連載小説
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わが移民人生=おしどり来寿を迎えて=山城 勇=(62)
彼等は、その後もその組織(訪日研修団)を延長させ、時折り集って座談会等を開いていると云う。 この前も「やれ!一周年だ」と県人会会館で集ったらしく、このようにして彼等(子弟)は彼等で、その一つの絆に
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わが移民人生=おしどり来寿を迎えて=山城 勇=(61)
去年在伯沖縄青年協会着伯25周年を迎え、その記念事業の一つとして子弟の訪日研修団(32名)を派遣しました。 それは私たちの祖先の国を子孫に伝え知らせ、そして日本、そして沖縄の優れた文化、教育、産業
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わが移民人生=おしどり来寿を迎えて=山城 勇=(60)
Aさんは毎週土曜日には私たちのバンカへ野菜を買いに来るのです。底抜けに明るい彼女の性格は誰もが好感を持つタイプで、私も大へん親しみ易い方だと直感はしていたが、それに加えて彼女の主人もまた青年隊である
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わが移民人生=おしどり来寿を迎えて=山城 勇=(59)
会員のほとんどが家計を守る主人公なので、編集員に頼まれてもなかなか参加できず遅々と進まずなんとか2年後に発刊にこぎつけたのであった。 絆を一つにして Atados por um forte laco
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わが移民人生=おしどり来寿を迎えて=山城 勇=(58)
一行は12日午前9時すぎ、県庁を表敬訪問した。知事が上京中のため、比嘉副知事が応対した。比嘉副知事は「ご両親から沖縄のことは聞いていると思うが、ブラジルと沖縄の関係は深い。ブラジルでは日系人の10%
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わが移民人生=おしどり来寿を迎えて=山城 勇=(57)
訪日研修旅行については ①米国(ロサンゼルス・ハワイ)、日本、沖縄の観光 ②父母の故郷を知らす。その国々の良さを知り、視野を広める。 ③近親との交流 ④同世代との交流 ⑤青年隊移住者の努力(成果)を
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わが移民人生=おしどり来寿を迎えて=山城 勇=(56)
以上250人の招待客と関係者並びに隊員と家族で1500人が参加し盛大な祝典は午後8時、賑やかな中に仲宗根正憲の閉会の辞で散会。 11 在伯沖縄青年協会 第一回子弟訪日研修旅行 青年隊にとって197
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わが移民人生=おしどり米寿を迎えて=山城 勇=(55)
小さな組織である青年隊グループによる自主的なスポーツ・文化活動が沖縄県人会にも影響を与え、文化センターとの対立的雰囲気を融和し和らげていく上で、大きな示唆を与えた、と言っても決して過言ではない。
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わが移民人生=おしどり米寿を迎えて=山城 勇=(54)
カーザベルデ地区 瀬名波栄進 宮城真吉 古波蔵実(約200人) カンポ・リンポ地区 城間政吉(約80名) ペンヤ地区 喜納盛忠 久手堅勲(約30名) 日の出地区 花城康栄 喜納茂 伊野波盛雄(約60名
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わが移民人生=おしどり米寿を迎えて=山城 勇=(53)
席上、初めての運動会であり場所も不案内のため委員で各地区の同胞を宣伝勧誘すること。また各地域の青年会を勧誘して地区対抗競技をプログラムに採用し、広範囲のプログラムと観客を集めるよう工夫することが申し