12月2日(火) 【ヴェージャ誌】連邦国税庁のデータによると、野放し状態の偽造品販売で、年間三百億レアルの金が大サンパウロ市圏で動く。全国の密輸品、偽造品の約八〇%がサンパウロ市を通過し、そのうちの六〇%は同市の路上や広場で売りに出される。偽造品販売によりサンパウロ市が被る損害額は年間百二十億レアルに上り、サンパウロ市の〇三年 ...
続きを読む »ブラジル国内ニュース(アーカイブ)
人生は60を超えてから=増える高齢者の離婚
12月2日(火) 【ヴェージャ誌】六十歳を超えるブラジル人の離婚が増えている。五年間で離婚または別居した高齢者の数は五一%増加した。離婚総数は一三%増加したことからみても、高齢者の離婚は著しい。 増加の主な原因として、五十年前と比べて平均寿命が三五%伸びたことが指摘されている。当時、六十歳を超えてから生活や将来の人生設計を突 ...
続きを読む »サンパウロ州のがんの現状発表=肺は手遅れ多く
12月2日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙】サンパウロ州内の公立病院と、統一保健システム(SUS)と提携する私立病院五十二院では、ここ三年間に七万八千四十人のがん患者が新たに記録された。 その内訳をみると、患者数の五一・六%を女性が、四八・四%を男性が占め、患者の平均年齢は五十七歳だった。女性に多いがんは乳がん(二六・ ...
続きを読む »射撃習う女性増加=銃での反撃はリスク高い
12月2日(火) 【エポカ誌】射撃を始める女性が増えつつある。ブラジルスポーツ・実戦射撃連合に加入する人は年一〇%の割合で増加しているが、そのうち若い女性は約二〇%を占める。 彼女たちの加入動機は大都市での犯罪の増加。タバコやアルコール飲料の製造メーカー同様、銃器製造メーカーは主に男性が占めていた市場を拡大するため、女性に目 ...
続きを読む »超難関の警察学校=「殉職恐れない」プロへ
12月2日(火) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙】公安局の資料によると、二〇〇〇年から今年九月までに百二十八人の軍警が殉職した。にもかかわらず、バーロ・ブランコ警察学校への入学は狭き門となっている。 男性は定員百三十五人で競争率は四十三・五倍。女性は定員十五人で競争率は七十六・七倍だ。医学部の競争率三十五・四倍と比較すると、 ...
続きを読む »大気汚染で雷増加
12月2日(火) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙】国立宇宙調査院(Inpe)の研究者は都市部の大気汚染によって雷の発生が増加することを確認した。 二〇〇〇年から〇二年の二年間で、雷はサンパウロ州の地方都市と比較すると、カンピーナス市やSJカンポス市では五〇から六〇%、大サンパウロ市圏では二〇〇%多く発生した。 雷発生のメカ ...
続きを読む »「独立の鐘」の珠盗難=教会の塔35メートル登る
11月29日(土) 【アゴーラ紙26日】ブラジル独立の際に鳴らされたという〃ブロンゼ・ヴェーリョ(古い銅鐘)〃の珠(たま)が25日未明、サンパウロ市西部ペルジーゼス区サンジェラウド教会から盗まれた。この鐘は1942年から同教会の塔に設置されていた。 1972年に歴史遺産に指定された独立記念日の鐘は銅製。1820年にバイア州で造 ...
続きを読む »意外と多い外国人観光客=380万人が昨年来伯
11月29日(土) 完全とは言いがたい観光ルートしかない遠い国へ、高くオプションが少ない旅客機に乗って行く。その国の人間はとても難しい言語を話すわりには外国語が一つも話せない人がほどんど。しかも外国人に売る物の値段が異常に高い。この国の治安はお世辞にも良いとは言えず、その事実は国際的にも有名である。重要文化財の保存状態に落ち度 ...
続きを読む »リオ中心街は奴隷墓地=地下に約5000の遺体眠る
11月29日(土) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙20日】リオデジャネイロ市中心部は昔、アフリカから来た黒人奴隷たちの墓地だった―。同市ガンボア区で18日、光ファイバーを設置するためにペドロ・エルネスト通りの歩道を掘り起こしていた従業員二人が、人間のものと思われる骨を発見した。 同地域は18世紀末期から19世紀初めまで、アフリ ...
続きを読む »ショッピングセンター 今は「安全」が売り物=第1号「イグアテミー」=ブラジル人にすっかり定着
11月29日(土) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙25日】1966年11月28日、ブラジル初のショッピングセンター「イグアテミー」が新築落成した。式典には約5000人の人々が訪れ、シッコ・ブアルケ・デ・オランダやナーラ・レオン、シッコ・アニージオなどのタレントが集まり、盛大なショーを開催した。―今回のフォーリャ紙特別企画「わた ...
続きを読む »