極右のジャイール・ボルソナロ氏が大統領選に当選したことは、ブラジル社会を二分する出来事になっているが、それはサッカーの名門、サンパウロFCでも同様だ。 サンパウロFCが全盛期だった90年代前半の立役者で、94年W杯のブラジル代表(セレソン)優勝メンバー、現在はサンパウロFCのテクニカル・ディレクターをつとめるライーは、ボルソ ...
続きを読む »ブラジル国内ニュース
《ブラジル》大麻合法化意識調査=国民の過半数は反対
大麻合法化問題に関する意識調査がブラジルで行われ、全体の47%が「合法化に強く反対」、7%が「やや反対」と、あわせて半数以上が大麻合法化に反対している事がわかった。 これは、「ブラジルでも大麻は合法化されるべきである」との設問に対し、「強く反対」「やや反対」「どちらでもない」「やや賛成」「強く賛成」「わからない」との回答を選 ...
続きを読む »《リオ市》早くもクリスマスツリー登場=過去最大の高さ65メートル
リオ市西部のバーラ・ショッピングに、同市では過去最大となる、高さ65メートルのクリスマスツリーが登場した。 120トンの資材を投じ、45日間かけて造られたというツリーは、20階建てのビルを超える高さだ。このツリーはアメリカス大通り沿いの駐車場に設置され、来年の1月6日まで市民の目を楽しませてくれる。 ツリーの中は、全長2万 ...
続きを読む »《ブラジル》ボルソナロ次期大統領が引継作業班28人を発表=中核にエレーノ元陸軍大将ら=信任厚いなじみの顔並ぶ=29から17に省削減前提に
5日からのブラジリアでの政権引継作業開始に伴い、ジャイール・ボルソナロ次期大統領(社会自由党・PSL)が指名した次期政権閣僚予定者を含む作業班28人が連邦官報で公表された。作業班は総勢50人までで、残りのメンバーは追って発表される。引継作業は、現在、29ある省庁を17まで削減することを前提に行われる。6日付現地紙が報じている。 ...
続きを読む »エジプト=ブラジル外相受け入れを拒否=ボルソナロ発言に強く反発=アラブ諸国追随の危険性も
ブラジルのボルソナロ次期大統領が1日に、エルサレムをイスラエルの首都として認め、同国のブラジル大使館をテル・アビブから移転させると発言した事に反発したエジプトが、8日から予定されていたアロイジオ・ヌネス、ブラジル外相の公式訪問受け入れを直前にキャンセルしたと、6日付ブラジル各紙が報じた。 ヌネス外相は、エジプト政府の招きで8 ...
続きを読む »サンパウロ州で新たな黄熱病の死者=リオは予防接種キャンペーン
サンパウロ州で黄熱病による新たな死者が確認された事を受け、同州保健局が5日、海岸部に旅行する人は10日以上前に黄熱病の予防接種を受けるようにとの勧告を出したと同日付G1サイトなどが報じた。 パライバ渓谷クーニャ市に住んでいた26歳の男性の死因が黄熱病であった事が確認されたとアドウフォ・ルッツ研究所が発表した事を受け、サンパウ ...
続きを読む »《ブラジル》ボルソナロ次期大統領=失業率算出方法変更を推奨=失業保険受給者は就業者扱い?
ブラジルのボルソナロ次期大統領は5日、「地理統計院(IBGE)の出している失業率は茶番だ。算出方法の変更を望む」とTVインタビューで語ったと、6日付現地紙が報じた。 ボルソナロ氏は、「IBGEは、失業者ではなく、就業者の数に焦点をあてたデータを公表すべき」とした上で、「ボルサ・ファミリア(生活扶助)や、失業保険の受給者、1年 ...
続きを読む »《サンパウロ州》カサビ元サンパウロ市市長がドリア次期サンパウロ州知事政権へ=収賄容疑で被告の身ながら
ジョアン・ドリア次期サンパウロ州知事(民主社会党・PSDB)は5日、元サンパウロ市市長で現在、収賄容疑で被告となっているジウベルト・カサビ氏(社会民主党・PSD)をサンパウロ州政府の文民局長に迎えると発表した。6日付現地紙が報じている。 2006~12年にサンパウロ市市長をつとめ、PSDを創設。現在はテメル政権の科学技術相を ...
続きを読む »《ブラジルサッカー》フォルタレーザが1部昇格決める=監督セニが栄光もたらす
サッカーのブラジル国内リーグ1部は首位のパルメイラスが優勝間近だが、2部リーグでも来期1部昇格チームが出た。 4日に行われた第34節での敵地アトレチコ・ゴイアニエンセ戦で勝利したフォルタレーザだ。 ブラジルリーグでは、1部の下位4チームと2部の上位4チームが入れ替わる。首位を走るフォルタレーザはこの日の勝利で、残り4試合に全 ...
続きを読む »「引き受けるべきじゃなかった」=「イタリアのラヴァ・ジャット」関係者がモロ判事の法相就任に警鐘
ブラジル最大の汚職捜査「ラヴァ・ジャット作戦」での活躍で国中の評価を獲得しながらも、極右のボルソナロ新政権での法相就任で評価が二分されてしまったセルジオ・モロ連邦地裁判事。そんな中、「イタリアのラヴァ・ジャット」と呼ばれた汚職捜査を担当した判事のひとりが、モロ氏に警鐘を鳴らしている。 モロ氏は2014年から始まったラヴァ・ジ ...
続きを読む »