10月23日(木) リナック在伯米大使は十七日、日本とEUで行っている農業補助金の廃止に向けて伯米同盟を結ぶことを提案した。同大使の提案は伯米同盟を中心にケアンズ・グループも加えて、日欧へ圧力を加えるもの。しかる後に、米国も農業補助金の廃止に応じるという。米国は補助金制度を国内流通用のみに限り、輸出農産物からは削除を考えている ...
続きを読む »ブラジル国内ニュース(アーカイブ)
ブラジル抜きのFTAA案=米政府が最後通告=関心ある国だけで協定=輸出拡大したメキシコ
10月23日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十二日】来伯中の米州自由貿易地域(FTAA)準備委員ピーター・オールガイア米大使は二十一日、対伯協定の締結有無にかかわらず関心のある国々との間で米政府は自由貿易協定を結びFTAAは発足すると言明した。これは、農産物補助金制度や反ダンピング法を除外した米国案を受理しないブラジル ...
続きを読む »水の節約を奨励=規定量順守者に割引きも
10月23日(木) 【アゴーラ紙、エスタード・デ・サンパウロ紙二十二日】サンパウロ州政府は、とうとう一部節水態勢に入った大サンパウロ市圏の水不足対策として、市民に水の無駄遣いを止めさせるために水を節約した人の水道料金を割り引きすることを計画している。 割り引きは、節電の時に行われた「電力消費割り当て量を守った消費者の電気代を ...
続きを読む »金融投資の免税検討=中小資本の市場参入奨励
10月23日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十一日】財務省は二十日、金融市場への投機資金振り込みに対しCPMF(通称小切手税)の免除を検討していると発表した。パロッシ財務相は、金融取引で投機商品を変更するときの資金移動にCPMFの非徴収を考慮し、そのために金融取引専用の口座開設を立案中と述べた。 現在は株取引にCPM ...
続きを読む »強風で3人が死亡=時速60キロで被害多数
10月23日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十二日】プレジデンテ・プルデンテ市で二十一日午後、時速約六十キロの強風が吹き家屋などが倒壊し、三人が死亡した。 レジェンテ・フェイジョー区の被害が最も大きかった。会社の屋根が落ち、ヴェンデルちゃん(五つ)と母親ロザンジェラさん(二六)が死亡。トラックの運転手デウソンさん(三六 ...
続きを読む »夏時間で〝副作用〟=食欲減退、体調崩すなど
10月23日(木) 【アゴーラ紙、ヴェージャ誌二十二日】十九日午前零時から始まったサマータイム(夏時間)。来年二月十四日に終了する。多くの人々はサマータイムにすんなり順応するが、高齢者など規則正しい生活を送っている人は、時計の針を一時間進ませただけで、睡眠や食欲、精神状態、体調などに影響が出てしまうことも。 サマータイムの〃 ...
続きを読む »社会福祉計画スタート=生活扶助金を支給=1100万世帯に2006年まで実施=大統領府が一括実務
10月22日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十一日】ルーラ大統領は二十日、社会福祉計画を再編し本格化される二〇〇四年へ向けて、資金捻出予定のないまま五十三億レアルに上る「生活扶助計画」を発表した。 マンテガ企画相は現時点では資金の裏付けはなく、他の予算からの編入を予定しているため、成否は議会の承認にかかっていると述べた ...
続きを読む »魅力失うサンパウロ州=他州への流出増加=移動人口トップはサンパウロ市
10月22日(水) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十七日】ブラジル国内で最もめまぐるしく移住が行われている都市はサンパウロ(サンパウロ市)。全国から移住者を受け入れ続けているが、他州へ移り住む市民の動きも大きい。一九九五年から二〇〇〇年までに、サンパウロ市へ四十一万人の移住者がやって来た。うち、北東部出身者は七三・一%で、その ...
続きを読む »トラック79台検問に=遺伝子組換え大豆の侵入を阻止 パラナ州
10月22日(水) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十一日】パラナ州農務局は二十日から、遺伝子組み換え(GM)大豆ではないと証明できない大豆を積んだトラックが同州に入るのを阻止し始めた。パラナ州との州境にあるサンパウロ州オウリーニョス市と同州西部グアイーラ市で、大豆を積んだトラック七十九台が検問で立ち往生している。 サンパウ ...
続きを読む »今日から大サンパウロ市圏節水
10月22日(水) 【既報関連=アゴーラ紙二十一日】きょう二十二日から少なくとも一カ月間にわたって、大サンパウロ市圏で節水が始まる。節水態勢に入るのはアウト・コチーア地方貯水池。同貯水池から配水されている住民四十四万人に影響が出る。 大サンパウロ市圏の九百万人に配水するカンタレイラ地方複合貯水池も水位が下がっており、危険な状 ...
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