アリアンサ 新津 稚鴎髭の美男長靴の美女シュラスコに 鳥雲に浮足立って出稼ぎに 混血の貰ひ子なつきクリスマス アマゾンの蘭元日の卓上に 移住地に風鈴と住み六十年【稚鴎さんは十九才の時、単身でモンテビデオ丸に乗りサントスに上陸し、直ちにアリアンサに入植して今日まで一歩も出ず、自分の天地を作り上げた。そこには地 ...
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ニッケイ俳壇(871)=富重久子 選
平成二十七年度 芭蕉祭献詠俳句
<一般の部>【金子兜太選 入選】生き方に確信なきまま木の葉髪 吉田 夏絵【宇多喜代子選 入選】眠さうに満足さうに日向ぼこ 百合由美子【星野椿選 入選】残照の大アマゾンに寒夕焼 青木 駿浪【西村和子選 入選】さわやかな朝や口笛すき通る 佐藤あさ乃<テーマの部>【テーマ「木(樹)」 入選】アマゾンは樹 ...
続きを読む »平成二十七年度 第20回「草枕」国際俳句大会
【有馬朗人選 入選】記念館の移民人形古日傘 坂上美代栄【今井千鶴子選 入選】移民らは梨も林檎も柿も植え 香山 和榮【岩岡中正選 入選】勿体無い勿体無いと生身魂 百合由美子【大久保白村選 入選】地獄見し此の世に生きて原爆忌 武田 知子【大久保白村選 佳作】難波ふく江【岸原清行選 入選】アマゾンは無窮の ...
続きを読む »ニッケイ俳壇(870)=星野瞳 選
ニッケイ俳壇(869)=富重久子 選
サンパウロ 鈴木文子
大西日こもる熱気の窓を開け
【夏の西日は日中よりも我慢出来ない位の厳しさである。そんな西日から守るために日本では簾を下ろしたり、日除けを廻らせたり又、客を待って打ち水をしたりする。
この句は大西日を受けて、熱気の篭った部屋の窓を、ようやく日の落ちたのを見計らって開け放っている一句である。「こもる熱気の」とよく省略の効いた的確な俳句であった】
ニッケイ俳壇(868)=星野瞳 選
お~いお茶俳句大賞=文協が窓口、1月末まで
恒例の「第27回伊藤園お~いお茶新俳句大賞」の申し込みが始まっている。ブラジル日本文化福祉協会が窓口となり、応募用紙も配布している。1月27日必着。 用紙は文協サイト(www.bunkyo.org.br)からも印刷できる。地方担当理事宛にも送付されているため、地方の応募希望者は問い合わせのこと。また以前の申し込み用紙は使用不可 ...
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