ブラジル国内ニュース

　地理統計院（ＩＢＧＥ）が２３日、１１月の失業者は１４００万人超で、失業率は１４・２％に達したと発表したと同日付現地サイトが報じた。経済省も同日、１１月の正規雇用は４１万４千人純増と発表したが、新型コロナのパンデミックの影響が色濃く残る中で、緊急支援金の支給打ち切りが近づいている。

　来年２月の下院議長選挙で、ロドリゴ・マイア下院議長（ＤＥＭ・民主党）が推す後任候補を支持するか否かで、労働者党（ＰＴ）が２分していると、２３日付現地紙が報じている。

　クリスマス休暇に合わせ、銀行その他では営業時間の変更がある。 　銀行の場合、２４日の営業時間は９～１１時となる。ただし、ブラジリアと時差がある地域は８～１０時。いずれも２時間のみなので注意が必要。２５日はクリスマス、２６、２７日は土、日のため、休みとなる。 　実店舗は休みでも、携帯電話のアプリやインターネットバンキング、現金自 ...

　元サンパウロ市市長（２００１〜０４年）のマルタ・スプリシー氏が、２０２１年からのブルーノ・コーヴァス市長の第２期市政において、国際関係局長をつとめる見込みとなった。２３日付現地紙が報じている。 　この役職はサンパウロ市と外国政府の関係を築くための部署で、「私が市長のときに作ったもので、私の政権でもっとも成功したもののひとつ。サ ...

　１１月３日に火災が起きて広域停電が生じ、安定した電力供給まで２１日間を擁したアマパー州マカパー市の変電所に、エレトロノルテが貸し出した変圧器が到着した。

　リオ州消防が暦の上で夏に入った２１日から、海岸部での安全計画「夏オペレーション」を開始した。 　毎年恒例のこのオペレーションは、夏の間の海水浴客の安全を確保し、水難事故を避けるためのもの。監視・救命のための人員を約１２００人に増員。２０台のウォータークラフト（水上オートバイ）も動員する。 　監視や救命のための活動には、海洋救命 ...

　【既報関連】１６～１７日にサンタカタリーナ州イタジャイ渓谷を襲った集中豪雨で行方不明となっていた男性が、２２日朝、遺体で見つかり、不明者の捜索活動に終止符が打たれた。

　２２日午前６時、リオ市のマルセロ・クリヴェラ市長（共和者・ＲＰ）が、市観光公社「リオトゥール」を軸とする贈収賄計画を主導した嫌疑で逮捕された。市長としての任期を９日間残しての逮捕劇となった。２２日付現地サイトが報じている。

　アマゾン会議（Parlamaz）は周辺９カ国が１９８９年４月１７日に創設して近年は活動停止していたが、２１日に再開されたと同日付ブラジル国内サイトが報じた。 　同会議の目的は、アマゾン地域における国際協力と持続可能な開発の促進で、関係諸国が議論を重ね、統合的な政策確立を目指していた。 　だが、２０１９年にエクアドルでの会議が行 ...

　サンパウロ州政府は２２日、新型コロナウイルスの感染拡大抑制策としてクリスマスと年始の連休中の外出自粛規制を強化し、２５〜２７日、来年の１月１〜３日を赤レベル（５段階中最低）にすると発表した。２２日付現地サイトが報じている。 　２２日正午に行われた記者会見によると、クリスマスの２５日から土日の２６、２７日、元旦の１日と土日の２、 ...