黄熱病への恐怖が拡大する中、サンパウロ市では、新たな域内感染と3人の死者の発生が確認されたと、16日付現地紙が報じている。 このことは、サンパウロ市保健局が16日に発表した報告で判明した。3人の死者はいずれも、山間部や森林地帯での感染を意味する野生型(シルヴェストレ)で、1942年以来、症例が途絶え、再発が恐れられている都市 ...
続きを読む »ブラジル国内ニュース
ペルー人少年、人気のYouTuber兄弟に会いに、ヒッチハイクでブラジルへ=6日かけて兄弟の自宅にたどり着く
ペルーに住む12歳の少年が8日、人気ユーチューバー達に会うためにヒッチハイクでブラジルまで旅をし、サンパウロ州ソロカバ市で保護された。少年はペルーの自宅からソロカバ市まで6日かけてたどり着いたという。 在ブラジル、ペルー総領事館によると、この少年は両親に何も告げずに自宅を後にしたという。所持金もなく、持っていたのはパスポート ...
続きを読む »ブラジル連邦政府=リオ州の直接統治を宣言=保安関連の指揮権は陸軍に=「犯罪集団と断固戦い勝利する」とテメル大統領=社会保障改革の進展に影響も
【既報関連】ファヴェーラ(スラム街)での銃撃戦や、強盗、流れ弾に当たって罪もない市民が犠牲になるなど、一向に改善の兆しを見せないリオの治安状況に、連邦政府は「リオ州保安部門の直接統治」(intervenção federal、中央政府または大統領による州政干渉)を宣言した。16日午後1時半に大統領宮で、テメル大統領は「リオ州保 ...
続きを読む »《ブラジル》ルシアノ・フッキ=「大統領選には不出馬」=カルドーゾ氏らが食指示すも=中道右派は候補再確認へ
大統領選への出馬が噂されていたTVグローボの司会者ルシアノ・フッキが15日、前年11月に引き続き、改めて選挙には出馬しないことを明言した。これで中道政党がそれぞれの候補をしっかりと固める必要が出てきていると、16日付現地紙が報じている。 フッキはこの日、政治ウェブサイトの「アンタゴニスタ」の取材に対し、「私は立候補はしないし ...
続きを読む »《ブラジル》大衆車販売=4年間続いた前年割れを脱出=景気回復が庶民レベルに
景気回復に従い、ブラジルでの自動車業界の雇用情勢は昨年半ば頃から戻り始めたが、それを反映するように、17年の大衆車の販売数が前年比で3・1%伸びたと、14日付現地紙が報じた。 ここ数年間の新車販売は、経済危機の影響が比較的少なかった裕福な層によって支えられてきた。この事は、Gol、Kaといったエントラーダと呼ばれる車や、On ...
続きを読む »サンパウロ市=逮捕中誕生の赤ちゃん刑務所へ=母親へ人身保護令適用か
ブラジル弁護士会(OAB)が、逮捕直後に出産をした女性に対して人身保護令の適用を求めている。16日付現地サイトが報じている。 ジェシカ・モンテイロ容疑者は10日、サンパウロ市内で麻薬密売容疑で逮捕されたが、翌11日に産気づき、東部モオカの病院で出産した。 だが、直前の諮問で逮捕拘束継続が決まり、13日の退院後、一旦、生まれ ...
続きを読む »《ブラジル》アレーナ・コリンチャンスの建設費融資は違法=コリンチャンスやオデブレヒト社らに4億レアル返却命令
リオ・グランデ・ド・スル州連邦裁判所は15日、サンパウロ市のサッカーチーム、コリンチャンスと、建設大手のオデブレヒト社、連邦貯蓄銀行(Caixa)元頭取のジョルジ・エレダ氏、スタジアム運営会社のアレーナ・イタケーラの4者に対し、コリンチャンスのホームスタジアム、アレーナ・コリンチャンス建設に関わる負債4億レアルをCaixaに返 ...
続きを読む »《ブラジル》企業犯罪の司法取引制度一本化へ=行政機関と捜査機関の対立解消なるか?=総弁護庁が検察庁に新基準を提案
グラーシ・メンドンサ総弁護庁(AGU)長官は、連邦検察庁(MPF)に対してレニエンシア実施基準を統一する提案を行ったと、15日付ブラジル現地各紙が報じた。企業版の報奨付供述(犯罪を認め、捜査に協力することで、刑期短縮や罰金減額などの報酬を受けるという司法取引。企業には共犯者や、犯罪スキームの暴露も求められる)である「レニエンシ ...
続きを読む »《ブラジル》ベネズエラ人流入問題=大統領令で非常事態宣言=登録や人道支援は軍が統括=ロライマ州は衛生対策も要請
【既報関連】ロライマ州や州都のボア・ヴィスタ市がベネズエラ人急増で悲鳴を上げている事もあり、連邦政府は8日、国防相らを派遣して現地視察させた上、テメル大統領も12日に同州を訪問。これを受け、15日か16日には、ロライマ州へのベネズエラ人流入急増に伴う、「大量の移民流入による社会的な非常事態」を宣言し、軍を軸とする特別対策班設置 ...
続きを読む »リオ市=未曾有の豪雨で4人が死亡=各位で洪水や土砂崩れ発生
15日未明、未曾有の豪雨がリオ市を襲い、土砂崩れや倒木で4人が死亡。列車や高速道の運行にも支障が出た上、停電も発生したと同日付現地紙サイトが報じた。 リオ市防災局の担当者によると、この日の雨は1時間で123・2ミリを記録したという。従来の1時間あたりの最大降水量は2000年の116ミリで、バーラ地区では、14日の午後11時4 ...
続きを読む »