11月19日(水) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十八日】英国の報道機関BBCがブラジルの主要都市、サンパウロ市など三都市で千七人にエイズに関する意識調査を行ったところ、六一%は死に至るような重病とは思っていないことが判明した。この数字は、調査を行った世界十五カ国の中で最高であった。 難病と恐れられた十年前とは、様子が変わっ ...
続きを読む »ブラジル国内ニュース(アーカイブ)
仏人旅行者が死亡=パラナ=強盗に抵抗し撃たれる
11月19日(水) 【アゴーラ紙十六日】十四日夜、パラナ州フォス・ド・イグアスー市コンチネンタル・イン・ホテル近くでフランス人旅行者ピエール・イーヴェスさん(七三、無職)が強盗三人組に襲われ、抵抗したため銃で撃たれて死亡した。ピエールさんの妻ペレリンさん(六八)によれば、ピエールさんは三人組に財布を奪われ、三人を追いかけた。そ ...
続きを読む »貧困対策は国際協力で=ルーラ大統領が訴え
11月19日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十八日】ラテンアメリカとカリブ諸国の貧困根絶をテーマとするセミナーが十七日に開催され、その中でルーラ大統領はブラジル経済を安定させるという公約は「譲歩できない」もので、国際協調体制が世界の経済格差と貧困を減らす道となると演説した。 貧困根絶という目的を達成するためには、貧困諸 ...
続きを読む »トラックと衝突、6人死亡―ミナス
11月19日(水) 【フォーリャ・オンライン十八日】十七日夜、ミナス・ジェライス州大ベロ・オリゾンテ圏サバラー市内州道381号線433キロ地点で、乗用車とトラックの衝突事故が発生し、六人が死亡した。 同州道路警察によると、カデット車がコントロールを失い、路上を回転して、反対方向から来たトラックと正面衝突した。死亡者はすべてカ ...
続きを読む »地方に製造業が移転=サンパウロ州=サービス業は大サンパウロ市圏へ
11月18日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十七日】ブラジル経済の牽引役であるサンパウロ州は、二十一世紀に入ってもその役割を維持しているが、新しい様相を呈してきた。大サンパウロ市圏にサービス業が集中する一方、製造業が地方に移転する傾向が顕在化しつつある。 サンパウロ州経済企画局管轄の州データ分析システムの調査で、四百十 ...
続きを読む »増加の一途たどる殺人=被害者は年4.5万人以上=半数が初犯、9割が銃使用
11月18日(火) 【エポカ誌】サンバとサッカーに秀でた心の温かい人たち―。こうしたブラジル人のイメージは銃弾で粉々になる。暗い顔で銃を手にした若者―これがブラジル人の現実のイメージだ。世界保健機構によると、ブラジルは殺人事件の総数で世界第一位、十万人当たりの発生率でコロンビアとエルサルバドルに次いで世界第三位を占め、毎年四万 ...
続きを読む »なぜ不平等の国か?=社会予算と人種差別が主因
11月18日(火) 【ヴェージャ誌】世界銀行が社会・労働調査研究所の主催したセミナーで世界経済に関する報告書を発表した。その中では世界中で不平等が拡大する傾向が指摘されている。 同報告書ではまた、ブラジル社会における不平等とその歴史的要因について、ブラジル政府と学者が共同で実施した様々な研究も報告されている。そうした研究はブ ...
続きを読む »インジオ文化が人類遺産に
11月18日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙】アマパ州のインジオ、オイアンピ族の口承表現と絵画が絶滅危機に瀕するコミュニケーション手段として、ユネスコ(国連)の人類無形文化財・口承遺産に登録された。 文化人類学者にクシワとして知られる同部族の絵画は「永久的発展過程にある伝統的知識を含んだもの」とユネスコは強調した。 ...
続きを読む »新ウイルスを研究=ハイレベルの施設誕生
11月18日(火) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙】致死性の高い恐れがある新種ウイルスを研究できる、レベル3の安全対策を備えた研究施設がブラジルで初めて登場した。 同施設はサンパウロ総合大学生物医学研究所(ICB)内に百万レアルを投入して建設された。年内に同レベルの施設が国内のほか二カ所に設けられる予定。 「二十世紀の終わ ...
続きを読む »性的虐待は家庭内で=ブラジルでも大問題
11月18日(火) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙】青少年への性的虐待に対してルーラ政権が採用した戦略は「近視眼」的なもので、ブラジルと世界で最も問題となっている家庭内の性的虐待を無視しているー。 これは性的虐待の告発電話を六年にわたって受け付けてきたNGO団体、『ブラジル児童青年保護専門家協会(Abrapia)』のモンテイ ...
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