先日、県連の日本祭りに行って来ました。その人の多さ、車の多さにびっくりしました。また、祭りの規模の大きいこと。議員からの支援もなくなったと聞いており、大変だろうなと思いましたが、この不景気の中スポンサーも増え、皆さんの心意気を感じました。 中1日は雨に祟られたようでしたが、終日大賑わいだったようで、15万人も来場したとあり、関 ...
続きを読む »読者寄稿
日本とチリ、海を通じる結びつき(3)=チリ・サンティアゴ在住 吉村維弘央
ペルー滞在は僅かに5日間で、5月20日にカヤオを出航しハワイ国ホノルル港に向かった。カヤオ港からホノルル港迄44日、航程5,526海里を経てホノルル港に投錨。44日間の滞在の後8月5日ホノルル港を出航、9月16日品川湾に帰着した。 カヤオ港よりホノルル港に向かう航程で乗組員の間に脚気患者が続出し、その数は130名を数えたらしい ...
続きを読む »ブラジルに来た当時=スザノ 小林弘江
ブラジルに来た当時、私はポルトガル語を全く話せなかった。ブラジルに行くと決まってからも学ぼうともせず、「行けばなんとかなる」とたかをくくっていた。そして丸3年が過ぎた今も、私は相変わらずポルトガル語が話せずにいる。 この恥ずかしくて情けない現状の言い訳をすると、私の周りには日本語があふれていて、日本語でふつうに会話ができる人達 ...
続きを読む »戦後派と呼ばれて60年=イビウーナ 瀬尾正弘
早いもので、コチア青年移民はブラジルに渡って今年で還暦を迎えた。戦後移民として1955年より12年間にわたって、日本全国より2500人が移住した。18~25才までの独身移民で、戦後育った若人なので、ブラジルの受入れ側ではアプレの傾向があると危惧されていた。予想どおり、当初は様々な話題を引き起こした。 コチア移民は、コチア産業組 ...
続きを読む »練習艦隊=サンパウロ 永松通一
8月5日午前9時、サントス港のブラジル海軍桟橋に海上自衛隊の練習艦隊「やまぎり」と「しまゆき」の2隻が接岸して、入港式典が行われた。旗艦の練習艦「かしま」はリオデジャネイロに分散入港したため、艦隊の司令官不在で実習士官、個艦乗組員も半減して、過去の式典に比べると簡素なものだった。 私もブラジルに来て52年。練習艦隊とは長い付き ...
続きを読む »日本とチリ、海を通じる結びつき(2)=チリ・サンティアゴ在住 吉村維弘央(いくお)
航海日数51日、航行距離5374海里を経て、4月15日、バルパライソに入港した。日本海軍練習船の初めての訪問でもあり、伊藤艦長は詳細な報告を海軍省に提出している。その、報告の中の一部を下記する。【チリ国は南米大陸アンデス山麓の西にあり、国土は細長く北はカマロネス河を境としてペルーにつながり、東はアンデス山脈をはさみボリビア、ア ...
続きを読む »日伯外交120年の絆・日本祭り=サンパウロ 平間浩二
26日は前日の豪雨と打って変わって雲一つない晴天に恵まれた。最終日の今日は、それにふさわしい最高の日本祭り日和となった。 ジャバクァラ・メトロ駅からサンパウロ・エキスポセンター行きの無料送迎バスがピストン輸送している。そのバスに乗ろうとしている行列を見て驚いた。毎年乗っているが、今年ほどの長蛇の列はなかった。待つのは苦痛であっ ...
続きを読む »遠山の金さん(入墨考)=ピラール・ド・スール 伊勢脇英世
鎌谷さんも書いて居られるように、きれいな肌に入墨はいただけません。ぶっ殺しても死にそうもない大男が、腕がまっ黒になる程施してあるのも受入れ難い。 入墨のそもそもの始まりは大昔、一般市民と罪人を区別するために為政者が思いついた模様です(50年以上前の『オール讀物』の、誰の作品だったか『無宿人別帳』にありました)。 ずっと後の話に ...
続きを読む »日本とチリ、海を通じる結びつき(1)=チリ・サンティアゴ在住 吉村維弘央(いくお)
第65期海上自衛隊幹部候補生過程終了、約170名を乗せた練習艦隊が北、中、南米12ケ国16港を160日掛け航海距離数5万4千kmの旅をするべく、さる5月21日、日本を出港した。 今回の練習艦隊の旅は1957年海上自衛隊練習艦艇部隊として練習隊群が編成されてから第59回目に当たるらしいし、今回は訪問国の数も多く、艦隊も練習艦「か ...
続きを読む »思い出=リベイロン・プレット 大河政義
1960年3月13日サントス着の『ブラジル丸』で移住してきた人達が、去る3月13日金曜日にサンパウロの群馬県人会に集い、午前10時から午後3時まで、55年間の歩みを回顧しながら大いに食べ飲みしながら楽しいひと時を過した。今度の集まりにも、コチア青年移民の人達が6名と多く、奥様同伴で出席して下さった人もあった。 『ぶらじる丸』 ...
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