文芸

  • 『ぶらじる川柳』刊行=平谷伊佐さん追悼特集も

     『ぶらじる川柳』第65巻第2号(通巻205号)が発行された。平谷伊佐さんの追悼特集号。 オザスコ聖西吟社代表で、2月に逝去した平谷さん(本名=勲)への哀悼の意を込め、追悼句、追悼吟、メッセージが寄せ

  • パナマを越えて=本間剛夫=88

     いよいよコルンバを出発、国境を越えて汽車はボリビアへ入ったが、移民たちは目的地に近かずいた喜びと安心よりもショックの方が大きかった。サントス出発以来、西北に向かうにつれて周囲の風景は次第に「文明度」

  • 『コンデ』とは果物のアテモヤのこと。釈迦頭とチェリモヤを掛け合わせた品種 。(Foto By Muhammad Mahdi Karim (www.micro2macro.net) Facebook Youtube (Own work) [GFDL 1.2 (httpwww.gnu.orglicensesold-licensesfdl-1.2.html)], via Wikimedia Commons)

    ニッケイ俳壇(840)=星野瞳 選

       セーラドスクリスタイス   桶口玄海児 万の民に秋の夜空の美しきアレルイア咲けばアレルイアの山と呼び蜻蛉の空を汚せしウルブの輪マンジオカ州が変れば名の変り    北海道・旭川市       両瀬

  • 勝負け訌争とは、第二次世界大戦後の日本の勝敗をめぐって、終戦直後の日系社会を二分した争いのこと。

    ニッケイ歌壇 (489)=上妻博彦 選

       サンジョゼドスピンニャイス  梶田 きよ 第七まであると聞きたるわが母校朱雀第三尋常高等小学校はなつかしき京都の人の歌よみてふと目につきし円山公園「お出でやす」「お帰りやす」の京言葉うかべてひと

  • 完成した本を手にする著者の赤嶺さん

    笠戸丸沖縄移民を徹底追跡=『未来へ継ぐ裔孫』、日ポ両語で

     笠戸丸移民の4割を占めた325人の沖縄系移民の足跡を徹底調査した『笠戸丸移民 未来へ継ぐ裔孫』(赤嶺園子著、306頁)が発売中だ。80レアル。 本紙と提携関係にある沖縄タイムス(本社・那覇市)から昨

  • パナマを越えて=本間剛夫=87

            4  一九五四年、日本外務省はボリビアに対して移民の可能性を調べるため調査団を派遣した。彼らは二週間の調査ののちサンタクルース地方を選び、それから北西百三十キロのサンファンの土地を購入

  • 『ピンドラーマ』

     コジロー出版社のブラジル情報誌『ピンドラーマ』5月号が発刊された。 「ブラジル面白ニュース」「ブラジル映画を楽しもう!!」「開業医のひとりごと」に、「ブラジル緑の歳時記」やサッカー、グルメ情報、JB

  • 参加者全員での記念撮影

    リベイロンピーレス=第23回全伯虚子忌俳句大会=総合点1位は中馬和子さん

     第23回全伯虚子忌俳句大会が4月21日にリベイロンピーレス市で開催され、各地から俳句愛好家約60人集まった。兼題は虚子忌、運動会、栗、歓喜樹、秋の水。5人の選者が特選、次点の選考を行い、また参加者全

  • パナマを越えて=本間剛夫=86

     農業担当官はブラジルに駐在したことがあり、私が戦後二度目の旅行の際、サンパウロで日本人移住者の候補地選定に動向した間柄だったことを知って親しみが湧いた。彼はボリビアの底地ジャングルに新設されたサンフ

  • 人間の思惑 終着駅が見えて来た「日本国の将来」=カンピーナス 樋口四郎

     最近私は人生の卒業生みたいに何でも自分自身で勝手に決め込み、この先の世渡りをいかがに過ごすべきか等と考えてはハタと我に返る。出来るだけ時間を作っては、下手な随筆等に夢中になり、パソコンに向かって出来

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