西風会は『西風(せいふう)』第4号(158頁)を9月に刊行した。毎月1回集まって議論をする私的な研究会で、体験談や調査内容を半年に一度ほど出版しており、今回4冊目になった。 「『お守り』―新京の遠い空―」(古庄雄二郎)では、9歳のときに満州で終戦を迎えた古庄さんの体験談が語られている。突然のソ連対日参戦で、ソ連軍が怒涛の勢い ...
続きを読む »刊行
文協=日伯文化の比較書を出版=両国の親善関係強化を目指し
ブラジル日本文化福祉協会(呉屋春美会長)は昨年の外交120周年を記念し、ポ語書籍「インテルカンビオ・クルトゥラル・ブラジル・ジャポン」を刊行した。 同書は原田清評議員長を主導に共編。両国間の親善関係強化を目的として上梓された。学術、スポーツ、料理、礼儀、商工業、厚生など31章に渡る幅広いテーマについて、日伯双方を比較しながら ...
続きを読む »ピンドラーマ 10月号
コジロー出版社のブラジル情報誌「ピンドラーマ」10月号が発刊された。 好評連載中のクラッキ列伝やカメロー万歳ほか恒例のグルメ、イベント、求人情報を掲載。 日系書店、日本食店などで配布している。問い合わせは同出版社(11・3277・4121)まで。
続きを読む »至極の100枚を掲載「移民Ⅱ」=サ紙の創刊70周年も記念し
サンパウロ新聞の松本浩治編集局次長による写真集「移民Ⅱ」がこのほど刊行した。2006年の「移民Ⅰ」に続く10年ぶりの続編にあたり、その間撮影した約100枚の写真が収められている。 1966年、大阪生まれの松本さんは94年から当地に移住。日毎新聞を経て98年からサンパウロ新聞社に勤務している。同作はサ紙の創刊70周年も記念し出 ...
続きを読む »「現代ブラジル事典」=商議所で取り扱い開始
ブラジル日本商工会議所が刊行した書籍『新版 現代ブラジル事典』の取り扱いが始まった。同会議所(Av. Paulista, 475, 13o. andar)が170レアルで販売している。 2005年の旧版から全面刷新、主に00年代以降のブラジル動向に焦点を絞ったブラジル情報が網羅された最新版。 編集担当者は「わかりやすい記述 ...
続きを読む »『日本文化3巻』販売開始=ブラジルが見習うべき8編を収録=日本の精神、日系の次世代へ
サンパウロ青年図書館とニッケイ新聞は12日、『日本文化(Cultura Japonesa)』の第3巻を刊行した。同書は毎週土曜日に好評掲載中の「国際派日本人養成講座」の内容を中心に日本独自の精神性や文化、歴史を紹介している。今回は全8編を収録した。 企業の創設に焦点を当てた【日本の企業文化】では、日本自動車産業の生みの親とも ...
続きを読む »日系文学会が出版記念会=『奥の細道』など3冊
ブラジル日系文学会(武本憲二会長)は24日(土)午後1時半から4時まで、サンパウロ市の文協ビル9階にあるブラジル日本移民史料館で出版記念パーティを行なう。 刊行されるのは『Celebração』(武本文学賞ハイカイ入選作品選集)、『奥の細道』(日伯両語、原作=松尾芭蕉、訳者=柴門明子)、『三つの時間』(日伯両語、短歌選集、作 ...
続きを読む »ピンドラーマ 9月号
コジロー出版社のブラジル情報誌「ピンドラーマ」9月号が発刊された。 オリンピックこぼれ話、各国移民レポート・コロンビア編、ほか恒例のサッカー、グルメ、イベント情報を掲載。 日系書店、日本食店などで配布している。問い合わせは同出版社(11・3277・4121)まで。
続きを読む »移民の寄稿集が復刊=元JICA隊員が日本で
JICAシニアボランティアとして、モジ・ダス・クルーゼス日本語教育研究会で従事していた山田史子さん(73、神奈川)が編集し、2009年に当地で刊行した寄稿集「移り来て、今 ブラジルの空の下」を一部改訂し、日本で再出版した。 同書はブラジルでの派遣2年間の集大成として、一世による寄稿をまとめたもの。後世に移民の歴史を伝えるため ...
続きを読む »さらに充実『群星』第2巻=希望者に無料で配布中
「ウチナーンチュの心」を次代に伝えるための日ポ両語の同人誌『群星(むりぶし)』第2巻が7月に発刊された。ブラジル沖縄県人移民研究塾(宮城あきら塾長)の刊行。塾有志が資金を出し合って1千部印刷され、同県人関係者の間で無料配布されている。 巻頭言で語られた刊行動機は、次のようなもの。戦前や戦後初期移民は言語や習慣が異なる生活の中で ...
続きを読む »