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刊行

「ポケットに辞書を」=栗原さんポ日辞典出版

小辞典の表紙

 日伯文化連盟(アリアンサ)で30年以上、日本語教師を務めた栗原章子さんが先月、『ポルトガル語日本語小辞典』を出版した。教師時代、生徒から「ポケットサイズの簡単な辞書がほしい」との要望があり、かねてから発刊を望んでいたという。 日本語学習者からよく質問された言葉や、デカセギ向けにと、日本の日常生活で使う単語など4130語を収録。 ...

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憩の園=入居者の人生を書籍に=『黄昏乃稔り』発刊

黄昏乃稔り

 老人ホーム「憩の園」の入居者23人の人生に焦点を当てた、日ポ両語の書籍『黄昏乃稔り 物語・写真・俳諧』が昨年12月に発刊された。日本での幼年期、移住の経緯、家族や仕事のこと、そして老後の人生などが綴られている。 著者は弁護士のゴンサロ・ルイスさん。学生時代に精神分析学を修めた経験から老人介護に長く関わり、これまでに聞いた日系人 ...

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子や孫の日本を見る目が変わる=青年図書館ニッケイ新聞 『日本文化』刊行=好評「国際派日本人講座」ポ語に

「日本文化」

 「これを読めば、息子たちの日本を見る目が変わる」――毎週土曜付けで掲載されて好評を博している「国際派日本人要請講座」のルビ付きの日本語と、ポ語訳を一緒にした本『日本文化(Cultura Japonesa)』(35レアル)が、サンパウロ青年図書館とニッケイ新聞から23日に刊行された。太陽堂、フォノマギ竹内書店、高野書店、日本語セ ...

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『ピンドラーマ』 1月号

 コジロー出版社のブラジル情報誌『ピンドラーマ』1月号が発刊された。 「移民の肖像 石井千秋さん」「各国移民レポート」「開業医のひとりごと―世界最強のヤブカ誕生だな―」に、恒例のサッカー、グルメ、イベント情報も掲載。 日系書店、日本食店などで配布中。問い合わせは同出版社(11・3277・4121)まで。

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ジャブチ賞作品が日語に=中長編小説『にほんじん』=武本文学賞作品集も同時出版

『武本文学賞受賞作品集』と『にほんじん』

 ブラジル日系文学会(武本憲二会長)からブラジル文学翻訳選集第3巻『にほんじん』(236頁)および、『武本文学賞受賞作品集』(440頁)が出版された。同会の『ブラジル日系文学』の刊行50周年記念事業。 『にほんじん』はパラナ州出身の日系三世、中里オスカルさんの作品。2012年に日系人として初めて、ブラジル出版界の最高峰「ジャブチ ...

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当地の名作、初の直訳に=「ぼくのオレンジの木」

作品の表紙(公式サイトより)

 当地の名作小説「メウ・ペ・デ・ラランジャ・リマ」の日本語訳『ぼくのオレンジの木』(ポプラ社、302頁)が発売されている。翻訳した永田翼さんと松本乃里子さんが来社、思いを語った。 同作は著者のジョゼ・マウロ・デ ヴァスコンセーロスの半自伝的な作品で、90年以上前のリオを舞台に、感受性に満ちた5歳の少年ゼゼーの成長を描く物語。68 ...

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『ブラジル日系文学』=第51号は小説・随筆特集

 『ブラジル日系文学』第51号(発行者=武本憲二、編集者=中田みちよ)が11月に発刊された。小説・随筆特集となっており、日語144頁、ポ語38頁もあり、内容的にも実に読みどころが多い。 中でも、文協美術展の特選を目指して熾火のように真っ赤な執念を燃やし続ける画家・野村達治を描いた小説『鎮魂の歌』(能美尾透)、13歳から13年間も ...

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『蜂鳥』

 句集『蜂鳥』327号が発刊された。 「蜂鳥集」より3句、「夏近し軽いサンダル花模様」(間部よし乃)、「国つなぐ新国道や風光る」(小原加代)、「夏時間とまどひ多き年頃に」(青砥久子)。エッセイには、連邦議会訪問を綴った「コチア青年60周年式典」(井上人栄)、太鼓演奏会での旅行記「リオの旅」(若林敦子)ほか、10年前少しニュースに ...

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台湾人が中ポ語学習書刊行=発表会、客家会館で5日

書籍の表紙

 台湾人の郭俊麟さんが、ポ語から中国語を勉強するための書籍『中文入門』の刊行を記念し、12月5日午後2時より東洋街の客家会館(Rua Sao Joaquim, 460)で新書発表会を行う。 同書は6年前、郭さんが当地で生まれた甥に中国語を教えるため、ポ語で分かりやすく制作したのがきっかけ。「簡単に学べるものなので、ブラジル人だけ ...

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花伝社『K.消えた娘を追って』=軍政の闇に立ち向かう父の物語=「二度と許されない過ち」

『K.消えた娘を追って』を手に小高さん(花伝社で)

 10月に東京で出版された『K.消えた娘を追って』(ベルナルド・クシンスキー著、小高利根子訳、花伝社)には、軍政時代に娘を拉致された父親が必死に行方を追う中で出会った、不条理の数々が克明に記されている。軍政に不都合な人物は〃闇〃に葬り去られ、二度と現れることがなかった―そこには「人間を呑み込む深淵がある」―と著者は書く。 《この ...

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