8月6日(水) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙五日】六月からの深刻な水不足で、リオデジャネイロ州とサンパウロ州の貯水湖の水位が下がっている。特に両州をまたぐパライーバ・ド・スル川流域は、一九五五年以来の最悪な干ばつに悩まされている。 パライーバ・ド・スル地方の貯水湖の水位を下げている原因は、雨量が少ないことだけではない。三月 ...
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ACM起訴取り下げ=ロゼアナ上議も不問に
8月6日(水) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙五日】クラウジオ・フォンテレス検事総長は四日、上院の投票システム開示事件に関与疑惑のあったアントニオ・C・マガリャンエス上議(PFL)の起訴取り下げを決定した。 取り下げ理由は、連邦令三百二十五条七十歳以上の高齢者への特赦を適用したもの。事件は同上議がジョゼ・R・アルダ下議を通じ ...
続きを読む »国際金融 ブラジルに赤信号=政治能力を疑問視=年金改革、農地占拠が不安=経済回復で緊急閣議
8月5日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙四日】新政権の政治能力欠如が国際金融から懸念されていることでルーラ大統領と閣僚は二日、国民の要求に対応するため経済の回復を目的とした緊急閣議を開いた。国内の投資家は景気後退から新規投資を差し控え、海外投資家は難航する年金改革や農地占拠活動が来年度サフラに及ぼす影響などを注視している ...
続きを読む »INSS本部でスト職員ろう城=連警出動し実力行使=15人負傷 H上議も強制退去=ブラジリア
8月5日(火) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二日】ブラジリアの国立社会保険院(INSS)本部に二日早朝、年金改革への抗議でストライキ中のINSS職員約三百人が、同院総裁との会談を求めて詰め掛けた。その後、スト職員代表の十八人がビル内部でろう城。連邦警察の特殊グループは同日午後、催涙弾などを用いてスト職員らを強制的に追い出した ...
続きを読む »遺伝子組み換え食品400種=20年前から市販
8月5日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙三日】生物検査協会(ANBIO)は二日、遺伝子組み換え(OGM)商品は二十年前から市販され、現在は四百種類が市民の卓上にあがり常食されていると発表した。 ブラジルで最初に導入されたのは一九八二年、糖尿病患者用インシュリンでOGMを行ったバクテリアによって培養された薬剤であった。そ ...
続きを読む »教育総合センターが初登場=2400人の子どもが通学
8月5日(火) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙、エスタード・デ・サンパウロ紙二日】マルタサンパウロ市長は一日、サンパウロ市東部地区で初の教育総合センター(CEU)・ジャンベイロ校をオープンした。 ルーラ大統領をはじめ、生徒、保護者、地域住民の約五千人が開所式に参加し、マルタ市長にとっては市長再選に向けた最初の大々的キャンペー ...
続きを読む »誤解、偏見多い高齢者の性=健康維持が大前提=心身の変化の受け入れを
8月5日(火) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙】「高齢者の間ではセックスの回数がそれほど多くないだろうと我々は考えるが、実際は驚くほど普通に行われていた」。これは米国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドで実施された調査報告書にあるコメントだ。八百五十人(うち六〇%は既婚者)を対象に最近実施されたブラジル人の性行動に関する ...
続きを読む »青少年が市場決定=両親の消費性向を左右
8月5日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙】サンパウロ、リオなどの大都市圏に住むブラジル人の五人に一人、五百八十万人が十歳から十七歳の青少年で、彼らは両親の消費性向を左右し、産業界に消費ルールを示唆する。 そのうち十歳から十二歳までの子どもたちは二百万人を数える。ブラジル最大の調査機関の一つ、『イプソス・ブラジル』は彼ら ...
続きを読む »全員が学校に通う町=ブラジル北東部で初の快挙
8月5日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙】住民十五万三千人のカーボ・デ・サント・アゴスチーニョ市(ペルナンブッコ州)が同市の七歳から十四歳までの子ども全員を学校に通わせた最初のブラジル北東部の町となった。 子ども全員を学校に行かせるという目標を達成するために、同市は身体障害児を家庭で教育する教師を赴任させるなど、住民、 ...
続きを読む »犯罪は奴らの権利=「シダージ・デ・デウス」著者語る
8月5日(火) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙】「シダージ・デ・デウス(神の町)」の著者、パウロ・リンス氏(四四)は「飢えた奴」が誘拐や強盗を働くと理解する。 映画「シダージ・デ・デウス」の原作者でもあるリンス氏は口調を和らげた。雑誌「カーロス・アミーゴス」のインタビューで同氏は「つかまえて誘拐することは奴らの権利」「銃撃し ...
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