中南米諸国を対象とした汚職調査で、ブラジルは、公共サービスを利用するために賄賂を払ったことがある人が中南米20カ国中で2番目に低い国という結果が出た。10日付フォーリャ紙が報じている。 これは、中南米20カ国の約2万2千人を対象に行った、国際透明性調査の結果だ。 それによると、教育や病院などの公共サービスを利用するために賄 ...
続きを読む »ブラジル国内ニュース
《ブラジル》社会保障改革=更に緩い内容に変更の動き=1年後の選挙を睨み賛成派議員は減少か
【既報関連】ミシェル・テメル大統領に対する2度目の告発問題が取りざたされる中、上下両院の政府リーダーらが、連立を組む政党の議員たちに新たな社会保障制度改革案を提示したと、10日付現地紙が報じた。 政府側は、下院が大統領への告発受け入れ拒否を決めた後の11月に、社会保障制度改革案を下院本会議にかけることを狙っている。
続きを読む »サッカーW杯南米予選=最終節前までにロシア行きを決めたのはブラジルのみ=10日の最終戦をシミュレーションしてみたら
サッカーのW杯南米予選は5日の第17節を終え、予選通過が確定したのが首位のブラジルのみという、未曾有の大混戦となっている。残りの自動出場枠三つ、大陸間プレーオフ枠一つを巡り、まだ6チームが争っている状態だ。10日に行われる最終節では一体どのチームが有利なのか検証したい。 5日の第17節終了時点での南米予選の2位から7位は以下 ...
続きを読む »U17サッカーW杯=ブラジルが難敵スペイン撃破=怪童ヴィニシウス不出場も
7日、インドで開催中のサッカーのU17W杯のグループ・リーグ初戦でブラジル代表(セレソン)は強敵スペインを2―1で破り、初戦を飾った。 南米予選を圧倒的な強さで勝ち進み、優勝候補の一角にも数えられるセレソンだが、大会の直前にひとつの悪いニュースがあった。それは、所属先のフラメンゴが全国選手権1部の試合出場を優先してほしいと要 ...
続きを読む »リオ州=サッカー場での人種差別禁止法制定=サポーターが人種差別を行うと、チームに罰則
リオ州のルイス・フェルナンド・ペゾン知事は、サッカー場でサポーターやチーム関係者が人種差別行為を行った場合にその人たちの所属チームを罰する州法(州条例)を裁可した。 6日(金)に知事が署名した州法は、週明けの9日(月)にリオ州の官報に掲載された。 同法では、人種差別行為を行った人物の特定など、事件を明らかにするために必要な ...
続きを読む »《ブラジル》人口高齢化が医療費圧迫?=保健医療制度の再編成が必要
サンパウロ市で9日に行われた健康フォーラム(ブラジル米国商工会議所主催)において、ブラジルの人口の高齢化と、医療費の上昇により、2030年までに、民間医療保険の保険料を上げる必要があると、レアンドロ・フォンセカ国家医療サービス監督庁(ANS)長官は述べた。 地理統計院(IGBE)によると、80歳以上の年齢層は2060年までに ...
続きを読む »《ブラジル》ダッタフォーリャでドリア・サンパウロ市市長の支持率急落=「よい」が9%Pもダウン=国内外への自身売り込み不評=大統領候補もアウキミンに軍配
ダッタフォーリャの最新の世論調査でジョアン・ドリア・サンパウロ市市長(民主社会党・PSDB)の支持率が大きく低下したことがわかった。大統領選を意識した国内外の旅行が響いた形となっている。8、9日付現地紙が報じている。 今回のアンケートは、4日と5日に、サンパウロ市在住の16歳以上の市民1092人を対象に行ったものだ。
続きを読む »《ブラジル経済》工業界で雇用回復の兆し=小売業界は閉店ペースが大幅緩和も=出店増は来年上半期以降か
【既報関連】2年にわたって雇用減少が続いていたブラジル国内工業界が回復の兆しを見せ始めており、6月から8月までの雇用増減調査においても他業界をリードする伸びを見せた。これは、経済の回復が、労働市場にも影響を及ぼし始めたことの表れと、8日付現地紙が報じた。 工業界の雇用者数は、商業界、公共部門に次いで、3番目に多い。6~8月に ...
続きを読む »ミナスの惨劇=園児の死者9人に増える=園舎は80日以内に改修予定
【既報関連】ミナス・ジェライス州北部ジャナウーバ市の市立保育園ジェンテ・イノセンテで5日朝起きた放火事件で、入院中だった園児が7日朝と9日未明に息を引き取り、同事件による死者は園児9人と教師1人の計10人(犯人の警備員も含めると11人)となったと8日付現地紙や9日付現地紙サイトが報じた。 子供75人、教職員17人が、一足早い ...
続きを読む »《ブラジル》根強い差別・偏見浮き彫りに=より有害な無意識の言動
ブラジル世論調査・統計機関(Ibope)が9月に行った調査によると、「自分が何らかの偏見を持っている」と認めた人は2割以下だったが、少なくとも一度は差別的な言動をするか聞いた事がある人は8割以上いる事が分かった。9日付現地紙が報じている。 調査責任者のマルシア・カヴァラッリ氏は、「ブラジル人は、自分達が何気なく口にする言葉が ...
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