最高裁での捜査の対象となるラヴァ・ジャットの疑惑の政治家ら98人の名前が明らかになり、ブラジルに激震が走った翌日の12日、今度はオデブレヒト社の幹部たちが報奨付供述(デラソン・プレミアーダ)を行う映像が公表されはじめ、様々な疑惑が公に語られた。13日付現地紙が報じている。 12日にテレビやネットで流れたデラソンの映像は、マル ...
続きを読む »ブラジル国内ニュース(アーカイブ)
《ブラジル》政策金利=1%ポイント利下げ決定=更なる利下げのためには年金改革が鍵
ブラジル中銀の通貨政策委員会(Copom)は12日、全会一致で、政策金利(Selic)を12・25%から1%ポイント下げて11・25%に引き下げたと、13日付現地各紙が報じた。 これで昨年10月19日以降、5回連続の利下げとなった。インフレに歯止めがかかっている一方で、景気回復のリズムが期待よりも鈍いことから、市場関係者によ ...
続きを読む »《ブラジル》インフルエンザ予防接種=17日から全国キャンペーン
4月17日から5月19日まで、第19回目となるインフルエンザの予防接種全国キャンペーンが開催される。また、週日は接種を受けに行けない人達のため、5月6日の土曜日は保健所も開く事になっている。 16年のインフルエンザ患者が予想より早い時期から発生し、その数も例年を上回っていた事から、今年のキャンペーンは例年より早く始まる。イン ...
続きを読む »《ブラジル南部》パラナグア港ターミナル=中国資本が運営会社買収へ=「交渉は詰めの段階」と情報筋
中国国営企業、招商局集団が、ブラジル南部パラナ州のパラナグア港のコンテナターミナル運営会社TCP買収に動いていると、13日付現地紙が報じた。 TCPの株式の半分は米国の投資ファンド会社アドベントが保有しているが、同社が昨年売りに出した株式の買い取りが成立する見込みだ。関係者は、売却額は10億ドル前後と見ている。 アドベント ...
続きを読む »サンパウロ市=旧銀行支店が強盗の標的に=個人情報も盗まれている恐れ
サンパウロ市西部にあり、既に閉店した銀行支店が強盗に襲われ、中の備品と共に顧客情報が盗まれたと、13日付フォーリャ紙が報じている。 フォーリャ紙の情報によると、狙われたのはペルジゼスにあるブラジル銀行支店で、同店は2月に営業を終えている。 この支店は1カ月前にも強盗に襲われ、以来、路上生活者のねぐらとして使われていた。 ...
続きを読む »サンパウロ市=「もう髪の毛はない」とかつら屋=1時間で2度の強盗被害に
サンパウロ市西部ラッパにあるかつら屋で7日朝、1時間足らずの間に2度も強盗に襲われ、30キロの毛髪を奪われるという事件が起きた。 最初の事件は、午前9時37分に起きた。店に入ろうとした販売責任者のヴェラ・ルシア・デ・オリヴェイラ・シウヴァさんを店外で制圧した3人組は、ルシアさんと一緒に店に入ると、店にいた他の従業員にストック ...
続きを読む »サンパウロ市南部のコンゴーニャス空港が開業81周年を迎える=レストラン、イベントスペースを改装=空港の外からも客を呼び込む狙い
サンパウロ市南部のコンゴーニャス空港が、12日に開業81周年を向かえた。同空港は、サンパウロ市の北隣、グアルーリョス市にあるクンビッカ空港に次ぐ、ブラジル国内第2位の規模を誇っている。 空港インフラ業務公社(インフラエロ)運営の同空港は2008年以降、国内線のみの発着となったが、1日の平均利用客数は5万7千人、発着陸回数も1 ...
続きを読む »《ブラジル》連邦最高裁がラヴァ・ジャットの政治家ら98人の捜査許可=現テメル政権の閣僚8人、上院議員24人、下院議員39人など=アエシオ・ネーヴェス議員とロメロ・ジュカー議員は5件で=歴代の大物たちの名前並ぶ
連邦最高裁のラヴァ・ジャット作戦報告官、エジソン・ファキン判事が、昨年12月に行われたオデブレヒト社78人の報奨付証言(デラソン・プレミアーダ)を基にした捜査要請の内、最高裁管轄となる政治家98人に対する捜査の開始を許可したことが11日に明らかとなった。そのリストには、現・元閣僚、上院・下院の現・元議長、政党党首らの名前が並ん ...
続きを読む »《ブラジル》LJ作戦=「98人捜査許可」で衝撃走る=下院議会はまたも重要法案の審議延期に=改革への道のり険しく
11日午後、エジソン・ファキン最高裁判事が現職閣僚、上下両院議員、州知事ら総勢98人に対する捜査開始を許可したことが、エスタード紙によってすっぱ抜かれた。それによる大混乱のため、連邦政府は下院本会議に連立与党の議員を動員する事が出来ず、財政上の非常事態に陥った州に対する財政再建計画(RRF)に関する法案採決を延期せざるを得なか ...
続きを読む »《ブラジル》ラヴァ・ジャットで地裁、高裁にも捜査要請=報告官がオデブレヒト社供述分201件を送付
ラヴァ・ジャット作戦(LJ)に関するオデブレヒト社幹部らの報奨付供述に基づき、連邦検察庁が最高裁に提出した捜査開始要請中、201件分がファキン最高裁判事の判断で地裁や高等裁に振り分けられたと12日付現地紙が報じた。 地裁や高裁で扱うのは、オデブレヒトの関係者が言及した人物の内、現職閣僚や現職連邦議員と、これらの人物が関与した ...
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