サンパウロ州地裁は11日、1992年11月に111人を死亡させたサンパウロ市カランジル監獄での虐殺事件に関与した警察官に対する陪審員裁判を再度行うことを、同日行われた判事投票で決めた。12日付現地紙が報じている。 ブラジル犯罪史にも残る大虐殺事件は、事件当時、大きな衝撃を社会に与え、後に映画化もされた。同事件の裁判は、201 ...
続きを読む »ブラジル国内ニュース(アーカイブ)
《ブラジル》Eコマースのアマゾンがマーケットプレイスを発表=本の出品者と購入者を仲介
世界的な電子商取引企業、アマゾンのブラジル法人が、12日から小規模書店や個人が、新品、中古本を問わずに販売できるシステム、マーケットプレイスを開始したと、12日付現地紙が報じた。 ブラジル・アマゾンでの本の購入はアマゾンからの購入に限られてきたが、マーケットプレイスは、出品したい個人や小規模店と購入者を仲介する役割として機能 ...
続きを読む »サンパウロ西部=カラフルな壁画で有名な地域の住民が抗議で壁画を塗りつぶす=騒音やトラブルに困っていると訴える=治安改善を約束した行政
サンパウロ市西部のヴィラ・マダレーナ地区は、市内でも有数の歓楽街であると共に、アーティストやミュージシャンなどが好んで住み、ボヘミアンな雰囲気を持つ街だ。 この街の一角でベコ・ド・バットマン(バットマンの路地裏)と呼ばれる小道は、民家の壁や塀にもグラフィックアートが描かれ、サンパウロの観光名所となっている。休日ともなれば多く ...
続きを読む »殺人犯がサッカーの試合に出場?!=物議醸す「ブラジルのOJシンプソン」の復帰
9日、ブラジルのサッカーの試合に、刑が確定する前の殺人犯が試合に出場するという、全世界的に見ても前代未聞の事態が起こった。 その選手、ブルーノ・フェルナンデス・デ・ソウザ、通称ブルーノは、2010年7月、当時、名門フラメンゴの正ゴールキーパー時代に、殺し屋を雇って恋人だったエリザ・サムジオさんのバラバラ殺人を指揮した容疑で逮 ...
続きを読む »今年も豊作のブラジル=穀物収量は25%増し?
ブラジル地理統計院が11日、2017年の穀物生産は予想を上回る豊作で、収量は2016年比25・1%増の2億3030万トンに達するだろうと発表した。 今回発表された収量見込みは、16年11月発表の16年比13・9%増という見込みだけではなく、今年3月の21・8%増という見込みも書き換えた。16年の穀物収量は1億8400万トンだ ...
続きを読む »《ブラジル》マルセロ・オデブレヒト=「アミーゴとはルーラ」=セルジオ・モロ判事への証言で認める=労働者党(PT)への諸々の贈賄も=またも守秘事項が漏洩
オデブレヒト社元社長のマルセロ・オデブレヒト被告が10日、パラナ州連邦地裁で開かれたラヴァ・ジャット作戦(LJ)関連の裁判で、かねてから噂のあった同社の賄賂分配表に書かれていたコードネーム「アミーゴ」がルーラ元大統領のものであることを認め、さらに諸々の贈賄行為を行ったことを認めた。11日付伯字紙が報じている。 報道によると、 ...
続きを読む »《ブラジル》労働法改革草案まとまる=100項目以上の変更含む=「労働法を近代化」と報告官
12日に発表される予定の労働法改革案の報告官である、ロジェリオ・マリーニョ下議(民主社会党・PSDB)が10日、「ブラジル労働法(CLT)の近代化を行っている」と語り、100項目以上の変更を提案すると明かしたと、11日付現地紙が報じた。 変更の中には、年間30日与えられる有給休暇を3回に分けて取る事が出来ること(1回分は2週 ...
続きを読む »サンパウロ市=15日から交通料金値上げ=乗継利用や月極等を対象に
サンパウロ州政府が10日、ビリェッテ・ウニコを使って、サンパウロ市内のバスと地下鉄、都電(CPTM)を乗継利用したりする際の料金を15日から値上げすると発表したと11日付現地紙が報じた。 今回の値上げは昨年末に発表され、1月8日から適用されるはずだったが、裁判所が不平等を理由に差し止めたため、州政府が公的交通機関は4億400 ...
続きを読む »混迷続くベネズエラ情勢=反政府デモを武力で鎮圧
【既報関連】ベネズエラの首都カラカスで10日、過去10日間で5度目の反マドゥーロ政権デモが発生し、警察に鎮圧されたと、11日付ブラジル国内紙が報じた。 デモを主催した野党勢力によると、警官との衝突で57人の負傷者が出たという。デモの主要な要求は、早期の大統領選実施日時の設定だった。 デモが起きていた時間帯にブラジリアを訪れ ...
続きを読む »サンパウロ州=30%が肉の消費量減らす=カルネ・フラッカの影響で
連邦警察が「カルネ・フラッカ作戦」実施後、サンパウロ州では3人に1人が肉の消費量を減らしたことが、ダッタフォーリャの最新アンケートで判明した。11日付フォーリャ紙が報じている。 3月17日のカルネ・フラッカ作戦は、精肉業者の認可取得や保存の不正などを暴き、肉食を好むブラジル人に大きなショックを与えた。 10日に発表された調 ...
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