギが悪魔の使いで、何でも食べるが何の価値も生まないと信じている。しかし、バイーア州の半乾燥地帯の一部住民は言い伝えを退け始めている。ヤギの飼育がフェイジョン、マンジョッカ、トウモロコシ畑やサイザル麻畑での労働と同じぐらい値打ちがあること ...
続きを読む »人種差別意識が低下=建前と本音に隔たりも
12月9日(火) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙】「ブラジルの人種差別・偏見」をテーマに実施された聞き取り調査の結果、差別意識は低下しつつも、人種的平等についてブラジル人の意識と言動との間に大きな隔たりがあることが判明した。 この調査はペルセウ・アブラーモ財団とドイツのローザ・ルクセンブルグ・スティフトゥン財団が共同で、十六 ...
続きを読む »高齢者もネット利用=友達づくりから人捜しまで
12月9日(火) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙】国連のデータによると、インターネットを利用するブラジル人の数はラテンアメリカ全体の四〇%を占める。その中で中高年の利用者が年を追って増加している。 ブラジル世論統計研究所(Ibope)が〇一年一月に調査を始めた時、五十五歳以上のネット利用者は四百五十一万四千人で、月平均利用時 ...
続きを読む »インジオ言語絶滅の危機=若者の使用が存続のカギ
12月9日(火) 【フォーリャ】ペルーと隣接三カ国に住む約八百万人のインジオが話すケチュア語が絶滅する恐れがあると米国の研究者二人が科学雑誌「ネイチャー」に発表した。 ケチュア語の衰退を記録したデータがなかったので、二人はペルーの教会を訪れ、インジオの言語で最後にミサを行ったのはいつかを神父に尋ねてデータを収集した。それから ...
続きを読む »