10月1日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙三十日】政府は〇三年の予想インフレ率(IPCA―広範囲消費者物価指数)を一〇・二%から八・九%に下方修正した。 中銀が四半期ごとに発表する年間予想インフレ率は、金融市場の予測値九・六五%を下回って、年間目標値八・五%に近いものとなっている。また、〇四年の予想インフレ率は三・九% ...
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リオ大司教を枢機卿に指名=次期法王の候補者へ=弱者を救援する政治支持
9月30日(火) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十九日】ヨハネ・パウロ二世は二十八日、カトリック教会の職階で法王に次ぐ地位にあたる枢機卿にリオデジャネイロのエウゼビオ・O・シェイド大司教(七〇)ら三十一人を新たに指名した。十月二十一日に、正式叙階のため枢機卿会議が開かれる。 これで枢機卿は、合計で百九十五人となった。次期法 ...
続きを読む »国立銀行にPTの息=主要役職の3分の1占める
9月30日(火) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十九日】ルーラ大統領就任以来、労働者党(PT)はブラジル銀行の重要ポストすべてを事実上支配するようになった。政府は同銀総裁については有能な人物を任命したが、主な関連機関のトップにはPTと関係の深い人物を就任させている。 ラテンアメリカ最大の年金ファンド(Previ)、ブラジル ...
続きを読む »マルセーロ神父がミサ=ナタール市=四万人参加と発表
9月30日(火) 【アゴーラ紙二十九日付】バチカンの心配をよそに、マルセーロ神父はナタール市(RN州)マッシャード競技場でミサを行った。警備に当たった軍警の発表によれば、四万人が参加した。ミサは映画『マリア-神の子の母』のキャンペーンの一環として行われた。ミサのあと同神父は、司教たちとジープに乗ってパレードをした(写真)。同神 ...
続きを読む »10代学生の3割が性体験=意識と現実のずれ大きく=相談相手は友人、家族
9月30日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙】エスタード紙はサンパウロ市の公私立校の学生五百人を対象に、恋愛と性についてアンケート調査(回答者四百四十一人)を実施した。テレビの恋愛シーンや刺激的場面を臆することなく見、性をテーマとする記事を雑誌で読み、「誰それは誰それと土曜の夜をいつもいっしょに過ごす」と話す若者の日常を知 ...
続きを読む »昨年の交通事故約14万件=被害総額は10億レアル=サンパウロ市
9月30日(火) 【ジアーリオ・デ・サンパウロ紙】応用経済研究院(IPEA)の調査によると、サンパウロ市では〇二年に十三万八千八百五十八件(死亡事故千二百八十七件、傷害事故二万七千四百八十一件、その他十一万九十件)の交通事故が発生し、被害総額は十億レアルに達した。ブラジル全体では、被害総額は三十六億レアルに上るという。 六カ ...
続きを読む »老人憲章、上院で可決=原案発表から7年経過
9月30日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙】高齢者保護に関する新たな法的措置を規定した老人憲章が二十三日、上院で承認された。同憲章はルーラ大統領により九月末にも承認される予定。 老人憲章の原案はパイン上議が九七年に下院で発表し、承認までに足掛け七年が費やされたことになる。同憲章の内容は以下の通り。 ▼統一医療保健シス ...
続きを読む »黒人学生に支援を=企業とNGOが共同計画
9月30日(火) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙】NGO団体と企業が、ブラジルの大学に黒人学生がほとんどいないという教育問題に取り組むべく力を結集している。 ゼロックス社はNGO団体の『ジェレデス』、黒人女性協会(サンパウロ)と持続可能な発展計画・研究総合センター(Cieds、リオデジャネイロ)と共同で黒人支援計画としては国 ...
続きを読む »サンパウロ市に残る昔ながらの仕事研師、祈とう師…
9月30日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙】サンパウロ市には昔ながらの仕事を続ける人たちがいる。露天商が服を売る中央区で、ゴンサルベスさんは洋裁学校を営んで、オリジナルデザインの服をつくりたい娘さんを集める。インターネットが真新しくない二十一世紀にサロモンさん(七二)はタイプライターを教える学校を開いている。ローシャさん ...
続きを読む »飲む香水、近く発売=植物抽出液をカプセルに
9月30日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙】香水の効き目が弱まる問題はもうすぐ解消され、誰でも皮膚のすべての毛穴から香りを漂わせられるようになる。 セアラ州の技術開発センターはこのほど、人体から香りを発散させることができる、植物(コエンドロ)の抽出液を入れた経口カプセルを開発した。 この新製品はすでに特許が取得され、 ...
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