4月12日(土) 【ジアーリオ・デ・サンパウロ紙十一日】サンパウロ市でゴミ回収車の運転手らが九日夜ストに入り、同日夜一晩中ピケをはった。 デモ隊は回収車でゴミ収集所と二カ所の埋め立て地の入り口を封鎖し、中央部パリー区にある都市清掃部の前に回収車二台分、東部パルケ・ド・カルモ区のゴミ収集会社の前に三台分のゴミを積み上げた。十一 ...
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また地裁判事を免職=資産違法取得と脱税
4月12日(土) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十一日】ブラジリア高等裁特別法廷は十日、サンパウロ州連邦第三地裁のロベルト・ハダジ州高等裁判事に対し更迭を満場一致で決定した。理由は、同判事が違法手段による所得隠蔽のため、所得税申告書を捏造したというもの。 所得の違法取得に関する刑事訴訟が終わるまで、同判事は職務停止となる。告 ...
続きを読む »英国人記者が退院=新型肺炎かどうか不明
4月12日(土) 【アゴーラ紙十一日】新型肺炎『重症急性呼吸器症候群(SARS)』疑惑で、一日からサンパウロ市のアルベルト・アインシュタイン病院に入院していた英国人記者サリー・ブラワーさん(四一)が十日午前、退院した。 ブラワーさんは、車椅子の上で笑みを浮かべて、病院を後にした。 同病院のルドルフ・ハツラー医師は、「SAR ...
続きを読む »最高裁長官が決定=コレイア判事6月に就任
4月11日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十日】最高裁のマウリシオ・コレイア判事(六八歳)は九日、十一カ月の任期で最高裁長官に賛成十票、反対一票で選出された。マルコ・A・メーロ現長官の後任として六月五日、就任し二〇〇四年五月九日まで務める。 ミナス州サンジョアン・ド・マニュアス市出身。イタマール元大統領が一九九四年十月 ...
続きを読む »農研公社 経営危機に=政府 予算を25%カット
4月11日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十日】十六日後に創立三十周年を迎えるブラジル農牧調査研究公社(Embrapa)が財政難により深刻な危機に陥っている。 同社のマリア・ルース・バルボーザ専務によると、本年度の同公社予算総額七億三千三百万レアルのうち、一億三千八百万レアルしか投資と調査研究費に配分されず、しかも今年 ...
続きを読む »ブラジル経済成長2・8%=IMF 〇・二%下方修正
4月11日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十日=ワシントン】国際通貨基金(IMF)は九日、ブラジルの今年の経済成長率を二・八%と発表した。昨年九月に予測された三・〇%から〇・二%下方修正された。ブラジル中央銀行の予測二・二%よりも楽観的だ。 二〇〇四年は三・五%成長と推定している。二〇〇二年は一・五二%だった。 ...
続きを読む »タバコ 増税へ
4月11日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙九日】保健省はニコチン中毒者の治療と密輸撲滅のためにタバコにかかる税金を上げる考えだ。世界保健機関によると、タバコ価格の上昇は喫煙者数の減少に即効性があるが、同時に密輸の増加にもつながるという。 タバコ広告の制限やタバコの箱へ警告を印刷するなど、ここ数年の保健省の努力で、例えば ...
続きを読む »祖母が母代わりに=14歳以下の子供200万人養育
4月11日(金) 【ジアーリオ・デ・サンパウロ紙三十日】ブラジルでは十四歳以下の子どものうち、約二百万人が祖母に育てられており、この数は実母以外に養育されている同年代の子ども三百三十万人の六〇%に当たる。このデータはUnicamp(カンピーナス州立大学)人口統計学博士課程に在籍の統計学者、マルシア・ミレーナ・ピヴァット・セーラ ...
続きを読む »野生動物密売の被害深刻=種が絶滅の危機に
4月11日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙七日】サンゴヘビの毒、一グラムが国際市場で三千三百ドル、約一万一千レアルで取り引きされている。赤と黒の鮮やかな色彩を持ち、体長一・五メートルに達するこのヘビは現在、野生動物密売者によって最も多く捕獲されるブラジルの動物の一つだ。毒は薬品の開発に使われる。 ブラジルは密売者の格好 ...
続きを読む »チエテ川は稼ぎ場所=埋立地のゴミ拾って生計
4月11日(金) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙】サンパウロ市チエテ川では、川の清掃で毎日一万五千立方メートルの土が川底から掘り起こされている。土は二日間川岸に放置されてから、埋立地に運ばれる。そのゴミをたっぷりと含んだ土からリサイクル可能のゴミを掘り出し、再利用ゴミとして売り、家計を支えている人々がいる。 午前四時―。サン ...
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