ブラジル国内ニュース
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世界銀行=ブラジル人若者の半数に貧困の危機指摘=より高い生産性求められ=教育と雇用支援が必要とも
世界銀行(本部は米国ワシントンDC・以下WB)は7日、「19~25歳のブラジル人青年の半数以上(ほぼ2500万人)が、良い条件の職に就く機会を失い、貧困に陥る可能性がある」とする報告書を発表したと、
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《ブラジル》連邦議会=女性に対する犯罪を重罰化=国際女性デー前日の採決で
8日が国際女性デーであるため、上下両院が7日、女性に対する犯罪を重罰化する法案を承認したと7、8日付現地紙・サイトが報じた。 上院では、家庭内暴力などから女性を守るためのマリア・ダ・ペーニャ法の補
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アルゼンチン=ビニョーネ元大統領死去=軍事政権最後の指導者
7日、アルゼンチン軍事政権最後の大統領、レイナルド・ビニョーネ氏が、ブエノスアイレスにある入院先の軍病院で亡くなった。90歳だった。8日付ブラジル国内紙が報じている。 ビニョーネ氏は、マルヴィナス
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《ブラジル》マッジ農相=食肉品質の独立検査機関の制定検討=BRF社には同情的な態度
ブライロ・マッジ農務供給相は7日、ブラジル政府は国内農牧畜生産物の品質検査方法を改善する法案を議会に提出する方針だと語ったと、8日付現地紙が報じた。 マッジ農相は、既にテメル大統領(民主運動・MD
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《ブラジル》燃料価格が安くなるかも?=燃料税変更の可能性を財相が示唆
米国ニューヨークを訪れているブラジル財相のエンリケ・メイレレス氏が7日、記者団に対し、ブラジル政府は燃料税を下げる事を検討していると明かした。 ブラジル国内のガソリンや家庭用液化天然ガス(GLP)
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サンパウロ市=ホームレスが墓場に定着=ノヴァ・カショエイリーニャに50人
サンパウロ市北部のノヴァ・カショエイリーニャ墓地。同市では2番目に大きい市営墓地で、2万1千人が葬られているが、同墓地には、50人ほどの生きた人達も住みついているという。 35万平米の墓地は荒れて
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ブラジル連邦政府=経費支払い1千億レアル足りず?=絶対的規則で国債発行できず=IF発令で大原則の変更不可=今後4~5年状況変わらず
ブラジル憲法には「政府は職員の給与や光熱費などの通常経費を支払う目的での国債を発行することは出来ない」という、絶対的な規則があり、連邦政府がそれを遵守するには、現状で800~1千億レアルの資金が足り
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ルーラ=全員一致で人身保護令却下=服役の可能性一段と高まる=気になるSTFの判断は
6日、高等裁判所(STJ)で、ルーラ元大統領が刑務所での服役を逃れるために提出した、人身保護令適用を巡る審理が行われ、判事投票5―0で要請が却下された。これで、ルーラ氏が刑務所に入るか否かは最高裁(
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国際女性デー=依然大きいブラジルの性格差=女性が家長の世帯は倍増
「国際女性デー」を前に、6~7日付現地サイトが、女性に関する様々なデータを掲載している。1904年3月8日に米国ニューヨークでの婦人参政権要求デモ以降、女性への差別撤退と女性の地位向上を訴える運動が
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《ブラジル》1月工業生産=5カ月ぶりの前月比マイナス=自動車の生産減が影響し
ブラジル地理統計院(IBGE)は6日、1月の工業生産は前月比2・4%減となったと発表した。6、7日付現地紙・サイトが報じている。これにより、昨年9月から4カ月連続で続いていた前月比増はストップした。