4月16日(水) 【フォーリャ紙八日】リカルド・ベルゾイーニ社会保障相は七日、INSS(社会保険院)により支給される年金の上限を二千四百レアルに調整することを認めた。同相によると、この案の実施はルーラ大統領の決断にかかっている。 現在、上限は千五百六十一レアル五十六センターボ。上限を二千四百レアルに上げると、五三・六%の調整 ...
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3月インフレ1、66%
4月16日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十日】ジェトゥーリオ・ヴァルガス財団(FGV)は九日、三月の総合物価指数(IGP=DI)は一・六六%と発表した。二月の同指数は一・五九%。三月の指数としては九九年以降最高となった。 同指数上昇の主因は卸売価格の上昇。一・二五%から一・四五%という市場の予測を大きく上回り、今月中 ...
続きを読む »エコノミーア
4月16日(水) 連邦カイシャ・エコノミカは、雇用創出計画(PROGER)のために零細企業や自由業(個人)へ、労働者保護基金(FAT)から十一億レアルの資金を融資すると発表した。希望者はカイシャの様式に従い事業計画書を作成して、融資を申請すること。返済は六カ月据え置き、融資期限は最高四年まで。利子は年利六%から一八%。融資額は ...
続きを読む »ヒトゲノム 解読で伯チーム活躍=伯医学界に新時代=遺伝子治療に大きな期待=難病根治が実現へ
4月16日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十五日】ブラジルをはじめ六カ国の国際研究班による人体の遺伝子解読が完了して十三日、細胞に遺伝子は三万三千個あり構成する化学物質(塩基)は三十一億対から成り立っていると代表が発表した。ブラジル・チームは、サンパウロ州研究支援財団(FAPESP)の資金援助のもとに行っていた乳癌の細胞 ...
続きを読む »オウロ・プレットで火災=重要文化財が全焼=「危機下の世界遺産」入りか ミナス州
4月16日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十五日】ミナス・ジェライス州古都オウロ・プレットの中心街で十四日、火災が発生し、十八世紀の建築物が焼失した。同市はブラジル植民地時代のバロック様式の建築物が多数あり、二十三年前にブラジルで初めてユネスコ世界遺産に指定された。だが遺産の保存状態の悪さが幾度も告発されてきており、世界 ...
続きを読む »略奪、未然に防ぐ=在イラク伯大使館から連絡
4月16日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十五日】米軍のバグダッド攻撃で連絡網を断たれた在イラク・ブラジル大使館から十四日、三週間ぶりに電話で「辛うじて攻撃を免れ、無傷である」と伝えてきた。連絡は新聞記者から借りた衛星中継の電話で、アマン経由であった。外務省は音信不通の在イラク大使館で、何が起きているのか案じていた。 ...
続きを読む »プロコン 不良店を発表=期限切れ商品販売
4月16日(水) 【ジアーリオ・デ・サンパウロ紙十六日】消費者保護センター(Procon)は十四日、期限切れや価格表示なしで商品を販売した罪で訴訟予定の販売店の名称と所在地を発表した。 プロコンが捜査中の販売店はスーパー十五、薬局十三、パン屋四。一部抜粋して以下に掲載。 [スーパー]▼カレフール=ピニェイロス区(Av.Re ...
続きを読む »〝通行料〟をゆする=支払い拒否の3人射殺 大サンパウロ市圏
4月16日(水) 【アゴーラ紙十五日】十三日夜、大サンパウロ市圏サント・アンドレー市マンゲ貧民街前のタウバテー街で、道をふさいで通行人に〃通行料〃をゆすりとっていたと思われる男三人組が、通行料の支払いを拒否した三人の男性を射殺した。 警察によると、最初に襲われたのは貧民街前を運行中のバス運転手(三一)だった。三人組に停止する ...
続きを読む »カントリーリスク900切る
4月16日(水) 【フォーリャ紙十五日】経済政策に対するG7(先進七カ国)の賞賛と外資流入により、ブラジルのカントリーリスクは十四日、九〇〇を切って八八四となり、〇二年五月三日以来の最低レベルとなった。 十二日に提出された報告書の中で、G7はブラジル政府のマクロ経済政策が「健全」で、政府が取り組んでいる構造改革が「野心的」と ...
続きを読む »ルーラ政権100日の総決算=金融政策は合格=まだ見えぬ成長への戦略=「社会福祉」公約だが・・・
4月16日(水) 【エポカ誌】ルーラ政権百日間の総決算が行われている。金融政策は先ず及第のようだが、ブラジルの経済成長に向けて何をするのか不透明で、まだ謎だ。初仕事として議会へ上程した金融法修正案は、ジョゼ・セーラ元上議の原案丸写し。同案の表決に先立ち可決の妨げとなったのは、野党ではなく大統領腹心の与党から起こった。 金融法 ...
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