米国の大統領選挙まで2週間あまりというタイミングの19日、ブラジルと米国は両国間の貿易を促進し、煩雑な官僚的手続きの簡素化に向けた一連の取り決めに署名するはずだと16日付エスタード紙が報じた。経済分野の情報筋によると、この協定には、貿易円滑化、優れた規制の慣行、汚職防止の三つの合意が盛り込まれるという。
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《ブラジル》コロナワクチン=中国製除外は政治的な思惑?=保健省が来年4月からの接種発表
ブラジル保健省は14日、来年4月から新型コロナウイルス感染症に対する予防接種を開始と発表した。ところが、同省が対象とする予防接種ワクチンはオックスフォード大学が開発中のものだけだったため、州保健局長審議会(Conass)が国家衛生監督庁(Anvisa)が最初に承認したものを購入するよう要請したと14~16日付現地紙サイトが報じ ...
続きを読む »サンパウロ市長選=現職とルソマノ互角勝負=伸び代を見せるボウロス
ブラジル世論調査・統計機関(IBOPE)によれば、サンパウロ市長選ではセルソ・ルソマノ候補(共和者・RP、64歳)と、現職のブルーノ・コーヴァス氏(民主社会党・PSDB、40歳)がほぼ互角のトップ支持率を示した。15日付UOLサイトが報じた。 連邦下議のルソマノ氏は25%、コーヴァス氏も22%の支持率。計測誤差が3%前後ある ...
続きを読む »ブラジル・パラグアイ間の陸路通行再開=7カ月経て友好の橋が開通
ブラジル政府が14日にパラグアイとの間の陸上交通再開を決め、15日から「友好の橋」を開通すると号外版官報に掲載したと15日付ブラジル国内サイトが報じた。 ブラジル政府は3月、新型コロナの感染拡大防止のため、一部の例外を除き、陸・空・水路での外国人の入国を禁じた。各ルートの解禁は毎月検討され、9月25日には全ての空港での外国人 ...
続きを読む »《ブラジル》コロナ禍の雇用救援策を再延長=一時帰休と時短・減給策=既に970万人以上対象に
連邦政府が14日付官報を通し、雇用維持のための一時帰休(会社が経営難の際、一時的に労働者を休業させること)と時短・減給策の2カ月間延長を発表した。非常事態宣言が有効な今年一杯適用出来る救済策として4月に導入された政策は、労働者への緊急支援金支給同様、年末まで延長されたと13日付現地紙サイトが報じた。
続きを読む »《ブラジル》パンツに3万レアル隠す?=上院政府副リーダーに汚職疑惑=コロナ対策資金汚職捜査で
14日、ロライマ州ボア・ヴィスタで行われた連邦警察の機密捜査の際、家宅捜索された上院の連邦政府副リーダー、シコ・ロドリゲス上議(DEM・民主党、ロライマ州選出)は、警察の目からごまかすためにパンツの中に現金3万レアル(約56万円)を隠していたと15日付エスタード紙が報じた。 この捜査は、新型コロナウイルス対策の公的資金の流用 ...
続きを読む »《IMF》ブラジル公的債務はGDPの101%=2025年まで拡大か
新型コロナウイルスのパンデミックで緊急支出が増える中、国際通貨基金(IMF)が、今年のブラジルの公的債務は国内総生産(GDP)を超える上、25年までは比率が拡大する見込みと発表したと14、15日付現地紙、サイトが報じた。
続きを読む »《ブラジル》パンタナル「象の聖地」にも火災が及ぶ=象5頭が安全な場所に避難
ブラジル中西部マット・グロッソ州の州都クイアバから65キロのシャパーダ・ドス・ギマランエスには、ラテン・アメリア唯一の「象の聖地」があるが、森林火災が多発し、聖地の一部も延焼したため、象5頭が安全な場所に移された。
続きを読む »大量麻薬密輸のブラジル人ら逮捕=ポルトガル、リスボンで
小型機を使って170キロを超えるコカイン密輸を試みたブラジル人3人とポルトガル人2人を、ポルトガル警察がリスボンで逮捕した。
続きを読む »《ブラジル》森林火災=消火用薬剤で環境汚染?=警告にも関わらず政府が使用
連邦政府がゴイアス州シャパーダ・ドス・ヴェアデイロスの森林火災を抑えるために使用した消火用薬剤は、国立再生可能天然資源・環境院(Ibama)が環境や人体に多大な影響を及ぼす可能性があると警告していたものだったと13日付現地サイトが報じた。 硫酸アンモニウムなどを含むこの薬剤は、先週末、水を混ぜて空中散布された。リカルド・サレ ...
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