6月25日(水) 【アゴーラ紙二十四日】テレフォニカ電話会社は、毎年行われる価格調整に当たり、三週間前から電信庁(Anatel)に申請していた四一・七五%増の調整をあきらめ、今度は二八・七五%の値上げ率で交渉し始めている。 同社と電信庁との二〇〇五年十二月までの契約によると、同社は固定電話の回線工事料と基本料金、通話料金の三 ...
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伯米首脳会談 補助金問題が決着=同盟関係を確認=画期的出来事と評価=伯、南米の雄を任じる
6月24日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十一日】ルーラ大統領は二十日、ブッシュ米大統領と首脳会談を行い、二国間の通商と投資に尽力する共同声明を発表した。特に注目された米州自由貿易地域(FTAA)構想の農産物補助金問題は、先進国が途上国の立場を理解し、二〇〇五年の発足までに基本的解決することで合意した。パロッシ財務相は ...
続きを読む »サンパウロ州病院の大半が設備不足=衛生管理も不完全=医療審が1011病院を検査
6月24日(火) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十二日】サンパウロ州医療審議会(Cremesp)が二年間にわたって実施した州内の公立・私立病院調査によると、ほとんどの病院で基本的な医療機器などが不足しており、衛生管理もろくにできていない状態にあるという。 Cremespは、サンパウロ州の病院総数の九四%に当たる千十一病院で ...
続きを読む »法務相の決断迫る=ヒズボラ支援者が亡命申請
6月24日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十二日】バストス法務相は、アサード・アフマド・バラカト氏の亡命申請に対して非常に複雑な政治的決断を迫られている。 パラグアイの反テロ情報局はバラカト氏をレバノンに拠点を持ち、テロリストを支援していると疑われる団体『ヒズボラ』のブラジル、アルゼンチン、パラグアイの三国国境地帯に ...
続きを読む »経済活性化政策を発表=守りから攻めへ
6月24日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十二日】ルーラ大統領は二十日、発表は時期尚早としながらも新政権の目玉ともいうべき経済活性化政策を発表した。政権に就任以来六カ月、無為無策とそしられたが大統領府は年金、税制改革が議会で表決され次第、政治的、経済的本番に入るとし満を持する構えでいる。 基本金利の引き下げ発表と同時 ...
続きを読む »ゲイ・パレード盛大に=マルタ市長ら100万人が参加
6月24日(火) 二十二日、サンパウロ市パウリスタ大通りで、ゲイの人権尊重を訴える「第七回ゲイ・パレード」(写真)が開催され、約百万人が参加した。 パリやサンフランシスコで開かれている同種のパレードよりも大規模で、労働者党(PT)のマルタ・スプリシーサンパウロ市長や党首のジョゼ・ジェノイーノ総裁も出席。同日午後二時ごろには群 ...
続きを読む »大統領子息の護衛射殺=強盗2人、車目当て=護衛軍人1人も大怪我==サンドロさん、友人は無事
6月21日(土) 【エスタード・デ・サンパウロ紙、フォーリャ・デ・サンパウロ紙十九、二十日】ルーラ大統領の息子サンドロ・ルイスさん(二四)をガードしていた陸軍の軍人二人が十八日午後七時四十五分ごろ、大サンパウロ市圏サント・アンドレー市郊外で銃撃される事件が起きた。うち一人は翌十九日午前十時五分、同市市立病院で死亡した。サンドロ ...
続きを読む »融資拡大し経済活性化=市中銀供託金 一部を免除=低所得層に低利ローン
6月21日(土) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十日】国内市場の育成と消費拡大のため政府は十八日、金利引き下げを目的とした金融緩和政策を打ち出すと発表した。その一つは一般銀行が預金の六〇%を中央銀行に供託しているのを、部分免除し所得の増加と消費の増進を図るというもの。一般銀行は供託金の一部を、一般市民へ低利の貸し付けに回すこ ...
続きを読む »8億R$の公共投資=過少な金利低下への見返り
6月21日(土) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十九日】わずかながら今後に通じる、基本金利引き下げを決定した同日(十八日)、連邦政府は六月末までに〇三年度予算の中から八億レアル分を、住宅、交通、衛生分野に向けて執行に移すと決断した。 同決断はジルセウ大統領府官房長官がクーニャ下院議長(PT=SP)の自宅で与党幹部と行った朝食 ...
続きを読む »伯米首脳が会談へ=正念場迎えるFTAA
6月21日(土) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十日】伯米首脳会談が二十一日、ホワイトハウスで行われる。会談の議題はエネルギー、農業、医薬品に関する両国代表による実務委員会の設置となっている。 二〇〇五年発足のFTAA(米州自由貿易地域)へのブラジルの意向確認も、討議される。特に注目されるのは、両国間で硬直状態にある農業実 ...
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