1月10日(金) 【フォーリャ・デ・サンパウロ九日】赤貧と飢餓線上の生活がどのようなものであるかを閣僚らに実感させるためルーラ大統領夫妻は八日、三十人の政府高官を十、十一日のペルナンブコ州、ピアウイ州、ミナス州のスラム街視察の旅に同行すると発表した。 この窮状視察旅行に参加できなかったのは、社会保障院改革で忙しいベルゾイニ総 ...
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サンパウロ州 誘拐事件減る=犯人逮捕率上がり成果
1月10日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙八日】サンパウロ州保安局の発表によると、昨年の州内での誘拐事件数は二〇〇一年より四・六%増加した。昨年一月から十二月までに、誘拐事件は三百二十一件発生。〇一年同期には三百七件だった。 市警誘拐対策課(DAS)は、昨年半ばから毎月誘拐事件数が減ってきたと発表。サンパウロ市では、昨 ...
続きを読む »おもちゃの銃使い強盗=サンパウロ市内で3件、全員逮捕
1月10日(金) 【アゴーラ紙九日】七日午後九時から八日午前八時までの十一時間の間に、サンパウロ市でおもちゃの拳銃を使った強盗事件が三件も発生した。全員犯行に失敗し、警察に逮捕された。 中心部カンブシー区では七日午後九時、企業家(三七)を襲った車両強盗が現行犯逮捕された。犯人(二九)は、プラチック製の銃のおもちゃで企業家を脅 ...
続きを読む »先住民殺害される=南大河州 暴行の少年3人逮捕
1月10日(金) 【アゴーラ紙、フォーリャ・オンライン九日】リオ・グランデ・ド・スル州ミラグアイー市で六日午後十一時ごろ、先住民カイガンゲ族のレオポウド・クレスポさん(七七)が、少年三人に蹴られたり、石を投げられたりの暴行を加えられ、殺害される事件が発生した。容疑者二人(いずれも十九歳)は八日午後、身柄拘束され、もう一人(一四 ...
続きを読む »細胞核で難病を治療=大手術も注射一本で=年内にも待望の合法化へ
1月10日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙六日】クローン人間の是非が議論の的となっているため、死滅した人体臓器の再生に役立つ細胞核の研究が頓挫の憂き目にさらされている。クローン人間と細胞核の研究は倫理感の相違のみだが、部外者によっては同一問題と誤解されていると関係者が訴えている。今年の課題として細胞核の研究が合法化される ...
続きを読む »果てしないサンパウロ市の膨張=郊外移転組もあて外れる
1月10日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙】地面丸出しの道路、あふれるばかりの緑。ビルは一棟もなく、車も少ない。野生動物が家の庭に姿を現すこともしばしば―。一九五〇年代、六〇年代、あるいは七〇年代、サンパウロ市民は中心部のセー区から二十キロほど離れた場所に、のどかな場所を見つけ、移り住んだ。だが都市がどんどん押し寄せ、の ...
続きを読む »「君子論」静かなブーム=マキァヴェリズム見直される
1月10日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十五日】ブラジルを識りたければマキァヴェリの「君子論」を読めといわれるほど、ブラジルの中流階級では聖書に並ぶ必読の書になっているという。 その「君子論」がいま、静かなブームを呼んでいる。ブラジルの中流階級の人たちの考え方には、マキァヴェリズムが影響している部分が大きいらしい。 ...
続きを読む »領収証などの保存期間は―
1月10日(金) 【アゴーラ紙二日】過去の電気代や銀行口座明細書などの書類整理の時期が来た。消費者擁護専門弁護士のアジナン・エル・カドリ氏は、「ブラジル人は何でも保管するくせがあるけれど、大事なものだけ保管すれば大丈夫」とアドバイスしている。 明細書は、種類別にフォルダに入れて管理するのが一番。新しいものが前にくるように並び ...
続きを読む »主要都市市長人気度 サンパウロ市長は最下位=増税問題などたたる=トップは5年連続アミン市長
1月9日(木) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十二月二十九日】ダッタ・フォーリャ調査会社が全国主要九都市を対象に行った「市長ランキング」で、ワーストワンはマルタ・スプリシーサンパウロ市長(PT=労働者党)、五年連続のベストワンはフロリアノポリス市のアンジェラ・アミン市長(PPB=ブラジル進歩党)という結果が出た。 市長ランキ ...
続きを読む »8州が財政難で陳情=政府、財政法の厳守求める
1月9日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙八日】リオ州を初めとする知事交代の八州が財政難を連邦政府へ訴えたことで、ジェノイーノPT党首は七日、「一頭のために門戸を開くなら、怒涛のように牛群がなだれこみ国家経済は破綻する」として、各地方自治体は財政法を順守するように呼びかけた。 ベネジッタ前知事から連邦政府への納付金を滞納 ...
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