ブラジル国内ニュース
-
《ブラジル》セントロンが大統領告発阻止の褒美に固執=役職くれねば改革を妨害=「不忠誠党の役職よこせ」=130億レ回収案も宙に浮く?
下院の会派「セントロン」系列の政党が連邦政府に対し、大統領に忠誠を誓わない政党の大臣職を自分たちに譲るよう迫り、それが実現しない場合は税収で政府に大損害を被らせる行動に出ると脅しをかけていると、10
-
《ブラジル》正規雇用=7月は3万5千余の増加=農業以外の部門でも改善=成果を喧伝したい政府が前倒し発表
ブラジル労務省は9日、全就労・失業者台帳(Caged)のデータを基に、7月は正規雇用が3万5900人分増加したと発表したと、10日付現地各紙が報じた。 毎年7月は雇用が生まれにくい傾向があるにも関
-
《ブラジル》5州と直轄区でヒクソス作戦Ⅱ=積荷泥や転売行う犯罪者ら検挙
10日朝、連警や軍警などが、ゴイアス州を含む5州と連邦直轄区で、高価な積荷を盗んで稼ぐ犯罪組織を摘発するための「ヒクソス作戦Ⅱ」が行われ、企業家や政治家からなる犯罪グループが検挙されたと同日付現地紙
-
ブラジル研究機関=「イエ蚊もジカ熱を媒介」=世界的科学雑誌に論文掲載
ペルナンブッコ州のオズワルド・クルス財団(Fiocruz)の研究者たちが、イエ蚊(いわゆるペルニロンゴと呼ばれる尾が長い蚊)の体内から採取された、ジカ熱を引き起こすジカウイルスの染色体の解析に成功し
-
サンパウロ市=交通渋滞の距離が短縮=車は増えるも経済危機で
2016年は、サンパウロ市中央部を中心とする拡大セントロでの交通渋滞の距離数が2年連続で短縮し、その割合は過去6年で最も大きかったことがわかった。10日付現地紙が報じている。 2016年は、サンパウ
-
《ブラジル》7月のインフレ率が発表される=月間では+0・24%、12カ月累積では+2・71%
ブラジル地理統計院(IBGE)は9日、7月の広範囲消費者物価指数(政府が公式に利用するインフレ率の指数・IPCA)は、先月比+0・24%だったと発表した。 昨年8月から今年7月までの直近12カ月間
-
《ブラジル》テメル大統領=ジャノー長官の捜査離脱求める=判断はファキン最高裁判事に=告発への怒りと次への牽制=ラケル次期長官との会合も
テメル大統領は8日、連邦最高裁のエジソン・ファキン判事に対し、JBS関連の捜査から連邦検察庁のロドリゴ・ジャノー長官を外すよう要請した。2日に下院が却下した、テメル氏自身への最初の告発への怒りと、近
-
《ブラジル》テメル大統領=所得税増税示唆も、同日撤回=増税自体の可能性は捨てず=財政目標達成は厳しい情勢
テメル大統領(民主運動党・PMDB)は8日朝、現行27・5%の所得税率のリストに月収2万レ以上の枠を新設し、30~35%の税を課す可能性を示唆したが、即座に与党議員も含む各所から反対の声があがって取
-
《ブラジル》南マット・グロッソ州=1千頭余の牛が次々に死亡=ボツリヌス菌による中毒死か
南マット・グロッソ州リバス・ド・リオ・パルドの農場で、わずか3日間で1100頭の牛が死ぬという事件が起きた。 8、9日付現地紙・サイトによれば、事件が起きたのはモニカ・クリスチーナ農園で、2日から
-
《ブラジル》史上初めて、勤続期間保障基金の運用益を国民に還元=70億レアルを入金額に応じて配分
【既報関連】テメル大統領が8日、2016年の勤続期間保障基金(FGTS)の運用益の半分にあたるおよそ70億レアルを、各労働者が同年12月31日現在でFGTSの口座に入れていた資金の割合に応じて配分す