サンパウロ総合大学医学部がサンパウロ市で亡くなった50歳以上の人1092人分の脳を調べた結果、認知症患者の3分の1は高血圧や肥満といった慢性病治療で防ぎうる事がわかったと24日付エスタード紙が報じた。 生前に症状が出て認知症と診断されていた人は480人おり、50%はアルツハイマー病が原因だったが、35%は脳血管障害によるもの ...
続きを読む »ブラジル国内ニュース(アーカイブ)
《ブラジル雇用情勢》失業が雇用を6.3万件超上回る=ショック緩和に躍起のノゲイラ労相
労働省が作成した3月の全就労・失業者台帳(Caged)によると、3月の新規正規雇用者数から、正規雇用を失った人の総数を引いた数が、マイナス6万3624件だったと21日付現地紙が報じた。 2月の正規雇用は3万5600件増えており、22カ月ぶりの正規雇用者数上昇により、政府、経済関係者に広がっていた早期景気回復への期待はくじかれ ...
続きを読む »アウキミン・サンパウロ州知事=地下鉄5号線建設などを活性化=結果的にLJ企業を後押しか
ジェラウド・アウキミン・サンパウロ州知事は2016年下半期に州の公庫から事業補強費を追加調達したが、これは結果的に、ラヴァ・ジャット作戦での疑惑企業の事業を進めることになったと、24日付現地紙が報じている。 これらの資金はサンパウロ市地下鉄5号線の延長工事と、タモイオス高速道、環状線北部の建設を進めるための費用だ。アウキミン ...
続きを読む »ブラジルの経済成長=22年までは世界平均以下?=国際通貨基金が新たな予想
国際通貨基金(IMF)が18日、ブラジル経済の成長は緩やかで、少なくとも2022年までは世界平均を下回るとの予想を発表した。 IMFの予想では、ブラジルは今年、リセッション(景気後退)を抜け出すが、その後の成長は緩やかで、今年の国内総生産(GDP)の伸びは0・2%、来年も1・7%程度と見られている。
続きを読む »《ブラジル》ルーラ元大統領のサンパウロ州アチバイアの別荘改築肩代わり疑惑裏づけ=エミリオ・オデブレヒト元社長らが証言=大統領在任中から改築進行=契約偽造から賄賂金庫まで
ラヴァ・ジャット(LJ)作戦でのオデブレヒト社の報奨付供述(デラソン・プレミアーダ)において、少なくとも5人がサンパウロ州アチバイアの別荘改築に言及し、LJの捜査対象となった農園は実質的にルーラ元大統領のものであることや同邸宅の偽装購入を裏付けているという。20日付エスタード紙が報じている。 アチバイアの別荘の偽装購入および ...
続きを読む »Baleia Azulがブラジルにも=青少年を巧みに洗脳、自殺まで追い込む=既に8州で関連が疑われる事件発覚
ブラジルの調査機関、IT・コミュニケーション技術研究センター(Cetic)によると、ブラジルでは11歳~17歳の青少年の10人に1人がインターネットで自傷行為を示唆する内容、20人に1人は自殺行為を示唆する内容に触れていると、20日付エスタード紙が報じた。 19日にはサンパウロ州バウルー市で、17歳の青年が「クジラのせいだ」 ...
続きを読む »ベネズエラ=過激化する抗議行動=20日間で死者9人に
ベネズエラで19日、今年最大規模の抗議行動が起き、反体制派2人と国家警備隊員1人が死亡したと20日付ブラジル国内紙が報じた。 同国では、3月17日に最高裁が議会の権限を取り上げる(3日後にこの決定を撤回)、4月17日にも野党リーダーのエンリケ・カプリレス氏の政治活動を15年間禁じるなど、反体制派への圧力が強まっている。 同 ...
続きを読む »《ブラジル》検察庁が元下院議長のエドゥアルド・クーニャ被告夫人に禁固刑求刑=秘密口座所持や賄賂の使用で
連邦検察庁が19日、パラナ州連邦地裁に、元下院議長のエドゥアルド・クーニャ被告夫人のクラウジア・クルス被告への禁固刑と罰金を求刑した。20日付現地紙が報じている。 検察によると、クルス被告は、夫のクーニャ氏が事業の不正契約などの賄賂として国外の秘密口座で受け取った金を、米国やアラブ首長国連邦、欧州などへの旅行や高級ブランド商 ...
続きを読む »《ブラジル》移民法が上院を通過=テメル大統領の裁可待ちへ
ブラジル連邦上院議会は18日、賛成43票、反対4票、棄権1で、新移民法(昨年12月9日付本紙では「移民法改定案」と表記)を承認した。今後ミシェル・テメル大統領の裁可を待つ。 同法はブラジル国内への移民と、訪問者の義務と権利を定め、入国、滞在の規定を確立すると共に、外国人に関する公共政策上の原則と指針を制定したものだ。 同法 ...
続きを読む »《ブラジル》ファキン最高裁判事は何をLJラヴァ・ジャット守秘事項に残したか?=ルーラ元大統領の国外での不正疑惑も=アンゴラやキューバなどで=エスタード紙が独占報道
オデブレヒト社の報奨付供述(デラソン・プレミアーダ)に基づいて連邦検察庁のロドリゴ・ジャノー長官が出した捜査開始要請の中に、最高裁のラヴァ・ジャット報告官エジソン・ファキン判事がまだ守秘事項(シジーロ)のままにしている案件が25件ある。それらの案件には、ルーラ元大統領(労働者党・PT)やエドゥアルド・クーニャ元下院議長(民主運 ...
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