ブラジル国内ニュース(アーカイブ)
-
ジウマ罷免審議=下院での投票から一夜明け=上院では段取りの準備開始=大統領は戦闘開始を宣言=テメルは組閣構想はじめる
下院でジウマ大統領(労働者党・PT)への罷免請求が可決された翌日の18日、下院から上院へ、同件の審議要請が行われた。一方、ジウマ大統領は18日の会見で下院での投票結果に対する怒りを表明し、「戦いは始
-
アンゴラ人難民来伯急増=既に昨年の半分を上回る=経済的要因が本当の動機か
今年に入ってから、サンパウロ市ではアンゴラ人からの難民申請が急増している。国家難民委員会(Conare)によると、今年の1月から4月18日までのアンゴラ人からのブラジル難民申請は630件で、1日当た
-
農業の国勢調査中止に=予算削減で資金が足りず
地理統計院(IBGE)が18日、17年上半期に予定していた農業の国勢調査を中止すると共に、調査員の採用試験もキャンセルする事を決めたと19日付フォーリャ紙が報じた。 農業の国勢調査は国際機関からも推
-
神父が飲酒運転でひき逃げ=調理助手の被害者は即死
53歳の神父が17日の夜、サンパウロ州モンテ・モル市内を走る州道101号線で、調理助手のアレクサンドロ・ロドリゲス・ド・アマラウさん(39)をひき逃げし、現行犯逮捕されたと19日付伯字各紙が報じた。
-
リオ市長選=PTがMPDB候補と決裂=ジウマ罷免投票の余波
労働者党(PT)リオ支部は18日、10月のリオ市長選では、現職のエドゥアルド・パエス市長(民主運動党・PMDB)が推す後継候補のペドロ・パウロ氏を支持しないと発表した。19日付伯字紙が報じている。
-
「チャオ、ケリーダ」とは?=大統領下院罷免審議での合言葉
17日に行われた下院本会議での大統領罷免審議は、ブラジルらしく、まじめな政治議論の中にもユーモアや視覚的なセンスのあるものとなったが、その中である言葉が目を引いた。 ジウマ大統領に関する罷免審議や投
-
議員同士の賭けハズレ!=集めた現金は福祉施設へ
17日に行われた下院本会議で、ジウマ大統領の罷免審議を上院に送る事が決まったが、この会議に先立ち、下院議員が行っていた賭けで集まった金は、福祉施設に寄付される事になった。 下院議員達の賭けは、何人が
-
下院=ジウマ大統領罷免の判断=367人の下議が賛成=規定の342人を上回る圧勝=今後は上院での審議へ
17日、下院本会議でジウマ大統領(労働者党・PT)の罷免審議を上院で継続するための投票が行われ、審議継続に賛成が全議席の3分の2(342票)を大きく超える367票を獲得、同大統領の罷免審議継続を承認
-
就任濃厚テーメルの未来は?=市場との蜜月期間は短いか=急がれる財政改革の具体策
17日夜、連邦下院がジウマ大統領の罷免審議継続を決めたことで、罷免後の大統領就任が濃厚なテーメル現副大統領。国家財政健全化のためにどれほどの時間が彼に残されているか、経済学者たちが算段を始めていると
-
国道での事故死者が減少=燃料値上げや景気後退も一因
国道警察の統計によると、15年に国道で起きた事故による死者は6868人で、8234人だった14年より17%減利、7053人だった07年をも下回ったと16日付フォーリャ紙が報じた。 14~15年の交通