8月29日(金) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十八日】高等司法裁判所(STJ)は二十七日、電話料金は広範囲消費者物価指数(IPCA)に基づいて調整されるとした予審判決を無効とする決定を下した。 同裁判所はまた、この件に関するすべての判断はブラジリア連邦第二裁判所に委ねられると決定した。 今回予審判決が無効とされたことで ...
続きを読む »ブラジル国内ニュース(アーカイブ)
明るく輝く火星観測=ブラジルでも望遠鏡に列
8月29日(金) 【既報関連=各伯字紙二十八日】約六万年ぶりの火星大接近が二十七日、ピークを迎え、世界各地で観測会が開かれた。ブラジル各地でも天文台などで観測され、天体望遠鏡の前に長蛇の列ができた。 地球と火星の最接近は、二十七日午前九時五十一分(ブラジリア時間)に起きた。地球から太陽までの距離の三分の一強(約五千五百七十六 ...
続きを読む »サッカー ジエゴが代表入り=W杯予選の全選手決定
8月29日(金) 【既報関連】サッカーブラジル代表のカルロス・アウベルト・パレイラ監督は二十六日、来月から始まる二〇〇六年W杯ドイツ大会に向けた南米予選のメンバー二十二人を発表した。国外組十七人、国内組五人を招集。昨年の優勝メンバー十五人を中心にした現時点の最強メンバーで、十八歳ながらサントスのエースを担うジエゴもカナリアカラ ...
続きを読む »工業生産 6月に底打ち=産業界に回復の兆し=金利引き下げ効果表れる=財務省にも順風が吹く
8月28日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十七日】サンパウロ州工業連盟(FIESP)は二十六日、七月サンパウロ州の工業生産が底打ちして、五月から始まった生産低下に歯止めがかかったと発表した。FIESPは調査の結果、工業生産が八月から回復傾向に入るものと予測している。サンパウロ市証券取引所も二十六日、指数を二・七九%も上 ...
続きを読む »サンジョアキに大霜=「雪景色のよう」
8月28日(木) 【各伯字紙社会面二十七日】サンタ・カタリーナ州南部の山地にあるサンジョアキン市では二十六日未明、大霜が降りた。辺り一面は雪景色のよう(写真)。同市では今月二十回目の降霜となり、八月の降霜回数記録を更新した。同午前七時に最低気温はマイナス四・三度を観測。厳しい寒さは三十一日まで続くもよう。気象観測会社クリーマテ ...
続きを読む »地下鉄値上げへ=回数券15・5から17レアルに
8月28日(木) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十七日】サンパウロ市地下鉄とサンパウロ州都市圏鉄道公社(CPTM)の回数券が三十一日午前零時から、最高九・六八%値上がりする。サンパウロ州政府は値上げをしないと確約していたにもかかわらず七カ月十二日ぶり、今年二度目の値上げとなる。 地下鉄十回券は十五・五レアルから十七レアル、 ...
続きを読む »郵便トラックで密輸=マリファナ2t押収=運転手を現行犯逮捕
8月28日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙、フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十七日】連邦警察(連警)は二十六日未明、リオデジャネイロ州ピライー市ドゥトラ自動車道で、パラグアイから来たブラジル郵便電信公社(ECT。通称、郵便局)のトラックに積まれていたマリファナ二トンや銃器、弾丸などを押収した。同トラックの運転手、ダニエル・ ...
続きを読む »メーロ国連代表 非業の死=交渉と説得の天才=イラク政府設立が裏目に
8月28日(木) 【ポリチカ・エステルナ誌】メーロ国連特別代表の死によって米国はイラクに武力介入し、ルビコン川(シーザーが「さいは投げられた」と叫んで渡ったイタリアの川)を渡ったのだろうか。国連事務所前の爆発テロで建物が崩壊、特別代表はコンクリートの梁(はり)に大腿部を挟まれた。平和の使者は救助されるまでに出血多量で、その生涯 ...
続きを読む »多国籍企業副社長への道=くわ引きから立身
8月28日(木) 【スセッソ誌】多国籍監査法人DIVEOのアダウベルト・センチネロ副社長は、不遇の後輩を激励して次のようなメッセージを贈った。同氏はサンパウロ州と南麻州境ヴィットリア郡の貧しい農家に生まれ、十四歳までエンシャーダ(くわ)を引き家計を助けた。その年干ばつで作物が全滅、一家は農業をみかぎりジャーレス市へ移った。 ...
続きを読む »明暗分かれる農業=生産能力のないMST
8月28日(木) 【ヴェージャ誌】ブラジルの農業は過去十年、国家の未来を約束するような華々しい成果を上げる一方で、労せずして富の分配にあずかろうとする農地占拠運動(MST)グループ侵入の脅威で明暗を分けている。 地理統計院(IBGE)は来年度の穀物生産は一億二千万トンで、今年同期比二三%増と未曾有の成績と発表。農産物は食糧で ...
続きを読む »