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俳句

「ニッケイ俳壇」にメール投句を

 「ニッケイ俳壇」の新しい選者の伊那宏さんが、メール投句を呼びかけている。伊那さん選による次の「ニッケイ俳壇」は、10月10日付けで開始する予定。  現在、準備を進めており、投句を募集中だ。伊那さんはコンピューターに慣れ親しんでおり、珍しくメールでの投句も受けるとのこと。  メール投句は「toyosujap@bol.com.br ...

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第8回文協主催「全伯俳句大会」=特選、秀作を一気に発表=移民の日常詠う秀作ぞろい

大会の様子

 【兼題部門】冬季一切、五句投句、投句総数は620句、投句者数は124人。特選(◎)は12句、他は秀作108句。選者は12人(アイウエオ順)。    ▼青木駿浪選 ◎冬の月苦難分ちたる妻はなく    カンポ グランデ   鈴川 麦秋  卒寿なお耕す人生まだつづく       サンパウロ  水野 昌之  牧中の移民の廃家蔓サンジョ ...

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ニッケイ俳壇(915)=富重久子 選

ヴァルゼン・グランデ    飯田 正子 釣りに行く孫の恋人夏帽子 【何と若々しい明るい俳句である事、季語の「夏帽子」がぴったりと動かないよい選択であった。  「孫の恋人」とあるように、自分の子供であるとこの様にのんびりとは詠めないもので、孫となると何となく恋人にも鷹揚になることが、私にも経験があって含みのあるよい俳句であった】 ...

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「平成二十八年度(二〇一六年)第七十回芭蕉翁献詠俳句」入選者

 一般の部 【星野 椿選】特選 御句碑に流るゝ月日立子の忌     二見智佐子 【有馬 朗人選】入選 イペの国に桜を咲かせ移民の碑    湯田南山子 【宇多 喜代子選】入選 針の糸通しあぐねて冬隣       富岡 絹子 蛍飛ぶ路教はりて遠回り       檀  正子 【金子 兜太選】入選 梅干して移民の妻のやすらげる    湯 ...

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第27回伊藤園お~いお茶新俳句大賞(2016年度) ブラジル入選者 

【都道府県賞】

節大き手より豊かな蓬餅  玉田千代美

雑煮食ぶ北斗の見えぬ地に住みて  香山和榮

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ニッケイ俳壇(914)=星野瞳 選

アリアンサ  新津稚鴎

ランプ下げ通いし句会念腹忌
アラポンガ鳴き止めば森がらんどう
木々芽ぐむ枝にぎやかに差し交わし
森の穂にアララが騒ぎ初明り
万緑の中漂へる鷺一羽
大雷の鳴り夕立のはたと止む

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ニッケイ俳壇(913)=富重久子 選

サンパウロ  近藤玖仁子

香水も古き香になり年たてば

【色々な香水を使う人がいるが、すれ違いざまに仄かによい香りが漂ってくるのは、確かに心地よいものである...

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ニッケイ俳壇(912)=星野瞳 選

アリアンサ  新津稚鴎

信濃村のポルトガル人煙草干す
鳩車に似て葦舟や湖は春
アリアンサの鳳梨も供え念腹忌
睦みつつ濁流越えて行きし蝶
富士の絵の額の後に守宮棲む

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ニッケイ俳壇(911)=富重久子 選

スザノ           畠山てるえ 薪を焚く観光列車竹の秋 吐く煙後へ後へと花マナカ マリアフマッサ老幼嬉々と山笑ふ 列車行く町に郊外黄イッペー 浮雲の空にひと掃き竹の秋 【「薪を焚く」観光列車があるとは聴いているが、残念ながらまだ乗ったことは無い。昔窓を開けると、もうもうと煙の入った事を覚えていて何となく懐かしい。  「竹 ...

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第三十八回念腹忌全伯俳句大会

◎席題入選句  寿和選 七十路のこの身にそよぐ木の芽風                 田中美智子 師の忌へと麻州飛び立つ東風の朝                 小原 加代 パレットにピンクを足して春の山                 柳原 貞子 勇気出せパラリンピック負けるなよ                 小林恵美子 ...

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