ブラジル国内ニュース
-
貧困者悩ます病気に新治療薬=大西洋岸森林の植物成分で
ブラジルの大西洋岸の北部から南部にかけて続く森林(ポルトガル語の名称はマタ・アトランチカ)に自生する植物の成分を使い、寄生虫などが引き起こす病気の治療に使う新薬を作る試みがなされている。 マタ・ア
-
《ブラジル》200人超死亡の鉱滓ダム決壊事故の賠償で基本合意=管理責任会社は遺族に70万レアル(約2100万円)
【既報関連】ミナス州労働検察局と鉄鉱大手Vale社は15日夜、1月25日にミナス州ブルマジーニョで発生した鉱滓ダム決壊事故に関して、Vale社が遺族に支払う賠償金額や補償内容で大枠合意したと、15、
-
《ブラジル》保健省=無償薬の製造契約打ち切る=がん患者や臓器移植者に不安=全国で3千万人以上に影響
保健省が6月の下旬以降、国内の七つの公立研究所との間で結んでいた無償配布の薬(以下、無償薬)製造に関する契約を停止したと16日付現地紙が報じた。 製造停止となるのは統一医療保健システム(SUS)で
-
《南米南部共同市場》EFTAとも交渉進展中=8月中にも貿易協定合意か?
欧州連合(EU)と自由貿易協定で基本合意に達した後、ブラジルも加盟する南米南部共同市場(メルコスル)は、欧州自由貿易連合(EFTA)とも自由貿易協定を締結するために動いていると、16日付ブラジル国内
-
《ブラジル》しつこい勧誘電話をシャットアウト=電話番号登録サービス開始
しつこい勧誘や売り込み電話に悩んでいるブラジル市民に朗報だ。16日からこうした電話を無料でシャットアウトするサービス、「ノン・ミ・ペルトゥルビ(私を邪魔しないでの意)」が始まったと、15、16日付現
-
《ブラジル》国勢調査の質問数減少=経費削減対策の一環で
10年に1度の国政調査を前に、経費削減のため、地理統計院(IBGE)が今回調査の質問数を26に減らした。ただし、全世帯の約1割を対象とするサンプル調査用の質問票は76の質問があり、より詳細な情報を集
-
《ブラジル》偽の高級車製造工場発見=フェラーリやランボルギーニ
サンタカタリーナ州イタジャイ市で15日、偽の高級車を製造していた工場が見つかり、組み立てている最中の車8台などが押収された。 市警が発見した工場ではイタイパヴァ区にあり、フェラーリ、ランボルギーニ
-
《ブラジル》社会保障制度改革=下院2度目採決は休会明け=歳出削減は8千億レアルか?=「不正防止で1兆レアル」と局長
【既報関連】先週9日に始まった社会保障制度改革の憲法改正案の下院本会議審議は連日、日付が変わるまで審議、採決を繰り返し、基本文書が10日に承認された後も、修正動議の採決が12日まで長引いた。ロドリゴ
-
《ブラジル》教育省=「基礎教育重視」の裏側で=高等教育の現場の窮状続々と=中断中の建設工事543件
【既報関連】教育省が11日に、2022年までに4900の保育所建設などを含む「基礎教育充実のための国家戦略」を発表したが、その一方で、支出削減を受け、いくつもの大学で留学取り止めなどの影響が出ている
-
《ブラジル》劣化の一途たどるインフラ=「忘却の道路」の報告書まで
国際ビジネスコンサルタント会社、インテルB(リオ本社)社長で経済学者のクラウジオ・フリスチャック氏の調査によると、ブラジルは長年、道路や港湾、鉄道などのインフラ整備を怠っており、1980年代には国内