2006年10月7日付け 文芸同人誌『国境地帯』(アルミニオ市で菅沼東洋司さん発行)十一号から始まった詩歌サロン『ふろんていら』(十号)が、分離して一冊となった。『国境地帯』の姉妹誌となる。俳句、川柳、短歌、詩がぎっしりつまっている。今号は(A5版)二十一ページ。
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「万句集」を自家出版=天村さん、40年分を手書き
2006年10月6日付け 『天村万句集』がこのほど自家出版された。瀬尾天村さん(俳誌『イッペ』主宰、マリリア在住)の旺盛な創作力の結晶ともいうべき大作である。16×21センチ大の四百ページ。一万句が自選され、収録されている。文字は「活字」でなく「(ペン)筆書き」(自筆)である。 天村さんによれば、昨年七月、〃夢の知らせ〃によ ...
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2006年10月6日付け 俳誌『親睦』(十月号、第四百六十一号)が発行された。扉「一句集」(第四百六十号より)一句「一徹も折れ着ぶくれの好々爺」(春江)、「選句と感想」から浦旗都家子選「どこ向いて見ても正面大枯野」(まさかず)、同栗原三峰選「枯野道牧童むちを鳴らし行く」(美恵)、ほか。
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2006年10月4日付け 『同素体』十月号が発行された。五百十九号「同人作品」から「冬の蝿」(右田春雪、その一句「冬の蝿声も出せずに逃げ廻る」)、同「青空無限」(山口まざかず、その一句「冬蝶や白の気魄に生きる日々」)、五百十七号「同人作品感銘句」宮腰陽子選「完熟の無花果を割る指と指」(句大地)、ほか。 ◇ 文芸同人 ...
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2006年9月30日付け 『朝蔭』九月号(第三百二十三号)が発行された。「句帳(十句)」(牛童子、その一句「四十とせぶり春の皇子の生れ給ふ」)、雑詠(牛童子選)、句評(牛童子)、「茘枝の実」(掘百合子)、「盆踊り」(川上淳子)、「躑躅」(青木駿浪)、ほか。
続きを読む »ショーロを世界に発信したい=日本で楽譜集も出版=フルート奏者熊本さんに聞く
2006年9月28日付け 「ショーロという音楽を世界中に発信していければ」。二〇〇四年からリオに在住、ショーロの普及に熱い思いを持つフルート奏者、熊本尚美さん。〇三年には、日本人として初めてショーロのソロCD「naomi vai pro rio」をブラジルで発売、地元ミュージシャンのレコーディングに参加するなど、ショーロ界では ...
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2006年9月23日付け 『ブラジル川柳』百七十号(〇六年八月三十日)が、ぶらじる川柳社によって、このほど発行された。「巻頭言 移民百周年記念、ぶらじる川柳合同句集発刊に就いて」(柿嶋さだ子)、「弾琴集―会員自選」その一句「闊歩する自己満足の星条旗」(藤井憲子)、同「割れなべを支えた無口な女の手」(由木だるま)、「竹さんの川柳 ...
続きを読む »亜国日系120年を総括=アルゼンチン=移民史戦後編が完成=歴史残す使命感に支えられ=資料はデジタル、ネットワーク化
2006年9月22日付け 二〇〇二年に刊行された「アルゼンチン日本人移住史(戦前編)」に続き、先月、戦後編がまとまった社団法人在亜日系団体連合会(FANA)内のアルゼンチン日本人移民史編纂実行委員会(一色田眸委員長)によるもの。日本人第一号とされる牧野金蔵氏が一八八六年、イギリス船で上陸してから、百二十年。同国日系社会を総括す ...
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2006年9月20日付け 『親睦』九月号(通巻四百六十号)が発行された。扉「一句集」から「蓮根を煮付けて古里身近にす」(須美子)、「遺したし血は薄れても移民の日」(春江)、「追憶は耕地の鐘から移民の日」(まさかず)、ほか。_ ◇ ◇ 『火焔樹』九月号が発行された。扉の一句「ブラジル春満月の父の門」(要一郎)、雑詠(要 ...
続きを読む »若い世代に読んでほしい=「ボーダレスになる日系人」ポ語出版=人文研
2006年9月20日付け 二〇〇二年にサンパウロ人文科学研究所から出版された「ボーダレスになる日系人―ブラジルの日系社会論集」のポルトガル語版(題「Nipo-Brasileiros Processo de Assimilacao」)が今月刊行された。出版費用は宮坂國人財団が助成している。 「ボーダレス―」はブラジルの日系社会 ...
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