10月30日(木) 【アゴーラ紙二十九日】二十八日午前九時五十分、オートバイに乗った二人が大サンパウロ市圏ジャンジーラ市中心部ジョアン・バリェステイロ通りにある軍警基地を襲った。オートバイの後部座席に座っていた男が一分以内にわたって、けん銃を四発撃って逃走した。二人はヘルメットをかぶり、一方通行の道を逆進して基地に侵入した。 ...
続きを読む »ブラジル国内ニュース(アーカイブ)
伯中関係より緊密に=途上国の盟友に期待=30年後に覇権主義実現か
10月30日(木) 【ヴェージャ誌】ブラジルが途上国連合のパートナーとして期待し、三十年後には覇権国家のうわさもある中国とは、どんな国か。その経済力にものを言わせ国内では人権をじゅうりん、国際間ではその独裁政治に口を挟ませない中国の虚像に迫る。 中国へ派遣されるブラジル人マルコポーロは、年々急増している。新しい巨大市場として ...
続きを読む »軽犯罪者釈放から着手=法相、司法改革に意欲
10月30日(木) 【エポカ誌】マルシオ・T・バストス法相は、ことのほか大臣職が気に入ったようだ。二十年来の念願であった司法制度改革の旗手となったからだ。まず軽犯罪で拘留されている拘束者を、早期釈放することが目下の課題。そのために治安が悪化するとのそしりを受けても、覚悟の上だという。 次は法相との一問一答。 【治安対策の改善 ...
続きを読む »〃殺し屋〃企業を捜査=軍警経営の実態明らかに ペルナンブーコ
10月30日(木) 【イスト・エイ誌】国連人権委員会の査察で、軍警が捜査協力者を処刑したことが注目されている。まず当局による捜査の網にかかったのが、レシッフェ署勤務のエドゥアルド・J・サントス軍警が経営する警備会社で、ジャボアトン・デ・グアララッペス市に事務所を構えていた。表向きはセキュリティ企業だが、専ら地元有力者の注文に応 ...
続きを読む »砂糖輸出の大手、燃料へ=グインレ、ポスト開店
10月30日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十六日】名門の一つグインレ家が十一月三日、ガソリン配給業界へ〃グインレ・ペトロレオ〃として参画すると発表した。資本金三千万レアルを投じて、ペトロブラス石油公団から年間五百万リットルのガソリン供給を受ける。 当面はカンピナスとジュンジアイのガソリン・ポスト二カ所から始め、三年 ...
続きを読む »マカエ市 国際都市に=外国資本が海底油田狙う
10月30日(木) 【ヴェージャ誌】リオ州マカエ市には人口の一〇%に相当する一万三千人の外国人が同市に居住している。一九九九年から外国資本の民間企業も海底油田の試掘に参加できるようになった。そのため、外国の企業から技術者とその家族が派遣されている。彼らの月給は、五千ドルから一万五千ドル。 小さなマカエ市が突然、国際都市へ変ぼ ...
続きを読む »サンバ界の重鎮、次々に他界
10月30日(木) 【ジアーリオ・デ・サンパウロ紙二十六日】サンパウロ市のエスコーラ・デ・サンバ(サンバ学校)「ローザス・デ・オウロ」の創設者、エドゥアルド・バジーリオ会長が二十五日未明、膵臓(すいぞう)がんで死去。七十歳だった。 サンパウロ市サンバ界の重要人物の訃報は、今年だけで三人目。八月三十日には、「モッシダーデ・アレ ...
続きを読む »エコノミーア
10月30日(木) ロドリゲス農相は米州自由貿易地域(FTAA)交渉で、けんもほろろな米政府の態度に業を煮やしている。こんなことならEUの方が、まだ交渉の余地があるとみている。フルラン産業開発相も同意見のようだ。両相は伯独財界人会議に出席してEU代表には、米代表のように取り付く島もないような高飛車なところはないと感想を述べた。 ...
続きを読む »米国のブラジル排斥政策批判=ルーラ大統領が演説=世界社会主義会議開く=教条主義的政策を否定
10月29日(水) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十八日】サンパウロ市で開催された第二十二回社会主義者国際会議でルーラ大統領は二十七日、ブラジルの国家主権が脅かされていると訴えた。国際資本とそれを背後で操作する組織によってブラジルの政治は不安定な状態に置かれていると、米政府の対伯政策を間接的に批判した。社会主義運動の歴史を振 ...
続きを読む »パラナグアー港 大豆輸出ストップ=6.2万トン分検査へ=パラナ州 GM製品を全面禁止
10月29日(水) 【既報関連=エスタード・デ・サンパウロ紙、フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十八日】ロベルト・レキオン・パラナ州知事(PMDB=ブラジル民主運動党)は二十七日、同パラナグアー港からの遺伝子組み換え(GM)食品の輸出入およびGM農産物の栽培、GM食品の工業・商業化などを全面的に禁止する州政令を認可した。発令式典に ...
続きを読む »