ブラジル労働省は20日、11月度の全就労・失業者台帳(Caged)のデータを発表した。それによると11月は正規雇用が5万8700人分と、11月としては2010年以来、8年ぶりの増加を記録したと20、21日付現地各紙・サイトが報じた。「5万8700人分の正規雇用増加」とは、正確には新規の正規雇用者数と、解雇者数を差し引きした結果 ...
続きを読む »ビジネスニュース
《ブラジル》暑さで販売が好調な扇風機=新規採用の従業員はホクホク
暦の上の夏は12月21日の夜からなのに、20日の最高気温は全州都で30度を超えるなど、暑い春を過ごしていたブラジル。おかげで、扇風機やエアコンが飛ぶように売れている。 全国家電製品製造者協会によると、今年の扇風機の販売数は既に、昨年比5%増しの1千万台を超えている。
続きを読む »サンパウロ新聞、73年の歴史に幕=急激な読者減少と経費膨張で=鈴木編集局長手記を要約掲載
サンパウロ新聞が20日付で廃刊の告知を出した。今月22日付けが通常号としては最後、その後、年末に出す2019年新春特集号(1月1日号)をもって廃刊になると公表した。同日付コロニア社会面トップには、鈴木雅夫編集局長が「本誌廃刊のいきさつ」として、その経緯を記している。大見出しには「急激な読者減と経費膨張が引き金/度重なる運転資金 ...
続きを読む »《ブラジル》今年のコーヒー豆収穫量は史上最大=前年比37%アップの6000万袋
ブラジル国家配給公社(Conab)が18日、今年のブラジル国内のコーヒー収穫量が、史上最大の6165万袋(コーヒー豆は生産国で麻袋に詰められる。1袋に詰める量は60キロ)だったと発表した。 Conabは5990万袋の予測を立てていたが、それを2・9%上回った。
続きを読む »《ブラジル》エンブラエル=米航空機大手ボーイング社と共同出資会社を創設=軍用機部門でもさらに一社
アメリカの航空大手ボーイング社とブラジルの航空機メーカー、エンブラエル社は17日、共同出資(ジョイントベンチャー)で新会社を設立すると発表した。17、18日付現地各紙・サイトが報じている。 新会社はエンブラエル社の商用航空機部門を本体から切り離して創設されるが、設立にはブラジル政府の承認が必要となる。
続きを読む »トヨタ自動車=FX対応HV車、生産開始へ=19年末に世界初、独自開発
ブラジル・トヨタは13日、フレックス対応型ハイブリッド車を、19年末以降に現地生産を開始すると発表した。オ・エスタード紙が14日付けで報じている。 当地で販売される輸入車プリウスには、通常のハイブリッド技術が搭載されているが、ガソリンの代わりにエタノールを燃料として使用できるフレックス対応型ハイブリッド車は初めて。 この技 ...
続きを読む »《ブラジル》12月の家計消費動向指数は前月比4・2%アップ=「庶民が楽観視している」と判断できる、100ポイントには届かず
全国財・サービス・観光・商業連盟(CNC)は14日に、12月の家計消費動向指数(ICF)が91・2ポイントだったと発表した。この値は91・7ポイントだった2015年6月以来となる、3年6カ月ぶりの高指数だ。 11月のICFは87・6ポイントで、上昇率は4・2%だ。4・2%との数値も、上昇率としては8年ぶりの高さとなる。
続きを読む »《ブラジル》国内航空会社への外資参入比率の制限を撤廃=「アヴィアンカ問題は無関係」と
ミシェル・テメル大統領(民主運動・MDB)は13日、国内航空会社への外国資本参入比率制限を撤廃する暫定令(MP)を出したと、13、14日付現地各紙・サイトが報じた。 現行法では、ブラジル国内の航空会社の議決権付株式の80%は、ブラジル資本が所持していなくてはならず、外国資本の参入比率は20%が上限とされていた。
続きを読む »《ブラジル》政策金利Selic年利6・5%で据え置き=今年3月以降で6会合連続
ブラジル中銀は、11、12日に行われた通貨政策委員会(Copom)で、経済基本金利(Selic)を年利6・5%に据え置く事を決めたと、13日付現地各紙が報じた。 Selicは、今年3月に史上最低となる年利6・50%に設定されて以来、6会合連続で据え置きとなった。
続きを読む »■ひとマチ点描■メイソウ、ついに東洋街に
破竹の勢いで快進撃を続ける中国系資本の日用雑貨店「MINISO」(または「メイソウ」)が13日、東洋街の目抜き通りガルボン・ブエノ街13番にオープンした。「ダイソーっぽくてユニクロ風味、それでいて無印良品」と評される同店チェーンを経営するのが、株式会社「名創優品産業」(本社=中国広東省広州、本店=東京都銀座)。 チーフデザイ ...
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