連載小説
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連載小説=日本の水が飲みたい=広橋勝造=(120)
ニッケイ新聞 2014年3月20日 『その被害者の名前は『田口聖子』、年令二十八歳、独身、東京都八王子市出身、職業は新聞記者、南伝仏宗(架空)の解散の取材中に森口氏から性的暴力を受け、入院、起訴しよう
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連載小説=日本の水が飲みたい=広橋勝造=(119)
ニッケイ新聞 2014年3月19日 「古川さん、ご苦労でした。彼女の情報が充分取れましたね」 「・・・」 「古川さん、霊気をがっちりキャッチして、よくここまで・・・。大成功でした。それも成仏前の霊気を
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連載小説=日本の水が飲みたい=広橋勝造=(118)
ニッケイ新聞 2014年3月18日 『問題霊ですか』 《そうです。問題霊はいくら努力しても、成仏出来ないそうです。この世で他殺と判断されていればよかったのですが、森口さんの巧妙な手口で病死と判断され、
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連載小説=日本の水が飲みたい=広橋勝造=(117)
ニッケイ新聞 2014年3月15日 「そうですか。その人影、きっとこの車にいますよ」 「えっ! 中嶋さん、本当ですか? それ・・・、そう言われれば、私も、なにか気配を感じます。あれは霊影(れいえい)だ
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連載小説=日本の水が飲みたい=広橋勝造=(116)
ニッケイ新聞 2014年3月14日 古川記者が重い腰を上げて、 「じゃー、帰りますかー」 「はい」黒澤和尚と中嶋和尚が元気よくソファーから立ち上がった。 「(送って行くか?)」古川記者の誘いにマルレニ
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連載小説=日本の水が飲みたい=広橋勝造=(98)
ニッケイ新聞 2014年2月14日 「私の祖先は江戸時代からずっとお寺の住職です」 「じゃー、中嶋さんもお寺の住職ですね?」 「自動的には、・・・、そうです。ですが、それに疑問を持ちまして・・・」 「
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連載小説=日本の水が飲みたい=広橋勝造=(115)
ニッケイ新聞 2014年3月13日 状況がはっきり理解出来ない古川記者に、中嶋和尚が心配して、 「どうしたのですか?古川さん」 「中嶋さんのお経が原因で、俺達が彼女等にセックスサービスしなくては・・・
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連載小説=日本の水が飲みたい=広橋勝造=(114)
ニッケイ新聞 2014年3月11日 「(私、名前、黒澤、ある。よろ~しく、ある)」 黒澤和尚はなんとかカタ~コトのポルトガル語で答えた。 「よし、これで三人、いや、三組出来た。じゃー、出よう」 「(ど
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連載小説=日本の水が飲みたい=広橋勝造=(113)
ニッケイ新聞 2014年3月8日 古川記者は腕を組んで、首をひねり、 「俺の通訳、どこで間違ったのかな?」 「(私、決めたわ、絶対に彼と出るの、だから・・・、あなたが決めてよ)」 「(俺も困るな~。男
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連載小説=日本の水が飲みたい=広橋勝造=(112)
ニッケイ新聞 2014年3月7日 黒澤和尚が古川記者に、 「ここは女が男を選ぶのですね」 「そうですね。と云う事は、女は素人ですよ」 首に絡んだ女の手から逃れながら中嶋和尚が、 「古川さん、こんな事困