ブラジル国内ニュース(アーカイブ)
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月間購買力が大きく後退=インフレで家計苦しく
ここ数年、ブラジル経済を牽引してきた一般家庭の購買力(一般支出)が2003年以降、初の落ち込みを記録したと26日付フォーリャ紙が報じている。 経済コンサルタントのテンデンシア社が調査したところによる
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上海ショック余波は微妙=先週末比1%強下落に留まる
27日の上海株式市場の総合指数が、先週末比8・48%安と8年5カ月ぶりの大幅な下落を記録した。同日、週明けのブラジル市場も影響が心配されたが、取引終了の56分前の午後4時4分の段階では、大幅な値崩れ
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ロシアW杯予選抽選会始まる=アルゼンチンと11月に対戦
地元開催W杯優勝の夢も無残に散った「ベロ・オリゾンテの悲劇」からわずか1年余り、3年後、ロシアでの捲土重来を目指す戦いが始まる。 自動出場枠4、プレーオフ枠1を争う、ロシアW杯南米地区予選が今年の1
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「終わりのないホラー映画」=英経済紙がブラジルを酷評
イギリスの経済専門紙「ファイナンシャル・タイムス」が22日の紙面でブラジルの経済状況について「終わりのないホラー映画のようだ」と称した。 ジウマ政権が直面している最大の危機ラヴァ・ジャット作戦で、次
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粉飾会計問題=違法判断に向けた下準備か=気になるナルデス氏の動向=上下院議長に過去会計処理促す=TCUは8月に最終判断
【既報関連】連邦会計検査院(TCU)は6月、連邦政府の2014年度会計に13点の粉飾疑惑を指摘し、30日間の説明猶予を与えた。22日に連邦政府は説明文書を提出したが、その翌23日、TCUのアウグスト
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ロンドン=ブラジル人誤射事件から10年=遺族の追悼集会行われる=殺害した警官への刑事罰訴え
英国ロンドンでブラジル人ジェアン・シャルレス・デ・メネゼスさん(当時27歳)が、警察にテロリストと間違われて射殺されてからちょうど10年。この22日午前10時(現地時間)、メネゼスさんの家族と友人が
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為替=1ドルが3・291レに=基礎収支の目標変更受け
連邦政府が22日に発表した基礎的財政収支の黒字目標の減少を受けて23日、為替相場が強く反応し、1ドルが3・291レアルまであがるドル高を記録した。24日付伯字紙が報じている。黒字目標を国内総生産の1
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リオ市民に電気棒が人気=治安改善進まず自衛のため
治安改善の進まないリオ市では、市民が自衛のために電気棒を持ち歩き始めている。これは強盗犯に押し付けてボタンを押すと電気ショックを与えるものだ。 電気棒を規制する法律はないが、商品は正規の製造・流通ル
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北東3州=難病ギラン・バレー症候群が急増=悪化すれば呼吸器も麻痺
バイーア州南部海岸に住むベネジト・カルーゾさん(47)は、ゆっくりとした足取りながら家の前の道を近所のパン屋まであるいた。4月から5月にかけて20日間の入院中、全身が麻痺して歩く事も話す事もできなか
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汎米大会=金メダルの真価に疑問符=五輪では表彰台も難しい?
10日に開幕したパンアメリカン(汎米)トロント大会で、ブラジル選手団は22日までに32個の金メダルを獲得しているが、その多くは五輪でメダルを争うレベルになく、種目によっては決勝ラウンドにも進出できな